みなさんこんにちは。
本日は、エメラルドツリーボアの生態についてまとめていきたいと思います。
エメラルドツリーボアは、爬虫綱有鱗目ヘビ亜目ボア科ツリーボア属に分類されるヘビです。
別名「エメラルドボア」「グリーンボア」とも呼ばれています。
今回は、エメラルドツリーボアについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、エメラルドツリーボアの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
エメラルドツリーボアの写真(画像)!特徴や性格は?気性は荒いの?
こちらがエメラルドツリーボアの写真です。
エメラルドツリーボアは、写真の通り、光沢のある鮮やかな黄緑や緑色をしていて、背中には三角形や横縞の白い斑紋が入っています。
しかし、幼体では黄色や赤色をしており、成長するにつれ色がくすんでくることもあります。
エメラルドツリーボアは、爬虫類の中でも鋭く長い牙を持っていることでも有名です。
いったん噛まれてしまうと出血は避けられません。
無毒ではありますが、獲物を逃さないことにも適していますね。
また、写真のように、樹の上でトグロをまきじっとしています。
主に夜行性で地上に降りることはほぼありません。
性格は神経質なものが多く、飼育には向いていないとされています。
次は、エメラルドツリーボアの生息地をお伝えします!
エメラルドツリーボアの生息地はどこなの?どこの動物園にいるの?スリナム産が多いの?
エメラルドツリーボアは、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、ブラジル、フランス、ベネズエラ、ペルー、ボリビアなどの南米に生息しています。
熱帯雨林を好み、完全樹上棲です。
日本の動物園にも多く展示されており、東山動物園や、iZoo、上野動物園などで見られます。
エメラルドツリーボアには体色の種類が多くあります。
最も多いのはアマゾンベースンであり、深みのある緑の体色であり、おとなしい個体が多いとされています。
日本に流通しているのは、スリナム、ガイアナのものが多く、明るめの黄緑色の体色が特徴です。
次に、エメラルドツリーボアの大きさと寿命をお伝えします!
エメラルドツリーボアが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
エメラルドツリーボアは、最大180センチまで成長します。
地域によってはさらに大型になる個体もいるそうです。
また、寿命は10年前後と言われています。
飼育下では短命になることが多く、長くて8年ほどです。
次は、エメラルドツリーボアの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
エメラルドツリーボアの飼育(飼い方)方法は?ハンドリングはできる?飼育ケージの選び方も!
エメラルドツリーボアはペットとして飼育できます。
樹上性のため、高さのあるゲージが必須となり、大きく成長するので横幅も必要です。
飼育されている方の中にはゲージを自作されている方もいます。
そのゲージに太めの樹の枝を並行に設置しましょう。
高温多湿の環境で生活をしていますが、比較的涼しい場所を好む性質もあります。
温度は日中23〜25度、夜間は22度、ホットスポットは30度前後に設定しましょう。
湿度は高めに60〜90%を保ちます。
脱皮不全を防ぐためにも大きめの水入を用意しましょう。
個体によりますが、体についた水滴を舐めて水分補給をすることもあるので、時々霧吹きなどで水分を吹きかけましょう。
エメラルドツリーボアは神経質であり、大きな牙も持っているため、ハンドリングには向いていません。
観賞用に飼育される方がほとんどなのが現状です。
次に、エメラルドツリーボアの餌と量、与え方をお伝えします!
エメラルドツリーボアの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
エメラルドツリーボアは動物食で、爬虫類や鳥類、小型哺乳類などを食べています。
気にぶら下がったまま獲物に巻きつき、締め殺したのちに丸呑みします。
幼体の時にはマウスなどの小型哺乳類を5日に1回のペースで与えましょう。
成体に成長すると、マウスに加えヒヨコや親うずらなどを与えるといいようです。
与える間隔は二週間に1度程度で十分です。
必ずきちんと食べているかの確認をしましょう。
次は、エメラルドツリーボアの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
エメラルドツリーボアの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
エメラルドツリーボアは、卵胎生です。
繁殖は5〜7月ごろでオスが尾を振り、メスにアピールをし始まります。
そして交尾後4〜5ヶ月ほどで30センチの幼体を20匹ちかく、樹の上から産み落とします。
次に、エメラルドツリーボアのベビー(幼体)の販売価格や値段をお伝えします!
エメラルドツリーボアのベビー(幼体)の販売価格や値段はどれくらいなの?
エメラルドツリーボアは、ペットとして飼育されており、日本に輸入されています。
世界に様々な個体がいますが、日本では主に南アフリカの個体が流通しています。
5万〜20万円ほどと高値で取引されています。
それでは最後に、エメラルドツリーとグリーンパイソンの違いをお伝えします!
エメラルドツリーとグリーンパイソンの違いはなに?
エメラルドツリーボアに似ているヘビの中に、グリーンパイソンという個体がいます。
両者とも、樹上性で木に巻きついているなど習性がとても似ています。
グリーンパイソンは、インドネシアなどの東南アジアに生息しており、生息地に違いがあります。
見た目ではピット器官の配置で見分けられます。
前者には上顎のみにあり、後者には上顎の先や下顎の後ろにあります。
また、繁殖形態は卵生で、そこにも違いがあります。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
エメラルドツリーボアのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①エメラルドツリーボアの写真(画像)!特徴や性格は?気性は荒いの?
・光沢のある鮮やかな黄緑、緑色をしている
・鋭い牙を持っているが無毒
・神経質な性格をしている
②エメラルドツリーボアの生息地はどこなの?どこの動物園にいるの?スリナム産が多いの?
・南米に生息している
・日本ではスリナムやガイアナのものが流通している
③エメラルドツリーボアが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
・最大180センチまで成長する
・10年ほど生きる
④エメラルドツリーボアの飼育(飼い方)方法は?ハンドリングはできる?飼育ケージの選び方も!
・高さのあるゲージに太めの樹を設置する
・ハンドリングには向いていない
⑤エメラルドツリーボアの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
・マウスやうずらなどを成長に合わせて与える
⑥エメラルドツリーボアの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
・初夏に繁殖をし、5ヶ月後に産む
⑦エメラルドツリーボアのベビー(幼体)の販売価格や値段はどれくらいなの?
・5万円以上で購入できる
⑧エメラルドツリーとグリーンパイソンの違いはなに?
・生息地、ピット器官の配置、繁殖形態に違いがある
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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