みなさんこんにちは。
ワニをペットにしてみたいなんて思う方もいるのではないでしょうか?
実は、ワニでペットといえばカイマンが主流なんです。
今回はそんなペットで馴染み深いカイマンについてまとめていきたいと思います!
この記事では、以下のポイントに絞ってカイマンの生態を探っていきたいと思います。
それでは、カイマンの特徴からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
カイマンの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
カイマンは、ワニの中でアリゲーター科に属する3つのことを言います。
その3つとは、カイマン属、コビトカイマン属、クロカイマン属で、そこに含まれる6種の総称をカイマンと言います!
カイマンは、ワニの中で特に原始的な特徴が色濃く残っていて、背甲板の発達が悪いです。
口を閉じると下あごの歯は外から見えず、鼻面がやや丸みを帯びているのが特徴です。
そんなカイマンは、魚、水鳥、カエル、トカゲや哺乳類を食べます。
肉食ではありますが、性格はクロコダイルなどに比べるとおとなしいです。
そんなカイマンですが、クロカイマンはアリゲーター科のワニの中で唯一、危険種とされています!
下の写真はそのクロカイマンです。
クロカイマンはカイマンの中で唯一、人を殺せるだけの能力を持っているとされています。
しかし、現在は乱獲により絶滅危惧種に指定されています。
では、クロカイマン以外は安全なのでしょうか?
残念ながら、そんなことはありません。
比較的大人しい性格ですが、安易に刺激をしてしまうと人を襲う可能性があります。
ペットとして数多く飼育されているメガネカイマンは、他のカイマン種と同じく気性が荒いですが、小型なので人を襲うことは滅多にありません。
ちなみに、メガネカイマンの名前の由来は、目と目の間にメガネのような隆起があるからなんです!
言われてみればそう見えるかもしれません!
次はカイマンの生息地についてお伝えします!
カイマンの生息地はどこなの?
主にメキシコ南部から南アメリカにかけての熱帯地方に生息しています!
淡水性なので基本的には、河川に群れですんでいます。
メガネカイマンは適応範囲が広いので、淡水域だけではなくて汽水域、さらには沿岸域でも確認されています。
次は成体になったときのカイマンの大きさと寿命についてお伝えします!
カイマンが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
カイマンは6種の総称のことを言うので、ここでは全体でのお話をします!
成体のカイマンで最も大きい種はクロカイマンで、大きさは最大12メートルになります。
ちなみに、最も小さい種はコビトカイマンで、その大きさは約1メートルです。
下の写真はそのコビトカイマンです!
種類によって大きさが様々なカイマンですが、寿命はどれぐらいなのでしょうか?
環境によって長生きすることもあるので一概にはいえませんが、メガネカイマンの場合は30~40年と推定されています。
ペットとして育てるなら大切に育てて少しでも長生きして欲しいですね!
次はカイマンの飼い方についてお伝えします!
カイマンの飼育(飼い方)方法は?
冒頭でもお話したように、カイマンはペットとして数多く飼われています。
まずは、食事についてお伝えします!
カイマンに限らず、ワニはカロリーを最小限に抑えるので、たくさん食べる必要はありません。
そのため、動物園でのエサやりの場合、頻度は大体1週間に1回程度ととても少ないんです!
それはさすがに少ないのでは?と思う人もいるかもしれません。
ですが、1週間に1回というのはベストな間隔で、与えすぎたとしてもワニはあまり食べないので大丈夫です!
カイマンが食べるものはすでにお話しました。では、エサは何を食べるのでしょうか?
動物園の場合、ワニの頭と同じくらいの量のお肉を与えています。
個人で飼われている場合、水槽で飼っている魚や牛肉や鶏肉を骨ごと食べています!
ちなみに、お腹が空くとうなり声を上げることがあるそうです。
お腹が空たと教えてくれるのは、かわいいですね!
さて、カイマンを含めてワニを飼う前に注意することがあるので簡単にお伝えします!
飼うにあたって、施設基準に基づく施設を設置した上での申請が必要です。
申請には、水槽の指定、厚さ、水槽の高さ、人止め柵と檻との間の距離などの指定があります。
設備以外にも様々な申請が必要です。
飼育を考えている方は、各都道府県の「動物愛護センター」へ前もって電話相談することをお勧めします!
次は繁殖の時期についてお伝えします!
カイマンの繁殖の時期はいつ?
