みなさんこんにちは。
本日は、アズマヒキガエルの生態についてまとめていきたいと思います。
アズマヒキガエルは東日本に広く生息するカエルで、住宅街でも見かけることがあります。
見たことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、アズマヒキガエルについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
それでは、アズマヒキガエルの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
アズマヒキガエルのかわいい写真(画像)!鳴き声やオタマジャクシの特徴や性格は?毒性はある?症状は?
こちらがアズマヒキガエルの写真です。
そのキャラクターのような顔、むっちりとした体、「かわいい!」と思う人も少なくありません。
ヒキガエルをペットとしてかわいがる人も多いんですよ!
アズマヒキガエルの鳴き声は、「クックックッ」「グゥグゥグゥ」という声をしています。
オタマジャクシは全長3㎝、体色は黒色や濃褐色です。
孵化してから1~3ヶ月でカエルの姿に変態します。
おとなしいアズマヒキガエルですが、実は毒があります。
皮膚から毒液を分泌するので、触ったら必ず手を洗いましょう。
素手で触るとかぶれることもありますし、もし口や粘膜に入ってしまうと痛みや嘔吐の症状が出ることもあります。
次に、アズマヒキガエルの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。
アズマヒキガエルの生息地(分布)はどこなの?東京にいる?外来種(在来種)で絶滅危惧種なの?天敵はだれ?
アズマヒキガエルは、北海道を除く東日本に生息しています。
林や農耕地、草原、公園など生息地は幅広く、民家の庭などで見ることもあります。
アズマヒキガエルが水に入るのは繁殖期だけなので、水場から遠い場所でも見ることができますよ。
アズマヒキガエルは日本の本州に広く分布する在来種で、現在は準絶滅危惧種に指定されています。
これは、現時点では絶滅する危険性は低いが、生息の条件により「絶滅危惧」に移行する可能性がある種のことです。
アズマヒキガエルは毒で身を守ることができるので、天敵は少ないです。
しかしヤマカガシ(日本に広く分布するヘビ)には毒の耐性があり、アズマヒキガエルを捕食するそうです。
それでは、アズマヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するのかと寿命についてお伝えします。
アズマヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
アズマヒキガエルは成体になると6㎝~18㎝になります。
これは地域による個体差があるそうです。
寿命は10年前後です。
野生下では短命で、3~4年と言われていますが、飼育下でしっかり環境を整えてあげると長生きするようです。
次は、アズマヒキガエルの飼育(飼い方)方法とどう餌やりすればいいのかと冬眠についてお伝えします。
アズマヒキガエルの飼育(飼い方)方法は?どう餌やりすればいい?冬眠するの?
アズマヒキガエルの飼育には、30~45㎝のプラケースや水槽を使用します。
乾燥を好むカエルですので、土の内部が湿っている程度の環境が好ましいです。
保湿性のある床材(黒土やヤシガラ、フロッグソイルなど)を使用し、蓋には通気性の良いものを使いましょう。
ケージ内にはアズマヒキガエルが落ち着くことができるシェルターを設置し、体が入る大きさの水入れを置きます。
カエルはお腹の皮膚から水分を吸収しますので、水入れの水は定期的に交換しましょう。
カエルは皮膚の病気が多い生き物です。
糞はこまめに取り除き、ケージ内を清潔に保ち、病気を防ぎましょう。
アズマヒキガエルの餌には、昆虫がおすすめです。
手に入れやすい餌は、コオロギでしょう。
爬虫類専門店や、爬虫類を取り扱うペットショップ、ネット通販でも手に入れることができます。
餌は成体のカエルなら2~3日に1回、幼体であれば毎日与えます。
アズマヒキガエルは野生下では冬眠をしますが、飼育下では冬眠をさせないほうが無難です。
カエルの冬眠には準備が必要で、潜るための床材を準備し、温度管理などをしなければなりません。
温度が上がったことに気づかずそのままにしてしまうと、春になったと勘違いしたカエルが起きてしまい、餌が食べられずに餓死してしまうこともあるのです。
それでは次は、アズマヒキガエルの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします。
アズマヒキガエルの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
アズマヒキガエルの雌雄は、まず鳴くかどうかでわかります。
オスだけが繁殖期に鳴きます。
外見の違いでは、オスの前脚の内側3本の指には「抱きタコ」という黒っぽいタコがあります。
これはメスを抱接する時の滑り止めの役割があります。
また、メスの方が体が大きくなります。
次は、アズマヒキガエルの繁殖の時期や産卵の時期についてお伝えします。
アズマヒキガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
アズマヒキガエルの繁殖時期は、関東では2~3月頃です。
平野部ではソメイヨシノが咲く頃に繁殖期が終わるようです。
繁殖期は地域による差もあり、7月頃まで繁殖が行われるところもあるそうです。
繁殖期になると、池や湿原などの止水にオスのアズマヒキガエルが集まり、「クックックッ」と鳴き始めます。
それでは次は、アズマヒキガエルとニホンヒキガエルの違いはなにかについてお伝えします。
アズマヒキガエルとニホンヒキガエルの違いはなに?
