みなさんこんにちは。
本日は、カイマントカゲの生態についてまとめていきたいと思います。
カイマントカゲとは、爬虫綱有鱗目テユー科カイマントカゲ属に属するトカゲ。
カイマントカゲ属は、ギアナカイマントカゲ(学名:Dracaena guianensis)とパラグアイカイマントカゲ(学名:Dracaena paraguayensis)の2種から構成されています。
しかし、カイマントカゲというと一般的にはギアナカイマントカゲを指します。
今回は、カイマントカゲについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、カイマントカゲの写真を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
カイマントカゲの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
カイマントカゲは、南米に生息する大型のトカゲです。
首から上はオレンジ色、首から下は緑色の非常に特異な体色をしています。
他にはない独特な体色が人気の理由でもありますね。
頭部は大きく頑強で、支える首も太くなっています。
頭から体にかけての背面に並んでいるのが、楕円形の模様がある鱗。
この鱗がワニのようであることから、南米のワニの仲間である「カイマン」の名前をとってカイマントカゲという名が付けられています。
こう書くとワニのような恐いイメージが湧きますが、実際は警戒心が強く臆病な性格をしています。
近付くと口で音を鳴らして威嚇することも。
人間に慣れるには少し時間がかかるかもしれませんね。
飼育する場合は根気よく接していく必要がありそうです。
次に、カイマントカゲの生息地をお伝えします!
カイマントカゲの生息地はどこなの?
カイマントカゲは、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、ガイアナ、スリナム、仏領ギアナなど南米に広く分布しています。
生息している地域の多くは暖かくじめっとした、高温多湿の環境ですね。
生息地は熱帯雨林などの森林地帯や湿地帯。
水辺の陸地を好んで生活しており、水面に出た木の上に登ることで日光浴をします。
また、カイマントカゲ半水棲で陸上で過ごす以外にも多くの時間を水の中で過ごします。
というのも、餌として好んで食べるのが水中にいる貝類。
もちろん泳ぎも得意で、潜って活動することもできます。
次は、カイマントカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するのかと寿命をお伝えします!
カイマントカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
カイマントカゲは、成長すると最大体長120cm程まで大きくなります。
頭と胴体の長さが最大で42cm程度で、体長の半分以上を尾が占めます。
寿命は10~30年ほど。
上手に飼えば、長生きすることができそうですね。
それでは次に、カイマントカゲの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
カイマントカゲの飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
カイマントカゲは半水棲のため、飼育ケース内に陸地と水場の両方がいります。
さらに最大全長120cmにもなるため、かなり大型の飼育ケースを準備する必要がありますね。
体長に合わせて幅180cm程度の飼育ケースで、半分を水場、もう半分に陸地。
水場は潜れるくらいの深さがいりますので、高さのある飼育ケースがいいですね。
飼育ケースの中は24℃~28℃程度を維持。
水温が低くなると水に入らなくなるので、水場の保温も忘れずに。
ホットスポットは、35℃程度にしておきましょう。
床材にはヤシガラ等、保湿性の高いものを使用するよいでしょう。
衛生面の管理として、定期的な交換も必要です。
床材と一緒に水の交換も週に1回は行いましょう。
カイマントカゲは日光浴も必要ですので、バスキングランプや紫外線ライトも設置します。
できれば直射日光で日光浴できるといいですね。
次に、カイマントカゲの餌と量や餌やりをお伝えします!
カイマントカゲの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
野生では水中の貝を主食とするので、飼育下でも巻き貝等を餌として与えます。
タニシやカワニナなどの水生の巻き貝をあげましょう。
タニシやカワニナ以外にも、ムール貝やアサリ等もいいですね。
スーパーなどでも手軽に手に入れることができるし、安くて栄養も豊富なのでおすすめです。
爬虫類ショップにいくと冷凍タニシなども販売されています。
マウスなども食べることはできますが、上手く消化できなかったり、肥満になったりする可能性があります。
貝以外の餌をあげるときは注意しましょう。
タニシやカワニナを与える時は、1日に7~8個あげます。
ピンセットで口もとまで運んで与えるといいですね。
巻き貝など薄い殻の貝だと噛み砕いてそのまま食べることができます。
しかし、タニシなど殻の硬い貝は金づちで少し砕いてからあげると食べやすいですよ。
次は、カイマントカゲは財布の革になるのかや値段をお伝えします!
