みなさんこんにちは。
本日は、ベンガルオオトカゲの生態についてまとめていきたいと思います。
ベンガルオオトカゲはオオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲの仲間です。
英名で「Bengal Monitor」ということから、日本でもベンガルモニターという別名で知られています。
今回は、ベンガルオオトカゲについてのポイント、
以上5個の点についてお伝えします。
それでは、ベンガルオオトカゲの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ベンガルオオトカゲの写真(画像)!特徴や性格は?学名はなに?
(画像引用元:Instagram budding_photo_freaks様)
こちらがベンガルオオトカゲの写真です。
ベンガルオオトカゲは灰褐色の大きな体に明色の斑点模様があり、尻尾は長く1m近くあります。
長い舌の先は割れていて、この舌をチロチロと出し入れすることで周囲の匂いを嗅ぐことができます。
ベンガルオオトカゲは昼行性で、活動を開始する前にまずは日光浴で体温を上げます。
地表性ですが木登りも得意で、若い個体は木のうろなどを巣穴として使っていることもありますよ。
ベンガルオオトカゲの見た目は、ドラゴンのようでなんだか凶暴そうですよね。
でも、実際はとても穏やかな性格で恥ずかしがり屋とも言われていて、人間の姿を見つけると逃げてしまいます。
人間に噛みつくことは滅多にありません。
ベンガルオオトカゲは視力が強く、250m離れている人間の動きを検出できると言われています。
ベンガルオオトカゲの学名は「Varanus bengalensis」といい、意味はそのままベンガルのオオトカゲです。
また、ベンガルオオトカゲは食用と皮革目的で多くの個体が採取されたことで、個体数が減少してしまいました。
それを受けて1975年にCITESの付属書1類に掲載され、国際的に厳重に保護されるようになりました。
日本では1992年まで扱いが保留されていたため、それまでペットとして多くの個体が流通していました。
次にベンガルオオトカゲの生息地(分布)についてお伝えします。
ベンガルオオトカゲの生息地(分布)はどこなの?
ベンガルオオトカゲは、イラン東部・インドシナ半島・中国南西部・マレー半島・インドネシアなどのとても幅広い地域に生息しています。
そのため、分布域の西部に生息している個体群を基亜種の「ニシベンガルオオトカゲ」として、東部の個体群を亜種の「ヒガシベンガルオオトカゲ」と分類しています。
ニシベンガルオオトカゲは乾燥した地域に生息していて、ヒガシベンガルオオトカゲは湿った森林などに生息しています。
そして次に、ベンガルオオトカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するかについてお伝えします。
ベンガルオオトカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ベンガルオオトカゲの成体は平均全長1.6mで、オスの方がメスより大きくなり最大で1.8mにまで成長します。
流石、オオトカゲという名前だけあってとても大きくなりますね。
ベンガルオオトカゲの寿命は20年ほどで、飼育下では22年生きた記録があります。
次はベンガルオオトカゲの飼育(飼い方)方法についてお伝えします!
ベンガルオオトカゲの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
ベンガルオオトカゲはとても大きくなるので飼育ケージは横幅150㎝以上、奥行き80㎝以上の大規模なものが必要になります。
最終的にはケージではなく、部屋の中で飼育するくらいのスペースが必要になりますよ。
ベンガルオオトカゲは力が強いので、脱走されないようにケージに鍵をかけるなどの工夫もしなければなりません。
温度は23度前後、パネルヒーターやバスキングライトも使用しホットスポットは40度以上になるようにします。
可能なら窓辺で直射日光で日光浴をさせてあげましょう。
水分補給用に大きめの水容器を設置して、水が汚れていたらこまめに換えてあげましょう。
適度な湿度も必要になりますので、定期的に霧吹きを行います。
ベンガルオオトカゲは巨体ですが、大きな餌は好みません。
主にカブトムシやザリガニやカニ、カタツムリ、アリなどの小型の生き物を餌にしています。
これらの餌を大量に食べて巨体を保っているようです。
最後にベンガルオオトカゲの販売価格や値段についてお伝えします!
ベンガルオオトカゲの販売価格や値段はどれくらいなの?
現在ベンガルオオトカゲはCITES1に掲載されていて、商業目的での取引は原則禁止されています。
規制される前は多くの個体がペット用に流通していましたが、残念ながら現状ではベンガルオオトカゲを新たに入手するのは不可能だと思われます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ベンガルオオトカゲのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは5個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ベンガルオオトカゲの写真(画像)!特徴や性格は?学名はなに?
ベンガルオオトカゲは灰褐色の大きな体に明色の斑点模様があり、尻尾は長く1m近くあります。
とても穏やかな性格で、人間を見ると逃げてしまいます。
ベンガルオオトカゲの学名は「Varanus bengalensis」です。
②ベンガルオオトカゲの生息地(分布)はどこなの?
ベンガルオオトカゲは、イラン東部・インドシナ半島・中国南西部・マレー半島・インドネシアなどに生息しています。
③ベンガルオオトカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ベンガルオオトカゲの成体は平均全長1.6mで、オスは最大で1.8mにまで成長します。
平均的な寿命は20年ほどです。
④ベンガルオオトカゲの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
飼育ケージは横幅150㎝以上、奥行き80㎝以上の大規模なものが必要になります。
温度は23度前後を保ち、ホットスポットは40度以上になるようにします。
ベンガルオオトカゲはカブトムシやザリガニなどの小型の生き物を餌にしています。
⑤ベンガルオオトカゲの販売価格や値段はどれくらいなの?
現在ベンガルオオトカゲはCITES1に掲載されていて、商業目的での取引は原則禁止されています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像引用元:Instagram m1chael_sm_nature様)
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