みなさんこんにちは。
本日は、ヒャン(毒蛇)の生態についてまとめていきたいと思います。
ヒャンはコブラ科ワモンベニヘビ属に分類されるヘビの仲間です。
学名は「Sinomicrurus japonicus」、英語では「Japanese coral snake」という名前で呼ばれています。
「リュウキュウベニヘビ」という別名もあります。
日本では特定動物に指定されています。
今回は、ヒャン(毒蛇)についてのポイント、
以上5個の点についてお伝えします。
それでは、ヒャン(毒蛇)の写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ヒャンの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
(画像引用元:Instagram ziyozi7336様)
こちらがヒャンの写真です。
ヒャンは鮮やかなオレンジ色に黒いバンド模様が入る美しい見た目のヘビです。
夜行性で、主に地表で生活している陸生のヘビです。
ヒャンはコブラ科に属していて、マムシやハブの4~5倍と言われる強力な神経毒を持っています。
日本の毒ヘビと言えばマムシやハブ、ヤマカガシが思い浮かぶと思いますが、実はヒャンも日本に生息しているんです。
恐ろしい毒ヘビのヒャンですが、知名度はとても低いです。
まず、ヒャンはとても臆病で大人しい性格をしているので、人間に見つかっても攻撃せず逃げるだけなんです。
そして、とても小型なヘビなので口も小さくて毒牙が人間の肌を貫通できないんですね。
敵に捕まると尻尾の先の硬い部分で叩いたり、突いたりして反撃します。
人間にはほぼ無害ですが、危険な猛毒を持っていることに変わりはないので、もし野生個体を見かけても触らないようにしましょう。
また、ヒャンは懐くことはありません。
ヒャンの繁殖形態は卵生で、4~6月頃に繁殖・産卵します。
次にヒャンの生息地(分布)についてお伝えします。
ヒャンの生息地(分布)はどこなの?
ヒャンは日本の固有種で奄美群島にのみ生息しています。
奄美群島に生息している個体をヒャンとし、沖縄諸島に生息している個体を亜種のハイと分類しています。
常緑広葉樹林の森林などの湿潤な環境に生息しています。
森林伐採による生息地の破壊や、外来種のフイリマングースに捕食されるなどが原因で数を減らし、準絶滅危惧種になっています。
次は、ヒャンが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するかについてお伝えします。
ヒャンが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ヒャンの成体の平均全長は30~50㎝ほどで、最大でも60㎝ほどの小型のヘビです。
ヒャンの寿命は10年程度です。
そして次に、ヒャンの飼育(飼い方)方法についてお伝えします。
ヒャンの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
ヒャンは特定動物に指定されているため飼育することはできません。
ヒャンは肉食で、自分より小型のヘビやトカゲを捕食します。
最後に、ヒャンの販売価格や値段についてお伝えします!
ヒャンの販売価格や値段はどれくらいなの?
ヒャンは特定動物なので販売されていません。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ヒャン(毒蛇)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは5個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヒャンの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ヒャンは鮮やかなオレンジ色に黒いバンド模様が入る美いヘビです。
マムシやハブの4~5倍と言われる強力な神経毒を持っていますが、口が小さく毒牙は人間の肌を貫通できません。
とても臆病で大人しい性格で、懐くことはありません。
②ヒャンの生息地(分布)はどこなの?
日本の奄美群島に生息しています。
常緑広葉樹林の森林などの湿潤な環境に生息しています。
③ヒャンが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ヒャンの成体の平均全長は30~50㎝ほどで、寿命は10年程度です。
④ヒャンの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
ヒャンは飼育できません。
自分より小型のヘビやトカゲを捕食しています。
⑤ヒャンの販売価格や値段はどれくらいなの?
特定動物なので販売されていません。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像引用元:Instagram miki_wildlife様)
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