みなさんこんにちは。
本日は、ヒョウモンガメの生態についてまとめていきたいと思います。
ヒョウモンガメは、アフリカの乾燥地帯原産のカメになります。
漢字で書くと「豹紋亀」。いったいどんなカメなのでしょうか?
今回はヒョウモンガメについてのポイント、
以上9つの点についてお伝えします。
まずは、ヒョウモンガメの写真をお見せします!
目次(クリックで飛べます)
ヒョウモンガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ヒョウモンガメの姿はこちら。
確かに名前に違わぬ立派な「豹柄」ですね!
リクガメの仲間には放射線状・モザイク状など、綺麗な模様を持つ種類が沢山います。
その中でもこのヒョウモンガメは、かなり人目を引く種類と言えましょう。
この模様はまた、地域によっていくつか亜種が存在し、甲羅の模様の差異で見分けることが可能だそうです。
次はヒョウモンガメの生息地をお伝えします!
ヒョウモンガメの生息地はどこなの?
ヒョウモンガメはアフリカ大陸原産のリクガメです。
ナミビアや南アフリカなど、かなり乾燥した地域に生息します。
暑い日中は木陰に身を潜め、朝方や夕方の涼しい時間帯に、サバンナを歩き回るのです。
そのため高温多湿の日本では、通年の飼育環境を整えるのが重要になってきます。
一旦飼育環境を整えれば、前述の過酷な環境で生きていけるタフネスさがあるので、長い付き合いが
できることでしょう。
次にヒョウモンガメの大きさと寿命をお伝えします!
ヒョウモンガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
リクガメの中には、両手で持てるサイズに収まるものもいれば、両腕でも抱えきれないサイズへ成長するものもいます。
ヒョウモンガメは後者で、大きくなると60㎝もの巨体になります!
さすがに「ゾウガメ」ほどは大きくなりませんが、それでも一般家庭で飼育するには躊躇われる体に成長するのです。
また寿命も50年と長く、飼育するなら親子2代に渡っての付き合いになります。
覚悟して飼育しましょう。
次はヒョウモンガメの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
ヒョウモンガメの飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
ヒョウモンガメも、子どもの時は水槽で飼育しましょう。なんせ体長10㎝もないのですから。
水槽のサイズは60㎝大くらいの、中間サイズにします。
敷材はヤシガラマットなど、乾燥しやすくふんばりやすいものを選びます。
底面ヒーターやバスキングライト、UVライトは必須です。
温度は28~32度、湿度は60%位に保ちましょう。
乾燥地に住むカメですが、皮膚や甲羅、呼吸器のためには、これくらいの湿度が必要です。
霧吹きで適度に湿らせましょう。
またホットスポットは40度近くにし、水槽の隅にでもライトを当てます。
ライト類は事故のないように、外側に設置すると安心です。
成体になると、巨体が入る水槽はありません。
部屋の一角を使用するか、あるいは屋外に飼育スペースを儲けましょう。
外敵や極端な温度変化に対して防護し、いざというときは室内に戻せるようにしていれば安全です。
次にヒョウモンガメの餌と量、与え方をお伝えします!
ヒョウモンガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ヒョウモンガメは完全な草食です。
野生に置いては、植物の芽やら葉、枯草に花に果物と、実にいろいろなものを食べています。
小松菜やレタスなど、葉物野菜をたっぷりと与えましょう。
汚染の心配がなければ、オオバコやタンポポなどの雑草も喜んで食べます。
果物や糖分の高い野菜は、あげすぎに注意!
たまのおやつにしましょう。
食べ残しは直ぐに捨てると、清潔さを保てます。
また水もひっくり返らない、重ための容器に入れてあげます。
野菜で水分を取ることは可能ですが、完全ではないからです。
また本種は積極的に水浴びをします。そのため浅く重く、広い容器が必要なのです。
次はヒョウモンガメの成長速度をお伝えします!
ヒョウモンガメの成長速度は速いの?