淡水の生き物であるカイマンですが、繁殖する時期はいつなのでしょうか?
種によって多少の違いはありますが、共通する繁殖時期は雨季です!
メスは、産卵の前に水辺の近くに産卵用の巣を作ります。
そして、1度に産む卵の数も種によって違いますが、メガネカイマンの場合は10~40個程の卵を産みます。
卵が孵化をした後は、親子で行動を共にします。メガネカイマンの場合は1年半程一緒にいます。
次は、カイマンが財布の皮に使われるのかとその値段についてお伝えします!
カイマンは財布の皮に使われるの?値段はどれくらい?
ペットとしてのカイマンはお話しましたが、ワニといえば革製品の話も忘れてはいけません。
革製品のうち、今回は財布に使われるのかに焦点を当てます!
カイマンの皮はカバンや財布といった小物に多く使われています。
ワニの皮自体、「背ワニ」と「はらワニ」と呼ばれるの2種類があり、背中側を使用している背ワニには、個体差はほとんどないので見分けは難しいです。
しかし、お腹側は骨質部が多く、細かなシワやクレーターのような模様が特徴です。
そんなカイマンの皮のを使った財布の値段はどれくらいなのでしょうか?
カイマンはクロコダイルより安く、大体2万円前後です。
残念ながらカイマンは安いので、クロコダイルの偽物という扱いを受けることもあります。
次は、カイマン、アリゲーター、クロコダイルの違いについてお伝えします!
カイマンとアリゲーターとクロコダイルの違いは?
ここまで色々お話しましたカイマンですが、アリゲーターとクロコダイルとの3つとの違いはなんでしょうか?
カイマンはアリゲーター科なので、外見の違いはさほどありませんが、クロコダイルは大きく違います。
クロコダイルとの最大の違いは人を襲うと言われるほどの獰猛さを持っていることです。
そして、外見の違いはクロコダイルを上から見るとシャープなV字の頭をしていることです!
上の写真のように、クロコダイルは口を閉じた時に下あごの前から4番目の牙が見えますが、アリゲーターとカイマンは見えません。
アリゲーターとの違いですが、カイマンは先ほどもお話したようにアリゲーター科で仲間なので、違いはほとんどありません。
では、違いはなんでしょうか?
それは、大きさです。
カイマンはアリゲーターよりも比較的小さく、2~3m程のものが多いです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
カイマンのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①カイマンの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
カイマンとは、アリゲーター科の3属である、カイマン属、コビトカイマン属、クロカイマン属に含まれる6種の総称のことです。
クロコダイルに比べて大人しいですが、安易に刺激をしてしまうと人を襲う可能性があります。
クロカイマンはカイマンの中で唯一の危険種とされ、カイマンの中で唯一、人を殺せるだけの能力を持っているとされています。
メガネカイマンは小型なので人を襲うことは滅多にありません。
②カイマンの生息地はどこなの?
地域はメキシコ南部から南アメリカの熱帯地方にいます。
淡水性なので、基本的に河川などの水辺にすんでいます。
③カイマンが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
最も大きい種はクロカイマンで、大きさは約12メートルです。
メガネカイマンの場合は30~40年と推定されています。
④カイマンの飼育(飼い方)方法は?
カロリーを最小限に抑えるので、エサは1週間に1回程度で大丈夫です。
個人で飼われている場合、水槽で飼っている魚や牛肉や鶏肉を骨ごと食べます。
飼育にあたっては申請が必要です。
⑤カイマンの繁殖の時期はいつ?
繁殖する時期は雨季で、水辺の近くに産卵用の巣を作ります。
⑥カイマンは財布の皮に使われるの?
カイマンの皮はカバンや財布といった小物に多く使われています。
カイマンの皮を使った財布は大体2万円前後です。
⑦カイマンとアリゲーターとクロコダイルの違いは?
クロコダイルとの最大の違いは、人を襲うと言われるほど獰猛なことです。
クロコダイルとの主な外見の違いは、クロコダイルを上から見るとシャープなV字の頭をしているということです。
アリゲーターとの違いはほとんどないですが、大きさはカイマンの方が比較的小さいです。
カイマンに限らずワニは革製品の為の乱獲がされ、それが絶滅危惧に関わってきます。
革製品を選ぶときにその事を頭の片隅にして貰えたらいいなと思います。
それでは今回は、これで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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