みなさんこんにちは。
本日は、キノボリトカゲの生態についてまとめていきたいと思います。
本種はその名の通り、木登りが大好きなトカゲです!
今回はキノボリトカゲについてのポイント、
以上9つの点についてお伝えします。
まずは、キノボリトカゲの写真をお見せします!
目次(クリックで飛べます)
キノボリトカゲの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
木登り大好き、キノボリトカゲ。
姿はこんな感じです。
名前に違わぬ、樹上生活にマッチしたグリーンカラーが映えますね!
本種は多くの亜種が存在しますが、細かな差異はあれど、皆一様にグリーンです。
遠目から見たら若葉と一体化するほどです。
ですがこのグリーン、じつは変化させることができるんです!
褐色となった姿はこちら。同じトカゲとは思えませんね。
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これらの体色変化で作る「保護色」のおかげで、キノボリトカゲは天敵から身を隠せるのです。
性格は被捕食者であることから、日本でよく見かけるトカゲと同レベルくらいには警戒心が強く
あまり懐っこい性格ではありませんが、攻撃的でもありません。
餌付けや飼育環境によって、慣れてくれるでしょう。
次はキノボリトカゲの生息地をお伝えします!
キノボリトカゲの生息地はどこなの?
この鮮やかな体色だと外国生まれと思いがちですが、実は本種は日本原産。
屋久島、与那国島など、沖縄のいくつかの島々に生息しているのです。
沖縄のような亜熱帯の気候で、かつ木々が生い茂る森林地帯がホーム。
敵に襲われると逃げるより、幹を一周して隠れるほど、樹上性に偏った生態です。
人家の近くでも見られることがありますが、その際は壁や天井にひっそりいついているでしょう。
次にキノボリトカゲの大きさと寿命をお伝えします!
キノボリトカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
尾が長い為、余計体が小さく見えるキノボリトカゲ。
その大きさは最大でも25㎝行くか行かないかといったところ。
当然手のひらに乗せることなど簡単です。
むしろ小さすぎて力加減にハラハラするほど軽く、細い体をしています。
寿命はよくわかっていませんが、通常のニホントカゲが野生で7年程度、飼育して10年なことを
考えると、概ね同じくらいと考えていいでしょう。
次はキノボリトカゲの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
キノボリトカゲの飼育(飼い方)方法は?難しいってほんと?
特殊な環境で暮らす生物を飼育することこそ、難しいことはありません。
ましてや本種は、一生をほぼ樹上で過ごす生き物。
飼育環境を整えなければあえなく死んでしまいます。
まずは気温から確認しましょう。沖縄育ちの彼らに、低温は禁物。
とはいえ砂漠に生息する種類でもないので、25~30度程度の温度でとどめましょう。
バスキングライトは必須ですが、UVライトは必ずも常時照射はしなくて構いません。
タイプもごく軽いものにしましょう。
樹上性のトカゲはするする水槽の壁に近寄りますので、火傷防止のためにライトは外へ置きましょう。
次にキノボリトカゲの餌と量、与え方をお伝えします!
キノボリトカゲの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
野生の個体は、アリを始めとする昆虫類を捕食しています。
飼育下でもコオロギなど、小さな虫を与えましょう。
手に入るのならばハエやチョウなどを捕まえてもかまいません。
ピンセットでつまんで与えると、人慣れさせやすいです。食べ残しはすぐ取り除きます。
また、水は水入れに入れて大丈夫ですが、そこから飲まない個体もいます。
そんな時は霧吹きで水槽の壁に水分をつけます。
観葉植物など入れている場合、葉に水をつけるとよく飲みます。
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次はキノボリトカゲの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
キノボリトカゲの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
キノボリトカゲは、雌雄で見た目に変化がある動物ではありません。
尾の付け根にある総排泄孔周辺の様子で雌雄を見分けましょう。
総排泄孔の近くが膨らんで見えたら、オスの可能性が高いです。
次にキノボリトカゲがかかりうる病気、対策方法をお伝えします!
キノボリトカゲがかかりうる病気は?対策方法も!
エサが偏ったり、水分・湿度が足らなかったり、日光不足だと、脱皮不全になります。
古い皮が脱ぎきれないと、活動が制限されるほか、最悪指や手足の欠損にもつながりかねません。
よくよく様子を見ておきましょう。
脱皮不全を防ぐには、霧吹きやUVライトを適切に使う他、カルシウムパウダーをエサに振りかけ与えることです。
次はキノボリトカゲの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
キノボリトカゲの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
本種は春から夏にかけてが繁殖シーズンです。
卵生で、一度に4~8程度の卵を産み落とします。
飼育下では、水ゴケを敷いたケースに天地無用で移し替え、保温し、様子を見ます。
無事孵化したら、しばらくの間は親と別のケースで育てます。
あまり小さいと、親によって捕食される可能性があるからです。
次にキノボリトカゲの販売価格や値段をお伝えします!
キノボリトカゲの販売価格や値段はどれくらいなの?
キノボリトカゲは一匹5000円程です。
ただし条件によって金額にばらつきがあります。
大きさや年齢、健康状態の他、亜種によっても金額はやや異なります。
本種は絶滅危惧種に指定されています。
そのため野生個体の流通はとても少なく、自力で捕獲するのも考え物です。
素直に繁殖個体を購入しましょう。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
キノボリトカゲのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①キノボリトカゲの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
美しいグリーンの体色をした、小さく細いトカゲです。
臆病ですが、人慣れするものもいます。
②キノボリトカゲの生息地はどこなの?
沖縄周辺の島々です。亜種には名前に島の名前がついています。
木々が生い茂る、亜熱帯の森林地帯がホームです。
③キノボリトカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
最大でも25㎝と、手のひらサイズのトカゲです。
寿命は飼育下では10年は生きるとみていいでしょう。
④キノボリトカゲの飼育(飼い方)方法は?難しいってほんと?
通常のトカゲと同じく自切の危険性がある他、爪が鋭いなどの身体的特徴が
飼いづらい要素です。
⑤キノボリトカゲの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
成体は2、3日に1度程度、様子をみて量を測ります。
⑥キノボリトカゲの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
尻尾の付け根にある、総排泄孔の様子で雌雄を見分けます。
難しい人はペットショップの店員さんに相談しましょう。
⑦キノボリトカゲがかかりうる病気は?対策方法も!
環境の拙さによって、脱皮不全を引き起こします。
予防策をしましょう。
⑧キノボリトカゲの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
春から夏にかけて繁殖します。子どもと親はしばらく別々に育ててください。
⑨キノボリトカゲの販売価格や値段はどれくらいなの?
1匹5000円前後です。
野生個体の流通は少ないもの。自力で捕獲するのは避けましょう。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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