【タイマイ(亀)の生態!】絶滅危惧種の理由やウミガメとの違い等7個のポイント!

 

みなさんこんにちは。

本日は、タイマイの生態についてまとめていきたいと思います。

 

タイマイは、爬虫綱カメ目ウミガメ科タイマイ属に分類されるカメです。

学名は「Eretmochelys imbricata」です。

 

今回は、タイマイについてのポイント、

①タイマイの写真(画像)!甲羅の特徴や性格は?毒性はある?ワシントン条約に載っているの?絶滅危惧種の理由はなに?
②タイマイの生息地(分布)はどこなの?現在の生息数や個体数はどれくらいなの?天敵はだれ?
③タイマイが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
④タイマイの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
⑤タイマイの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
⑥タイマイの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
⑦タイマイの種類!名前の由来はなに?ウミガメやオサガメとの違いや見分け方はなに?

 

以上7個の点についてお伝えします。

それでは、タイマイの写真(画像)を見ていきましょう!

 

タイマイの写真(画像)!甲羅の特徴や性格は?毒性はある?ワシントン条約に載っているの?絶滅危惧種の理由はなに?

 

(画像はInstagram@letizia.lazzariniさんより)

 

こちらがタイマイの画像です。

タイマイの外見の特長として、背面は黄褐色地に黒褐色の斑紋があり、腹面は淡黄色です。

背甲の鱗板は若体では敷石状、成長に従って瓦状に重なり、老熟個体では再び敷石状に並びます。

 

タイマイは、他のウミガメが両方の前肢を同時に出して平泳ぎのような泳ぎ方をするのとは違ってタイマイは右前肢と左後肢、左前肢と右後肢を交互に前に出して泳ぐという、特殊な動作を行う事で知られています。

タイマイの卵は食用とされることもあり、食性から肉に毒が含まれることもあります。

食べた人が中毒死した例もあります。

 

タイマイは、鼈甲用や卵も含めた食用の乱獲、生息地であるサンゴ礁の白化による減少、ガス田や油田開発による影響、原油による海洋汚染、漁業による混獲などにより生息数が急激に減少しています。

日本は細工用材料としてタイマイの輸入を続けてきましたが、ワシントン条約では原則として商業取引を禁止しています。

1991年の日米協議において1992年末での輸入禁止が決定し、絶滅危惧IB類に指定されています。

 

次は、タイマイの生息地(分布)をお伝えします!

 

タイマイの生息地(分布)はどこなの?現在の生息数や個体数はどれくらいなの?天敵はだれ?

 

タイマイは、太平洋・インド洋・大西洋の熱帯・亜熱帯の海洋に分布しています。

日本では南西諸島の一部に産卵のため上陸することもあります。

 

タイマイの現在の生息数は、1000~1800頭ほどといわれています。

 

ウミガメの一番の天敵はサメです。といっても成体となってからではなく、それは稚ガメの時の場合です。

成体になってからの天敵はほぼいません。

 

次に、タイマイの大きさと寿命をお伝えします!

 

タイマイが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

 

タイマイは成体になると甲長:60~110cmになります。

タイマイの寿命は30 ~ 50年と言われています。

 

次は、タイマイの飼育(飼い方)方法をお伝えします!

 

タイマイの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?

 

タイマイは絶滅危惧IB類に指定されている為、無許可での飼育・販売などは禁止されています。

 

タイマイは雑食性で海綿類の他にもサンゴやミミズ、節足動物などを食べています。

主にカイメンを食べ、サンゴの死骸を嘴や前肢で取り除いて、サンゴの隙間にいる獲物を好んで食べています。

 

次に、タイマイの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!

 

タイマイの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

ウミガメ類の見分け方は、ウミガメは甲らの長さが80~90㎝、年齢は約25歳くらいで大人になります。性別を見た目で判断するのは難しいと言われています。

1番簡単な見分け方として、甲羅が80㎝以上になるとオスはしっぽが伸びて、メスは子どもと同じで短いまま。つまり甲羅が80㎝以上で尾が長ければオス、短ければメスとなります。

 

次は、タイマイの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!

 

タイマイの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

 

タイマイの繁殖様式は卵生で、一度に32~200個の卵を産みます。

周年繁殖し、砂浜から陸域に入り込んで、植生のあるところで産卵することも多いです。

 

それでは最後に、タイマイの種類をお伝えします!

 

タイマイの種類!名前の由来はなに?ウミガメやオサガメとの違いや見分け方はなに?

 

和名の「タイマイ」は 漢字 で「玳瑁」と書き、 中国語 で「とても 美しい 」を意味します。

また一説には「太曼儀」(タイマンイ、 中国語 で「とても 美しい 姿の 亀 」という意味)が訛って伝わったともされています。

 

タイマイは甲羅が屋根瓦状に積み重なっているのに対して、他の海亀の甲羅は石垣状で重なりがないのが一番の特長です。

タイマイの甲羅の縁は缶詰めの切り口のように、ギザギザしています。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

タイマイのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①タイマイの写真(画像)!甲羅の特徴や性格は?毒性はある?ワシントン条約に載っているの?絶滅危惧種の理由はなに?

タイマイの外見の特長として、背面は黄褐色地に黒褐色の斑紋があり、腹面は淡黄色です。背甲の鱗板は若体では敷石状、成長に従って瓦状に重なり、老熟個体では再び敷石状に並びます。

タイマイの卵は食用とされることもあり、食性から肉に毒が含まれることもあります。

タイマイは、鼈甲用や卵も含めた食用の乱獲、生息地であるサンゴ礁の白化による減少、ガス田や油田開発による影響、原油による海洋汚染、漁業による混獲などにより生息数が急激に減少しています。

タイマイは絶滅危惧IB類に指定されています。

 

②タイマイの生息地(分布)はどこなの?現在の生息数や個体数はどれくらいなの?天敵はだれ?

タイマイは、太平洋・インド洋・大西洋の熱帯・亜熱帯の海洋に分布しています。

タイマイの現在の生息数は、1000~1800頭ほどといわれています。

ウミガメの一番の天敵はサメです。

 

③タイマイが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

タイマイは成体になると甲長:60~110cmになります。

タイマイの寿命は30 ~ 50年と言われています。

 

④タイマイの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?

タイマイは絶滅危惧IB類に指定されている為、無許可での飼育・販売などは禁止されています。

タイマイは雑食性で海綿類の他にもサンゴやミミズ、節足動物などを食べています。

 

⑤タイマイの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

ウミガメの1番簡単な見分け方として、甲羅が80㎝以上になるとオスはしっぽが伸びて、メスは子どもと同じで短いまま。

つまり甲羅が80㎝以上で尾が長ければオス、短ければメスとなります。

 

⑥タイマイの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

タイマイの繁殖様式は卵生で、一度に32~200個の卵を産みます。

周年繁殖し、砂浜から陸域に入り込んで、植生のあるところで産卵することも多いです。

 

⑦タイマイの種類!名前の由来はなに?ウミガメやオサガメとの違いや見分け方はなに?

和名の「タイマイ」は漢字で「玳瑁」と書き、 中国語 で「とても美しい」を意味します。

また一説には「太曼儀」(タイマンイ、 中国語 で「とても美しい姿の亀 」という意味)が訛って伝わったともされています。

 

タイマイは甲羅が屋根瓦状に積み重なっているのに対して、他の海亀の甲羅は石垣状で重なりがないのが一番の特長です。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(アイキャッチ画像はInstagram@floresdivingcentreさんより)

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