みなさんこんにちは。
本日は、キンバリーロックモニターの生態についてまとめていきたいと思います。
なんだか爬虫類の種類というより、音楽用語みたいな名前ですが、一体全体どんな生き物なのでしょうか?
今回はキンバリーロックモニターについてのポイント、
以上7つの点についてお伝えします。
まずは、キンバリーロックモニターの写真をお見せします!
目次(クリックで飛べます)
キンバリーロックモニターの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
これがキンバリーロックモニターの画像になります。
・・・なんだかとっても「長い」印象を受けますね。
この独特なフォルムは「モニター」と呼ばれる爬虫類特有のものです。
オーソドックスなトカゲの「アガマ」や、木の幹にぺったり張り付く「ゲッコー」と違い
モニターは陸上性が強い生き物。
鎌首をもたげて、常に周囲を警戒して這いまわるには、この姿勢の方が都合が良かったのでしょう。
(ただし樹上性の強い「ドワーフモニター」も存在しますのであしからず)
別名「ホオスジオオトカゲ」と言われますが、それは顔の横の線から。
体色は褐色をベースに、目のような斑点が規則正しく並ぶユニークなもの。
モニターは種類にもよりますが、割合警戒心が強いものが多いです。
グールドモニターなど、ケースを開けるだけで飛び掛かってくるものも少なからずいます。
それに比べれば、キンバリーロックモニターはまだ大人しい部類です。
慣らせばハンドリングも可能です。
次に、キンバリーロックモニターの生息地をお伝えします。
キンバリーロックモニターの生息地はどこなの?
キンバリーロックモニターの生息地はオーストラリアです。
フトアゴヒゲトカゲなんかと同郷ですね!
年中暑く、紫外線が強く、乾いた気候で暮らしています。
ようはサバナ気候です。
昼行性で、岩場の陰に潜むようにして辺りを警戒しています。
何かあれば岩と岩の隙間に駆け込んで逃げるのです。
次は、キンバリーロックモニターが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するのかをお伝えします。
キンバリーロックモニターが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
キンバリーロックモニターは、大きくなると全長60㎝程度になるようです。
両手で支えれば持て余さない程度の大きさですね。
また寿命ははっきりとはしていませんが、15年程度とされています。
さて、日本とはかなり違う環境からお越しいただいたキンバリーロックモニターを
大切に飼うには、ちゃんとした飼育環境が必要です。
次に、キンバリーロックモニターの飼育(飼い方)方法をお伝えします。
キンバリーロックモニターの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
まずは高温低湿なオーストラリアの気候を思い返しましょう。
出来る限り近い状況を再現しなくてはいけません。
水槽は90㎝サイズの大き目のものを用意しましょう。
複数の飼育を考えているのならば、もっと上のサイズが好ましいです。
岩場を再現するため、たくさん入れてあげましょう。
敷き砂はあまり細かくないものの方が動きやすいそうです。
バスキングライト・UVライトは言うまでもありませんが必須です。
温度は32度±2、3度。バスキングスポットで40度までを心がけます。
湿度は霧吹きを2度程吹いて、それなりの湿気を保ちましょう。
縄張り争いをする種ではないので、水槽が広ければ広い分、多頭飼いも可能です。
次は、キンバリーロックモニターの餌やりについてをお伝えします。
キンバリーロックモニターの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
キンバリーロックモニターの食性は肉食です。
活餌はもちろんのこと、ピンクマウスなどにもよく食いつきます。
慣れさせるにはピンセットで活餌を与え続けましょう。
また、ビタミン剤・カルシウム剤を適宜追加して、栄養の偏りをなくしましょう。
おろそかにすると、皮膚や各所の病気になりやすくなります。
次は、キンバリーロックモニターがかかりうる病気をお伝えします。
キンバリーロックモニターがかかりうる病気は?対策方法も!
上記の栄養が不足・偏向していると、脱皮不全を引き起こします。
古い皮が脱ぎきれず、手足に絡まった状態で固着し、徐々に衰弱してしまいます。
栄養意外に湿度不足でも引き起こされますので、くれぐれも注意ください。
また暑い所で生きる爬虫類ですから当然ライトの類をフル活用しますが、器具の取り付けが
甘いと火傷や死亡事故に繋がります。
幸い本種は上下に跳びはねることはあまりしません。固定はしっかり行いましょう。
最後に、キンバリーロックモニターの販売価格や値段をお伝えします。
キンバリーロックモニターの販売価格や値段はどれくらいなの?
小型のモニターの中ではかなり高価な本種。
ベビー個体で12、3万円するのもめずらしくありません!
ペアで飼育するか、成体を購入するかで多少変化があるでしょうが、環境を整えるのにかかるお金も
含めると、一挙に30万円くらいはかかることを覚悟しておきましょう。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
キンバリーロックモニターのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①キンバリーロックモニターの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ひょろながいフォルムに規則正しい斑点で、一目見たら忘れられないユニークさ。
割合ハンドリングは可能ですが、時間がかかります。
②キンバリーロックモニターの生息地はどこなの?
オーストラリア出身です。
砂漠に似た暑く、乾いた環境の岩場に生息します。
③キンバリーロックモニターが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
最大で60㎝程の大きさになります。飼育環境次第です。
寿命は15年以上になります。
④キンバリーロックモニターの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
90㎝以上の水槽に、故郷の岩場を模した内装を凝りましょう。
温度湿度管理には重々気をつけます。
⑤キンバリーロックモニターの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
活餌は食いつきがよいです。ピンセットで欲しがるだけ与えます。
あとは様子見で各種栄養剤を投与していきます。
⑥キンバリーロックモニターがかかりうる病気は?対策方法も!
脱皮不全が考えられます。また不衛生にしていれば他の皮膚病の
リスクも高まりますので、こまめに掃除しましょう。
⑦キンバリーロックモニターの販売価格や値段はどれくらいなの?
幼体で12、3万円、成体だと20万円を越えることもあります。
モニター類では中々高価な種類といっても過言ではありません。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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