東日本に生息しているのがアズマヒキガエルで、西日本に生息しているのがニホンヒキガエルです。
どちらも非常によく似ているのですが、アズマヒキガエルの鼓膜は大型で、目からの距離よりも鼓膜の直径のほうが大きいのです。
次は、アズマヒキガエルの販売価格や値段はどれくらいなのなのかについてお伝えします。
アズマヒキガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?
アズマヒキガエルの販売価格は1,000円~2,000円です。
ネット通販やオークションでも簡単に購入することができますよ。
次に、アズマヒキガエルの駆除のやり方についてお伝えします。
アズマヒキガエルの駆除のやり方は?
アズマヒキガエルは元々北海道には生息していません。
しかし、最近では北海道の各地で発見されるようになりました。
実は40年ほど前に、人の手により持ち込まれたのだそうです。
このままアズマヒキガエルが増え続けると、北海道の生態系に影響を及ぼすとされ、これ以上生息域が拡大しないよう取り組んでいます。
駆除の方法としては、繁殖時期に池の中にあるひも状の卵を引き上げたり、おたまじゃくしを網ですくい、乾燥させたりする方法があります。
アズマヒキガエルは夜行性ですので、成体のカエルを駆除する場合は日没後に捕獲をします。
最後は、アズマヒキガエルは食べることができるのかについてお伝えします。
アズマヒキガエルは食べることができるの?
アズマヒキガエルを食べる地域もあるそうです。
皮を剥いて串に刺し、焼いて食べるのだそうです。
食べられる部分は後ろ脚がメインで、皮膚には毒がありますので捌く際も注意が必要ですね。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
アズマヒキガエルのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アズマヒキガエルのかわいい写真(画像)!鳴き声やオタマジャクシの特徴や性格は?毒性はある?症状は?
アズマヒキガエルは「クックックッ」「グゥグゥグゥ」と鳴きます。
皮膚には毒があり、触れたり粘膜に入ると、かぶれや痛み、嘔吐の症状が出ます。
②アズマヒキガエルの生息地(分布)はどこなの?東京にいる?外来種(在来種)で絶滅危惧種なの?天敵はだれ?
アズマヒキガエルは北海道を除く東日本に生息しています。
現在は準絶滅危惧種に指定されています。
③アズマヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
成体になると、6~18㎝になります。
寿命は飼育下であれば10年くらいです。
④アズマヒキガエルの飼育(飼い方)方法は?どう餌やりすればいい?冬眠するの?
30~45㎝のプラケースや水槽を用意しましょう。
床材の中が湿っている程度の環境で飼育し、餌にはコオロギが適しています。
餌は成体であれば2~3日に1回与えます。
⑤アズマヒキガエルの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
オスは前脚の内側3本の指に、黒っぽい「抱きタコ」があります。
⑥アズマヒキガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
関東では2~3月頃で、地域によっては7月頃まで繁殖が行われるところもあります。
⑦アズマヒキガエルとニホンヒキガエルの違いはなに?
西日本に生息するのがニホンヒキガエルです。
アズマヒキガエルの鼓膜のほうが大型です。
⑧アズマヒキガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?
1,000~2,000円で販売されています。
⑨アズマヒキガエルの駆除のやり方は?
池から卵を取り出したり、夜に活動する成体のアズマヒキガエルを捕獲したりします。
⑩アズマヒキガエルは食べることができるの?
食用としてアズマヒキガエルを食べる地域もあるようです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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