ヒョウモンガメならびカメの仲間は、年々古い甲羅がはがれ、下から一回り大きな甲羅が顔を出します。
そうやってどんどん成長して巨大になっていくのです。
ヒョウモンガメの成長速度はというと、リクガメの中では遅いほうです。
とはいえ年間5㎝ずつアップしていくのですから、その伸びしろはすさまじいもの。
人間の子どもでも、年に5㎝伸びていくのはかなり限られた期間ですからね。
それが寿命になるまで毎回あることを考えると…!
ですから本種を飼育する際は、必ず飼育スペースにゆとりを持てる環境を整えてからにしましょう。
屋外飼育は可能ですが、やはり冬や悪天候の時にはしないほうが無難です。
室内で部屋まるまる一室を使用できれば一番良いですね。
次にヒョウモンガメがかかりうる病気、対策方法をお伝えします!
ヒョウモンガメがかかりうる病気は?対策方法も!
爬虫類全般にありがちな「脱皮不全」は、カルシウム不足と日光不足、水分不足で起こります。
甲羅や古い皮膚がはがれないままでいると、不快なだけでなく動きが制限されたり、不衛生になって皮膚炎を起こしたりします。
カルシウム剤の添加やUVライトの使用、霧吹きで解決しましょう。
しかし極端に高湿度にしたり、水浴びするからと言って古い水を放置しておくと、それはそれで
問題になります。呼吸器がやられ、鼻水が止まらなくなるのは危険信号です。
1日に1度はゴミを取り除き、1月に1度は飼育スペースを消毒しましょう。
またぬるま湯の温浴を10分程度させるとよいでしょう。
次はヒョウモンガメの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
ヒョウモンガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
ヒョウモンガメの産卵時期は5~6月、あるいは10~11月頃とされています。
初夏から晩秋の、湿度が程よい時期を好むようです。
ただし日本では未知数のところがあります。地域によって異なることもあるでしょう。
メスは妊娠すると、土を掘って産卵します。最大で20個程産むようです。
飼育下で産卵が見られた場合、親に誤って踏まれたりするのをさけるため、別容器に移しましょう。
この際必ず上下を間違えずに天地無用で移します!
容器には水ゴケなどを敷くか、やわらかな土に埋め戻します。適度に湿らせ、保温し続けます。
次にヒョウモンガメの販売価格や値段をお伝えします!
ヒョウモンガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
ヒョウモンガメは人気の高いリクガメです。
ペットショップでの取り扱いも多く、平均価格は5万円前後です。
ベビーか成体か、オスかメスかで多少上下するかと思われます。
特に美しい模様のものは、10万を超えることも珍しくありません。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ヒョウモンガメのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヒョウモンガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
豹柄のような美しい模様が特徴的なリクガメです。
慣れればピンセットからでもエサを食み、飼いやすい種類です。
②ヒョウモンガメの生息地はどこなの?
乾燥したアフリカ大陸です。
普段は木陰に隠れ、朝方夕方の涼しい時間に、サバンナを歩き回ります。
③ヒョウモンガメの大きさはどれくらい?寿命は?
最大で80㎝程、平均45㎝程です。
寿命は50年に達し、長生きする個体は80年を超えることも!
④ヒョウモンガメの飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
ベビーの頃は中サイズの水槽で大丈夫です。
ですが成体後は屋内屋外問わず、飼育スペースを作るのが賢明です。
⑤ヒョウモンガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ヒョウモンガメは完全植物食です。
体温が上がっている午前中に新鮮な野菜や雑草をあげます。
⑥ヒョウモンガメの成長速度は速いの?
他のリクガメに比べれば遅い方です。
ただし、1年で5㎝は大きくなるので、覚悟が必要です。
⑦ヒョウモンガメがかかりうる病気は?対策方法も!
脱皮不全や呼吸器に問題が起こるときがあります。
いずれにせよ水槽内は清潔にしておきましょう。
⑧ヒョウモンガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
初夏や晩秋に産卵チャンスがあります。
産卵した卵は別に保存しましょう。
⑨ヒョウモンガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
平均で5万円ですが、個体差で大きく変わります。
美しく大きいものはそれなりに値が張ります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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