みなさんこんにちは。
本日は、コビトカイマンの生態についてまとめていきたいと思います。
「コビト」と名がつくと、なんだか小さな生き物のように思えてきますが…?
今回はコビトカイマンについてのポイント、
以上9つの点についてお伝えします。
それでは、コビトカイマンの写真を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
コビトカイマンの写真(画像)!特徴や性格は?ペットにできるの?
コビトカイマンとはなにか、それは画像が示してくれます…。
そう、コビトカイマンとは「ワニ」!
名前に「コビト」とついている通り、小型ですが、れっきとしたワニなのです!
小型と言えど、この堂々とした姿、迫力、激しさは隠せるべくもありません。
彼らは「特定指定動物」といい、環境省が指定した「自治体に許可を得ないと飼育できない動物」です。
つまり許可が降りて、設備を整えたら家で飼育することが可能なのです!
一般人が飼えるギリギリのワニ、いったいどこ産なのでしょう?
次はコビトカイマンの生息地をお伝えします!
コビトカイマンの生息地はどこなの?
コビトカイマンは南米の動物です。
南米はアマゾン川とジャングルで知られる通り、自然の宝庫。
彼らもアマゾン川を始め、アンデス山脈の東側の川の至るところに生息しています。
そのためブラジル、ペルー、アルゼンチンと、あらゆる国の動物でもあります。
比較的冷たい水にも耐えられ、夜に長距離を移動することで、他のワニと差別化を図っています。
つまり環境への適応力が高いのです。
恐ろしいことに、コビトカイマンはこの地で見られるワニの中で、最も小型のワニです。
南米に住まうワニには他にもクロカイマンなどがいますが、彼らが4mに達するのに対して
コビトカイマンはもっと小さいのです。
具体的に言うと?それは次の項でお伝えしましょう。
次にコビトカイマンの大きさと寿命をお伝えします!
コビトカイマンが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
コビトカイマンは成人男性の平均身長170㎝程成長する生き物です!
爬虫類は生きている限り大きくなる生き物なので、飼育環境が良ければ、更に巨大になるかも…。
寿命はなんと長生きして60年程とされています。
が、これも飼育次第で前後します。
最低でも20年と、人が成人するくらいの期間は生きるので、どうしても飼育したい人の場合、
数世代で世話をし続ける覚悟が必要ですね!
次はコビトカイマンの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
コビトカイマンの飼育(飼い方)方法は?水槽やケージの選び方も!
このサイズの爬虫類となると、市販で飼育に耐えうるケースは売っていません。
特注のサイズを注文するか、庭などに飼育小屋を建てるかして十分なスペースを確保してあげましょう。
もちろん温度や湿度の管理も大切です。
上記の通り、冷温の水にも多少慣れる生き物ではありますが、氷点下まで下がっては命に関わります。
精々10度を切る位の温度が限界です。
水温・気温は熱帯・亜熱帯の爬虫類を育てる時を参考にしましょう。
また、特定指定動物は、うっかり逃げ出さないように厳重な管理が必要になります。
大きく頑強な生き物は、設備を何かと壊すもの。
コンクリートや鉄、分厚いアクリルなど、頑丈な素材で飼育環境を構築しましょう。
また鍵や扉も二重にするなど、間違っても他人が立ち入らないようにします。
もし適当な設備・管理の下ワニを飼育しよう…!
なんてことをしたら、半年程の懲役刑を喰らうこともありえます。
くれぐれもご注意を!
次にコビトカイマンの餌と量、与え方をお伝えします!
コビトカイマンの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
無論、ワニは全て肉食です。
とは言え人を食すような大型のワニではないので、エサも豚一頭丸ごとあげる!なんてしなくてOKです。
小動物や魚を食べるので、マウスやウズラ、鶏に加え、手ごろな大きさの魚を与えましょう。
コストを考えると、フナやカエルなどの生き物をエサ用に殖やすのがおすすめです。
色々なエサをバランスよく与えましょう。
また、死骸は早めに取り除き、水の環境を保ちましょう。
次はコビトカイマンの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
コビトカイマンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
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コビトカイマンに関わらず、すべての爬虫類は総排泄孔の様子で性別を見分けます。
腹側、尾の付け根、総排泄孔の近くが膨らんでいたらオスです。
コビトカイマンは別段オスメスで外見に差異が出る生き物ではないため、他に見分け方はありません。
ベビー個体だと判り辛いので、ショップの店員さんとよく相談して購入しましょう。
次にコビトカイマンがかかりうる病気と対策方法をお伝えします!
コビトカイマンがかかりうる病気は?対策方法も!
水の中の食べ残しやフン、ゴミをそのままにしてはいけません。
飲み水、体を包む水が汚染されているも同じです。呼吸器や皮膚の病気になるばかりか、
その他重大な内臓疾患になりえます。
ポンプなどのろ過設備を整えておきましょう。
また大きな動物を飼っていると、力や巨体に負けない為設備や各種補強がとかく重く硬く成りがちです。
ヒーターの類など、うっかり水に落ちて漏電したりすることがないよう、気をつけましょう。
次はコビトカイマンの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
コビトカイマンの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
自然においては、乾季や雨季のタイミングを見計らい、年1回産卵すると言われています。
が、飼育下においては2、3回可能になるなど、まちまちのようです。
大抵爬虫類の繁殖期は、夏や秋口など、卵が成長しやすい時期になりますので、本種もその時期が
近づいたら意識してよさそうです。
交尾が終わると、4~5ヶ月で産卵します。
産卵したら卵は別容器に、天地無用で保管して、孵化をまちましょう。
この時の温度が高温ならばメス、やや低温ならばオスに傾くようです。
次にコビトカイマンの販売価格や値段をお伝えします!
コビトカイマンの販売価格や値段はどれくらいなの?
値段の相場は高くて20数万円程度です。ベビー個体やペアは当然前後します。
ただし、施設を作ることを考えれば、100万近くのお金は必要になります。
まずは金銭的・物理的にそんな余裕があるか確認できてから購入しましょう。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
コビトカイマンのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①コビトカイマンの写真(画像)!特徴や性格は?ペットにできるの?
小型ですが、しっかりとワニの特徴を出しています。
無論ハンドリングはムチャですが、一般人が飼育することはできます。
②コビトカイマンの生息地はどこなの?
南米のアマゾン川などに生息しています。
比較的色々な環境に適応します。
③コビトカイマンが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
最大でも170㎝程度です。
他の種類と比べれば大きくなりません。
④コビトカイマンの飼育(飼い方)方法は?水槽やケージの選び方も!
とにかく大きな水槽・飼育スペースを作ります。
決して逃がさないよう、鉄壁の守りを固めます。
⑤コビトカイマンの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
肉食なので、マウスやウズラを購入して与えましょう。
ある程度自分で殖やして賄うのが経済的です。
⑥コビトカイマンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
見た目には特に特徴はありません。
尾の付け根、総排泄孔の近くの様子で見てみましょう。
⑦コビトカイマンがかかりうる病気は?対策方法も!
水が汚すぎることによる、呼吸器や消化器、皮膚の病気。
施設不備による事故などが考えられます。
⑧コビトカイマンの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
年に2回程、夏~初秋あたりに産むようです。
卵は別容器にて育てましょう。
⑨コビトカイマンの販売価格や値段はどれくらいなの?
20数万円で売られていますが、当然状態や大きさで前後します。
生体の値段よりも、設備の値段の方がいい金額がします。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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