みなさんこんにちは。
本日は、エロンガータリクガメの生態についてまとめていきたいと思います。
「マダラ」だの「トゲオ」だの、柄や形状が想像できる単語が入ることが多い爬虫類の種類。
今回のエロンガータリクガメに関してはまったく姿が想像できませんね…?
かろうじてカメだとわかるくらい。
今回は、エロンガータリクガメについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、謎を秘めたエロンガータリクガメの写真を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
エロンガータリクガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
不可思議な名前のリクガメの姿はコチラになります。
姿は普通ですね?
https://www.instagram.com/p/B7f0JVVlQMs/?utm_source=ig_web_button_share_sheet
甲羅のキール(盛り上がっている場所のこと)やフチのフォルムも大人しく、皆が想像する
「リクガメ」の姿から大きく外れてはいません。
次は、エロンガータリクガメの生息地をお伝えします!
エロンガータリクガメの生息地はどこなの?
リクガメは世界各国の温暖な気候に生息します。
ギリシャなど地中海に面した気候はリクガメの一大生息地ですが、
このエロンガータリクガメはアジア産です。
中国、インド、ネパール、ミャンマーなど。
乾季と雨季が交互に訪れる、草木がまばらな草原や、落葉が積もる森林に住んでいます。
リクガメですが乾燥は苦手なために、雨季に活動を盛んにし、乾季には強い日差しを避けて生活しています。
現地では身近な動物でしたが、食料とされる他、ペットブームにより野生数が激減しています。
現在流通しているのは、いわゆる繁殖個体です。
次に、エロンガータリクガメの大きさと寿命をお伝えします!
エロンガータリクガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
家で飼えるカメの種類としては、エロンガータリクガメはごくごく平均的なサイズ感です。
甲長は最大でも35㎝を超える程度でしょう。
それなりの重量はありますが、女性でも飼育が可能なレベルです。
エロンガータリクガメの寿命は25年程とされています。
生活環境をいかに整えるかによって寿命はかなり左右されます。
爬虫類は特に問題がなければ、年々「成長」する生き物です。
是非長生きさせて、夢の36㎝以上を実現させてあげたいですね!
次は、エロンガータリクガメの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
エロンガータリクガメの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
リクガメということで、水棲ガメのようなプールは必要ありません。
ですが「雨季」を好む生き物のため、床材や湿度には気をつけてあげましょう。
湿度は60~70度が理想的です。
高温多湿の日本の夏に向いていますね。
水槽の近くに温湿度計を置くと便利ですよ。
何も水槽の中を常にびしょびしょにしておくことはありませんが、ヤシガラマットなど、保湿性の
高いものを選ぶことが重要です。
汚れたら一部取り換え、1月に一回は全とっかえすると清潔です。
温度は28度前後、夜間は2、3度下げましょう。寒い日は底面ヒーターを活用します。
ホットスポットは必要です。35度~40度が理想です。
カメとの距離間をよく測り、落下事故のないようしっかり取りつけます。
次に、エロンガータリクガメの餌と量、与え方をお伝えします!
エロンガータリクガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
リクガメの多くがそうですが、本種もほぼ草食の生き物です。
野生においては昆虫や死骸なども一部食べているようですが、飼育下でタンパク質を多くやりすぎると
肥満の原因になりえます。コオロギなどは2週間に1度程度で済ませましょう。
ただしベビーの時は、成長促進のため、たんぱく質を多めに上げます。また、食事の回数は1日3回です。
大人になってからは2日に1度程度で大丈夫。
野菜や雑草、時折果物を中心とし、カルシウム剤を添加するくらいでいいでしょう。
小松菜やチンゲン菜を特に好みます。水分の多い野菜を上げるときは、やりすぎに注意します。
また、どんなときでも飲み水は別途用意します。ひっくり返らない容器に入れましょう。
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次は、エロンガータリクガメのかかりうる病気や対策方法をお伝えします!
エロンガータリクガメがかかりうる病気は?対策方法も!
エロンガータリクガメに限らず、爬虫類全般の問題として、鱗や甲羅にトラブルが起きることが多いです。
脱皮不全はその最たるもので、古い甲羅が上手く外れない時は、これを疑ってください。
日光浴やカルシウム、湿度が不足して起こります。
3本柱が崩れないよう、日ごろから飼育環境の細かいデータを記録しておくといいですよ。
また、本種の場合、高温多湿な飼育環境のせいでケース内部にカビや細菌が繁殖しやすいので
掃除はこまめに行います。
1月に1度は飼育容器を消毒し、インテリアなどもよく洗い、乾かします。
カメ自身にも人肌より温めの水で温浴させると効果的です。時間は10~30分程度で構いません。
雑菌などを落とす他、便秘を解消したり、水分補給したりする機会です。
溺れない深さのバケツなどで行いましょう。
次に、エロンガータリクガメの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
エロンガータリクガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
雨季・乾季と季節が二分される地域に住む生き物は、どちらかの時期に合わせて繁殖期が訪れます。
本種も例外ではなく、雨季に差し掛かる時に繁殖期が来ます。
産卵回数は年に2回程度のようです。
オス・メスを一緒にしておくと、交尾の予兆を見せます。
交尾後、メスが産卵したら、別容器に天地無用で移して経過観察しましょう。
上手くいけば子ガメたちが生まれてきます。
しばらくは子ガメたちだけで育てましょう。
それでは最後に、エロンガータリクガメの販売価格や値段をお伝えします!
エロンガータリクガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
エロンガータリクガメ本種は比較的安価で、3万前後で販売されているようです。
飼育環境が他のリクガメ類と違い、多湿を好むこと、そこそこの大きさになることから
準備に手間暇がかかるため、あまり飼育人口が多くないのが現状です。
実際エロンガータリクガメが自由に動き回れる環境を作るには、将来的に120㎝の水槽は必要です。
時間と空間、どちらにも余裕があるのならば、本種の飼育に挑戦してみてはいかが?
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
エロンガータリクガメのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①エロンガータリクガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ノーマルな見た目のリクガメです。雌雄に差はありません。
②エロンガータリクガメの生息地はどこなの?
中国やインド、ミャンマーなどの高温多湿なアジアです。
飼育する際は、とにかく湿度に気をつけなくてはいけません。
③エロンガータリクガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
リクガメとしては中型で35㎝前後です。
寿命は25年ほどといわれています。
④エロンガータリクガメの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
他のリクガメとは違い、湿度を好むので同じようには飼育できません。
最初の内は60㎝サイズの水槽から始めても良いでしょう。
⑤エロンガータリクガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
植物食ですが、ベビーの内など、昆虫を欲することがあります。
成体に近づくにつれ、徐々にエサの回数を減らします。
⑥エロンガータリクガメがかかりうる病気は?対策方法も!
多湿の環境ゆえ、カビや細菌が繁殖しやすいです。
掃除はこまめに、消毒も適度に行いましょう。
⑦エロンガータリクガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
乾季が終わり、雨季に差し掛かる時期に繁殖シーズンが訪れます。
産卵したら、卵は別容器にて育てましょう。
⑧エロンガータリクガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
3万円前後と、比較的安価ですが、他のリクガメに慣れている人でも
他のリクガメとはまったく違う環境を整備するため、ある程度お金は必要です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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