カイマントカゲは財布の革になるの?値段はどれくらい?
ワニ革の財布やかばんなどよく聞きますよね。
実は、名前にカイマン(南米のワニの仲間)が入っているだけあって、皮革もワニに似ています。
そのため、カイマントカゲの皮革を利用した財布なども存在します。
カイマントカゲはジャクルシーと呼ばれ、主に小型の財布や印鑑ケース等に用いられます。
全面ジャクルシーの製品もありますが、多くは一部にジャクルシーを、ジャクルシー以外の部分は他の皮革を利用している場合が多いです。
他の革製品と比べて希少性は高く感じますが、値段は様々です。
安いものだと1万円程度、高いものだと15万円程度の価格の財布もあります。
それでは最後に、カイマントカゲの販売価格や値段をお伝えします!
カイマントカゲはよく入荷する?販売価格や値段はどれくらいなの?
カイマントカゲは、飼育環境が難しく誰でも手軽に買えるペットではありません。
しかし、一定の需要と人気はあり、価格もかなり高額な設定となっています。
多くは1匹10~15万円ほど。
中には、17万円を超える個体もいます。
ただ、入荷自体も少なくショップで見かける機会も少ないです。
飼いたいと考えている人は、定期的に爬虫類ショップをチェックしましょう。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
カイマントカゲのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①カイマントカゲの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
カイマントカゲは、南米に生息する大型のトカゲです。
首から上はオレンジ色、首から下は緑色の非常に特異な体色をしています。
他にはない独特な体色が人気の理由でもありますね。
②カイマントカゲの生息地はどこなの?
カイマントカゲは、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、ガイアナ、スリナム、仏領ギアナなど南米に広く分布しています。
生息している地域の多くは暖かくじめっとした、高温多湿の環境ですね。
生息地は熱帯雨林などの森林地帯や湿地帯。
水辺の陸地を好んで生活しており、水面に出た木の上に登ることで日光浴をします。
③カイマントカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
カイマントカゲは、成長すると最大体長120cm程まで大きくなります。
頭と胴体の長さが最大で42cm程度で、体長の半分以上を尾が占めます。
寿命は10~30年ほどです。
④カイマントカゲの飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
カイマントカゲは半水棲のため、飼育ケース内に陸地と水場の両方がいります。
さらに最大全長120cmにもなるため、かなり大型の飼育ケースを準備する必要がありますね。
体長に合わせて幅180cm程度の飼育ケースで、半分を水場、もう半分に陸地。
水場は潜れるくらいの深さがいりますので、高さのある飼育ケースがいいですね。
⑤カイマントカゲの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
野生では水中の貝を主食とするので、飼育下でも巻き貝等を餌として与えます。
タニシやカワニナなどの水生の巻き貝をあげましょう。
タニシやカワニナ以外にも、ムール貝やアサリ等もいいですね。
スーパーなどでも手軽に手に入れることができるし、安くて栄養も豊富なのでおすすめです。
⑥カイマントカゲは財布の革になるの?値段はどれくらい?
実は、名前にカイマン(南米のワニの仲間)が入っているだけあって、皮革もワニに似ています。
そのため、カイマントカゲの皮革を利用した財布なども存在します。
カイマントカゲはジャクルシーと呼ばれ、主に小型の財布や印鑑ケース等に用いられます。
⑦カイマントカゲはよく入荷する?販売価格や値段はどれくらいなの?
カイマントカゲは、飼育環境が難しく誰でも手軽に買えるペットではありません。
しかし、一定の需要と人気はあり、価格もかなり高額な設定となっています。
多くは1匹10~15万円ほど。中には、17万円を超える個体もいます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す