みなさんこんにちは。
本日は、バタフライアガマの生態についてまとめていきたいと思います。
「バタフライ(蝶々)」とは何とも優美な名前ですね!
今回はバタフライアガマについてのポイント、
以上6つの点についてお伝えします。
それでは気になるバタフライアガマの姿から見ていきましょう!
蝶々に似ていたら…ってそれは「エリマキトカゲ」ですかね?
目次(クリックで飛べます)
バタフライアガマの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
バタフライアガマは、茶褐色のスマートな見た目のトカゲです。
…あまり「蝶々」らしくはありませんね。
いきなり飛んだりもしませんし。
ですがこの茶色一色は、成長と共に変わっていきます。
脇腹に赤や青の鮮やかな模様が出てくるのです!
この鮮やかなカラーは、アガマ科によく見られる特徴の一つです。
日本固有のニホントカゲやカナヘビは、愛らしいフォルムやカラーが人気ですが、
アガマ科はいかにも俊敏そうな顔・体つきが特徴です。
「ミニ恐竜」と言った見た目・生態に魅かれるファンも多いのだとか。
また「レッドタイガー」「ロイヤル」など、種類が多いのも特徴です。
それぞれ色合いや輪郭、サイズが異なります。
かなり細分化されていますので、色の出方も含め、ショップの店員さんに
事情を確認すれば事故も起こらないかと思われます。
性格はさほど狂暴ではなく、鋭い爪にさえ気をつければ、ハンドリングも可能です。
抱きあげるとじたばたせず、慣れれば手づからエサを食べたりもします。
時折気が強いのがいますが、幼体からならばほぼ確実に手乗りにできるでしょう。
次はバタフライアガマの生息地についてお伝えします!
バタフライアガマの生息地はどこなの?
バタフライアガマは「アガマ科」に属するトカゲです。
別名「キノボリトカゲ科」とも言います。
熱帯雨林に住むものもいますが、基本的には乾燥した気候を好みます。
年中渇いた大地で、日光に照らされているのが大好きです。
日本にはキノボリトカゲ一種のみ生息しますが、ユーラシア大陸を始め
東南アジアやアフリカ、オーストラリアにもいるという分布の広さを誇ります。
このバタフライアガマはアジアに生息する一種。
出まわっているものは、ベトナム産や中国産が多いと思われます。
原産地による違いはさほど感じられませんので、気にすることはないでしょう。
それよりも個体の性格や、健康状態などを意識して選びましょう。
次に、バタフライアガマの成体のサイズ・寿命についてお伝えします。
バタフライアガマが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
バタフライアガマは、大きくなっても精々40㎝を超える程度でしょうか。
成人男性なら、片手で楽々制することができるでしょう。
尾を切る「自切」を行わないというのは安心ですね。
その代わりぴゅんぴゅん振り回すのですが…。
寿命については4年が最高程度です。
飼育下だとなかなか環境設定に難しいのが原因のようです。
温度調整や冬眠処置が上手ければ、それくらい長生きしてくれるかもしれません。
次はバタフライアガマの飼育方法についてお伝えします。
バタフライアガマの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
属する科の別名が「キノボリトカゲ科」ですよ?
当然流木などで登れる場所を作ってあげましょう…といいたいところですが。
別段バタフライアガマがキノボリしたくなることはないようです。
そもそもアガマ科でキノボリするのは限られているそうです…。
渇いた砂地に、煉瓦などで隠れ家を作るだけで大丈夫です。
野生と同等の環境に近づけた方が、トカゲもストレスを溜めずに済みます。
ガラスケースは個体の大きさの2倍程度のものを用意したいところです。
日光浴が大好きなので、UV・バスキングライトは決して欠かせません。
珍しいことに、縄張り意識を持たず、野生では数頭が同じ場にいても気にしないのだとか。
面白いことに、バタフライアガマの何種類かは、メスだけで増える「単為生殖」ができるため
「気づいたら小さいのが増えてる!」なんてこともあるかもしれません。
(もちろんオスメスの通常の繁殖も可能ですが)
もちろん血縁関係のない個体同士でも、様子を見つつ多頭飼いが可能なようです。
次にバタフライアガマのエサについてお伝えします。
バタフライアガマの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
実は、バタフライアガマは肉食で、割とえり好みしません。
昆虫類はもちろんのこと、トカゲ用のフードのみならず、カメ用のものも食べるのだとか。
無論栄養が偏らないように、適宜ビタミン剤を与える用意は必要です。
ですが基本的には虫とフードで十分賄えます。
ペットショップで購入できるコオロギの生餌がいいでしょう。
自然で捕まえられるのならばそれに越したことはありません。
ピンクマウスも食べなくはないのですが、そこまで優先して与えるものではありません。
また、暖かい所に住むトカゲは、基本霧吹き程度の水しか要求しません。
ですがバタフライアガマは大量に水を飲みます。
乾燥地帯のトカゲなので、時化らないように、しっかりした水入れを備え付けることをお勧めします。
慣れた個体はスポイトで飲みにくるでしょうが、それでは間に合いませんからね。
次に、バタフライアガマの販売価格の相場についてお伝えします。
バタフライアガマの販売価格や値段はどれくらいなの?
初心者にも飼育が比較的容易なバタフライアガマ。
成体にならないと綺麗な色が出てこないこともあり、一般的にメジャーな爬虫類ではないようです。
しかしおすすめしやすさから、安定した人気を保っています。
成体の値段は6~8万円前後が一般的なようです。
種類が高めというより、色の出具合やどれだけ懐きやすいかの状態に左右されるようですね。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
バタフライアガマのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①バタフライアガマの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
幼体は地味な茶色ですが、成体になり、発情期が近づくと
鮮やかな色が脇腹・腹に浮き出てきます。
あまりじたばたせず、爪にさえ気をつければハンドリングも楽です。
②バタフライアガマの生息地はどこなの?
東南アジア、アフリカ、オーストラリアと、多くの国々で見られます。
十分な暖かさと日光があるところに限られます。
③バタフライアガマが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
成体になると40㎝程度になります。容易にハンドリング可能な重さです。
大切に飼育すれば4年前後まで生きてくれます。飼育環境次第ですね。
④バタフライアガマの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
UV・バスキングライトでしっかり温度と紫外線を保ったケースを用意します。
渇いた砂地に隠れ家を入れてあげましょう。
⑤バタフライアガマの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
基本的なトカゲ用のフードに昆虫の生餌で十分です。
水をしっかりやるのを忘れずに!
⑥バタフライアガマの販売価格や値段はどれくらいなの?
成体で6~8万円程度です。
恐らく色の出方や、個体差によって変動します。
バタフライアガマは、フトアゴヒゲトカゲなどと比べるとあまり見かける機会がないかもしれませんが、大人になった時のカラーを想像すると是非お迎えしたくなるトカゲです。
出会えたら大切にしてくださいね!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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