みなさんこんにちは。
本日は、ムーアカベヤモリの生態についてまとめていきたいと思います。
ムーアカベヤモリはヤモリ科カベヤモリ属に分類され、学名は「Tarentola mauritanica」です。
クロコダイルゲッコーという別名でも呼ばれています。
今回は、ムーアカベヤモリについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
それでは、ムーアカベヤモリの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ムーアカベヤモリの写真(画像)!特徴や性格は?夜行性なの?なつく?
(画像引用元:Instagram deboraeparole様)
ムーアカベヤモリは灰褐色や茶褐色の体色に明るい斑点模様があり、トゲトゲした鱗が特徴的です。
トゲトゲの鱗が怪獣のようでかっこいいですよね。
性格は比較的穏やかですが、ハンドリングが苦手なので触ると口を大きく開けて威嚇したり噛みつきます。
上記のようにムーアカベヤモリは懐くことはないので、できるだけ触らないようにしてあげましょう。
ムーアカベヤモリは樹上棲で、指先には接着性の指下板がついているので、木や壁に登って生活しています。
夜行性のため明るいうちは隠れていますが、寒い日には日中でも出てきて日光浴をすることがあります。
次に、ムーアカベヤモリの生息地(分布)についてお伝えします。
ムーアカベヤモリの生息地(分布)はどこなの?
ムーアカベヤモリはヨーロッパ南部のイタリアやスペイン、地中海沿岸部の北アフリカ、カナリア諸島などの乾燥した温暖地域に生息しています。
岩場や古い建物の壁、木の幹などでよく発見されます。
民家の窓や壁にもよくやって来るようです。
次は、ムーアカベヤモリが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するかについてお伝えします。
ムーアカベヤモリが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ムーアカベヤモリの成体は全長10~15㎝ほどになります。
ムーアカベヤモリの平均寿命は8年ほどです。
次は、ムーアカベヤモリの飼育(飼い方)方法についてお伝えします。
ムーアカベヤモリの飼育(飼い方)方法は?多頭飼いはできるの?紫外線は必要?飼育ケージの選び方も!
ムーアカベヤモリは丈夫で飼育しやすい種です。
ムーアカベヤモリの飼育には、飼育ケージと床材と保温器具と流木と水容器とシェルターと温湿度計が必要です。
ムーアカベヤモリは夜行性なので紫外線は不要です。
多頭飼いも可能ですが、個体によっては喧嘩をする場合もあるためそれぞれの相性などを見て、同じケージに入れるかどうか決めてください。
樹上棲なのでケージは高さを重視して、単独飼育の場合は幅30㎝奥行き20㎝高さ30㎝以上、多頭飼いの場合はもっと広いものを用意します。
床材は手入れが楽なキッチンペーパーやペットシーツで問題ありません。
ムーアカベヤモリの適温は28度前後なので、冬はパネルヒーターを壁に貼り付けて保温しましょう。
乾燥地域に生息しているため湿度はあまり高くなくて大丈夫ですが、乾燥しすぎると脱皮不全になってしまうので2日に1回は霧吹きをします。
壁についた水も飲みますが、いつでも水分補給できるように浅めの水容器も設置し毎日水換えをします。
流木はムーアカベヤモリと同じか少し大きいくらいの太さのものを設置します。
多頭飼いの場合、シェルターは飼育している個体より多めに入れてあげましょう。
シェルターは隠れ場所となるものでしたら流木や植物などでも代用できますよ。
そして次に、ムーアカベヤモリの餌と量についてお伝えします。
ムーアカベヤモリの餌と量はどうする?人口餌は食べる?どう餌やりすればいい?
野生のムーアカベヤモリは昆虫を食べて生活しています。
飼育下でもコオロギやレッドローチなどの餌用昆虫を与えましょう。
個体によっては人工餌にも食いつきますが、生きた昆虫の方が嗜好性は高いです。
昆虫にはカルシウム剤をふりかけて、週に2回3匹ほどケージ内に放して与えます。
それでは次に、ムーアカベヤモリの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします!
ムーアカベヤモリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ムーアカベヤモリのオスとメスは、尻尾の付け根の膨らみで見分けることができます。
尻尾の付け根には総排泄孔があり、その下の膨らみが大きければオス、小さいのがメスです。
小さい時はわかりづらいですが、成長するにつれて区別できるようになりますよ。
次に、ムーアカベヤモリがかかりうる病気についてお伝えします!
ムーアカベヤモリがかかりうる病気は?対策方法も!
ムーアカベヤモリのかかりやすい病気には、クル病や脱皮不全などが挙げられます。
クル病はカルシウム不足が原因となりますので、普段から餌にカルシウム剤をふりかけて与えましょう。
昆虫を主食にしている場合は特に栄養が偏りやすいので注意しましょう。
脱皮不全は前述したように乾燥が原因になります。
霧吹きで湿度を調整し、場合によってはウェットシェルターも使用してみましょう。
そして次に、ムーアカベヤモリの繁殖の時期や産卵の時期についてお伝えします!
ムーアカベヤモリの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
ムーアカベヤモリの繁殖・産卵時期は4~7月頃です。
繁殖期になるとオスは鳴き声をあげたり、頭や尾を振るなどしてメスの気を引きます。
2~3回のクラッチがあり1回のクラッチで2~3個産卵し、2ヶ月ほどで孵化します。
最後に、ムーアカベヤモリの販売価格や値段についてお伝えします!
ムーアカベヤモリの販売価格や値段はどれくらいなの?
ムーアカベヤモリは3,000~4,000円ほどで販売されています。
安価で流通量も多く、爬虫類専門店でよく目にすることができます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ムーアカベヤモリのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ムーアカベヤモリの写真(画像)!特徴や性格は?夜行性なの?なつく?
灰褐色や茶褐色の体色に明るい斑点模様があり、トゲトゲした鱗が特徴的です。
比較的穏やかな性格をしていますが、ハンドリングが苦手で懐くことはありません。
ムーアカベヤモリは夜行性で樹上棲のヤモリです。
②ムーアカベヤモリの生息地(分布)はどこなの?
ムーアカベヤモリはヨーロッパ南部のイタリアやスペイン、地中海沿岸部の北アフリカ、カナリア諸島などに生息しています。
③ムーアカベヤモリが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ムーアカベヤモリの成体は全長10~15㎝ほどで、平均寿命は8年ほどです。
④ムーアカベヤモリの飼育(飼い方)方法は?多頭飼いはできるの?紫外線は必要?飼育ケージの選び方も!
ムーアカベヤモリの飼育には、飼育ケージと床材と保温器具と流木と水容器とシェルターと温湿度計が必要です。
高さを重視して、多頭飼いの場合は広めのケージを用意します。
⑤ムーアカベヤモリの餌と量はどうする?人口餌は食べる?どう餌やりすればいい?
コオロギやレッドローチなどの餌用昆虫を主に与え、個体によっては人工餌も食べます。
カルシウム剤をふりかけて週に2回3匹ほどケージ内に放して与えます。
⑥ムーアカベヤモリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ムーアカベヤモリは尻尾の付け根の膨らみでオスとメスを見分けることができます。
⑦ムーアカベヤモリがかかりうる病気は?対策方法も!
ムーアカベヤモリはクル病や脱皮不全などにかかりやすいです。
普段からカルシウム剤を使用したり、湿度を調整して対策しましょう。
⑧ムーアカベヤモリの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
ムーアカベヤモリの繁殖・産卵時期は4~7月頃です。
⑨ムーアカベヤモリの販売価格や値段はどれくらいなの?
ムーアカベヤモリは3,000~4,000円ほどで販売されています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像引用元:Instagram euinsekten様)
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