みなさんこんにちは。
本日は、ミナミヤモリの生態についてまとめていきたいと思います。
ミナミヤモリは爬虫綱有鱗目ヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲで、学名は「Gekko japonicus」。
昔から日本にも生息するヤモリで、家の守り神としても知られていますね。
今回は、ミナミヤモリについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
それでは、ミナミヤモリの写真を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ミナミヤモリの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
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ミナミヤモリはもともと日本南部の一部地域と台湾、中国の南部のみに生息するヤモリでした。
名前にも「ミナミ」とつく通り、南の温かい地域に生息する種ですね。
しかし近年、他の地域への移入が広がっており、静岡県や三重県、神奈川県でも生息が確認されました。
そのため、もともとミナミヤモリがいなかった地域の在来種が捕食されて数が減少したり、他種との交配によっておこる遺伝子汚染の心配があったりします。
体全体に鱗があり、背中は大きな鱗、四肢は細い鱗で覆われています。
また四肢の指には発達した趾下薄板があり、壁や窓などよじ登ることが可能。
いかにもヤモリといった感じですね。
体色は周囲の環境に合わせて変化させることができます。
褐色から、短時間で淡い灰色まで変化できるようです。
以前まで日本に分布しているヤモリはニホンヤモリのみと考えられていました。
しかし瀬戸内海沿岸部や四国でタワヤモリ、屋久島からヤクヤモリ、それから今回解説しているミナミヤモリが含まれていることが判明したという経緯があります。
さらに最近の研究では、九州から南西諸島に生息するミナミヤモリは、場所によって種を細分化するという説が有力となっています。
次に、ミナミヤモリの生息地をお伝えします!
ミナミヤモリの生息地はどこなの?
ミナミヤモリは、中国、台湾、日本に分布しています。
国内では、九州南部、大隅諸島、トカラ諸島、奄美諸島、沖縄諸島に生息。
神奈川県、静岡県、三重県、和歌山県、高知県、八丈島、屋久島、五島列島には移入した個体が定着しています。
ミナミヤモリは民家周辺でも見かけることができますが、基本的には森林に生息。
ただし防風林や二次林など人の手が加わった、少しひらけた場所に生息しています。
次は、ミナミヤモリが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するのかと寿命をお伝えします!
ミナミヤモリが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ミナミヤモリは成体になると最大で10~13cmほどに成長。
体重がおよそ2~6g程度にしかならない小型のトカゲです。
体つきは平らな形をしており、岩の隙間や木の間などかなり狭い空間にも潜り込むことができます。
寿命はおよそ10年と言われています。
それでは次に、ミナミヤモリの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
ミナミヤモリの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
ミナミヤモリは壁面に張り付きながら移動し、脱走することがよくあります。
そのため蓋がきちんと閉まる飼育ケースを準備しましょう。
ミナミヤモリは小型のトカゲなため、ケースの大きさは幅20cmあれば飼うことができます。
ただ樹上棲の生き物のため、壁面や木を登って活動します。
飼育ケースの中にも観葉植物や太めの枝など立体的に配置し、活動場所を確保してあげましょう。
ミナミヤモリが生息する地域は暖かく湿度が高い地域です。
飼育ケース内の湿度を保てるように定期的に霧吹きをするか、床材を工夫してあげるといいですね。
次に、ミナミヤモリの餌と量や餌やりをお伝えします!
ミナミヤモリの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ミナミヤモリは小さな虫や節足動物を餌として食べます。
ただし生きて動いている餌しか食べません。
さらに自分の頭より大きい虫はあまり食べない傾向にあります。
そのため、飼育環境ではコオロギの幼虫をあげるといいです。
ピンセットで口元まで運んであげて食べさせましょう。
ちなみにコオロギの成虫はミナミヤモリの頭より大きいので、あまり食べません。
そのほかにもミールワームを餌として与えるといいでしょう。
200匹ほど入って数百円で販売されているため、とってもコストパフォーマンスがいいです。
それでは最後に、ミナミヤモリの販売価格や値段をお伝えします!
ミナミヤモリの販売価格や値段はどれくらいなの?
ミナミヤモリは広く分布しており、生息数も多いため割と手頃な値段が設定されています。
希少価値の高いトカゲでは数十万円の値がつく場合もありますが、ミナミヤモリは1匹1,000~2,000円程度の値段で取引されています。
もし家の近くで生息している場合は、自分で捕まえることができれば無料で手に入れられますよ。
ただむやみに野生生物を捕獲するのはよくないため、ペットショップを訪れることをおすすめします。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ミナミヤモリのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ミナミヤモリの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ミナミヤモリはもともと日本南部の一部地域と台湾、中国の南部のみに生息するヤモリでした。
名前にも「ミナミ」とつく通り、南の温かい地域に生息する種ですね。
しかし近年、他の地域への移入が広がっており、静岡県や三重県、神奈川県でも生息が確認されました。
そのため、もともとミナミヤモリがいなかった地域の在来種が捕食されて数が減少したり、他種との交配によっておこる遺伝子汚染の心配があったりします。
②ミナミヤモリの生息地はどこなの?
ミナミヤモリは、中国、台湾、日本に分布しています。
国内では、九州南部、大隅諸島、トカラ諸島、奄美諸島、沖縄諸島に生息。
神奈川県、静岡県、三重県、和歌山県、高知県、八丈島、屋久島、五島列島には移入した個体が定着しています。
③ミナミヤモリが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ミナミヤモリは成体になると最大で10~13cmほどに成長。
体重がおよそ2~6g程度にしかならない小型のトカゲです。
体つきは平らな形をしており、岩の隙間や木の間などかなり狭い空間にも潜り込むことができます。
④ミナミヤモリの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
ミナミヤモリは壁面に張り付きながら移動し、脱走することがよくあります。
そのため蓋がきちんと閉まる飼育ケースを準備しましょう。
ミナミヤモリは小型のトカゲなため、ケースの大きさは幅20cmあれば飼うことができます。
ただ樹上棲の生き物のため、壁面や木を登って活動します。
飼育ケースの中にも観葉植物や太めの枝など立体的に配置し、活動場所を確保してあげましょう。
⑤ミナミヤモリの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ミナミヤモリは小さな虫や節足動物を餌として食べます。
ただし生きて動いている餌しか食べません。
さらに自分の頭より大きい虫はあまり食べない傾向にあります。
そのため、飼育環境ではコオロギの幼虫をあげるといいです。
ピンセットで口元まで運んであげて食べさせましょう。
⑥ミナミヤモリの販売価格や値段はどれくらいなの?
ミナミヤモリは広く分布しており、生息数も多いため割と手頃な値段が設定されています。
希少価値の高いトカゲでは数十万円の値がつく場合もありますが、ミナミヤモリは1匹1,000~2,000円程度の値段で取引されています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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