【ホエアマガエルの生態!】飼育方法や鳴き声の特徴について等6個のポイント!

 

みなさんこんにちは。

本日は、ホエアマガエルの生態についてまとめていきたいと思います。

 

アマガエル科アマガエル属の一種『ホエアマガエル』は、名前の通りその独特な鳴き声が広く知られています。

爬虫類専門店などで目にする機会が増えた本種…その生態や飼育についてご説明していきたいと思います。

 

今回は、ホエアマガエルについてのポイント、

①ホエアマガエルの写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?学名や英語名はなに?
②ホエアマガエルの生息地(分布)はどこなの?
③ホエアマガエルが成体になると最大でどれくらいの体長や大きさに成長する?寿命は?
④ホエアマガエルの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
⑤ホエアマガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
⑥ホエアマガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

以上6個の点についてお伝えします。

それでは、ホエアマガエルの写真(画像)を見ていきましょう!

 

ホエアマガエルの写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?学名や英語名はなに?

 

上記画像がホエアマガエルです。

 

ホエアマガエルは学名を「Hyla gratiosa」英名は「Barking tree frog」と呼ばれ、文字通りツリーフロッグの仲間です。

アメリカ合衆国の完全固有種であり、ニホンアマガエルのように市街地にも多く進出し、生息する州ではかなり身近な存在です。

イメージ的にはニホンアマガエルより2回りほど大きくなり、かなり重量感があるツリーフロッグと言えるでしょう。

 

ホエアマガエルの鳴き方には「レインコール」と「繁殖音(メインティングコール)」があり、命名の由来は降雨時のレインコールから付けられています。

一般に降雨時には皮膚から水分を吸収することで代謝が上がり、ホエアマガエルは活発になります。

その時の鳴き声が犬のように聞こえることから「吠え」アマガエルと名付けられました。

因みにホエアマガエルの繁殖音は全くの別物で、短く高い音を連続して発します。

 

ホエアマガエルは夜行性であり、日中は草むらや木陰でジッとしています。

特に乾燥する季節では動きは鈍くなり、木の根元や草むらなどに身を潜め、ついには土中に潜り込んでしまうという習性を持ちます。

冬季には全ての個体が土の中に潜り、暖かい季節の到来を待つというわけです。

 

ホエアマガエルは完全肉食性であり、昆虫はもちろん多足動物・クモ・ミミズなどの環形動物・陸生甲殻類…時にはカエルの小型種さえ食べてしまいます。

 

ホエアマガエルはその鳴き声と大きさから威圧感を受けますが、性質は極めて温和です。

むしろ同地区のヘビ類や猛禽類・野生哺乳類等の餌になることが多い下位捕食者であり、やや臆病な点も垣間見えます。

 

ペットフロッグとして各国で飼育されており、飼育の容易さもあってカエル飼育者には古くから好まれているようです。

IUCNでは最も絶滅の危機がない「LC:低危険種」であり、手に入れやすいことも一つの要因でしょう。

 

ホエアマガエルの基本体色は緑色であり、他のアマガエルのように周囲に合わせ保護色を取ります。

その背中には黒や黄色のマダラ模様・斑点があり、腹部は淡いクリーム色寄りの白色です。

 

次に、ホエアマガエルの生息地(分布)についてお伝えします。

 

ホエアマガエルの生息地(分布)はどこなの?

 

繁殖音を出しているオス個体です。

 

ホエアマガエルの生息地はアメリカ合衆国です。

アメリカの完全固有種であり「ルイジアナ州・ミシシッピ州・ノースカロライナ州・ジョージア州・フロリダ州・アラバマ州・サウスカロライナ州」の7つの州に生息が確認されています

他のアマガエル同様、緑を好む樹上性のツリーフロッグですが、前述した環境の変化により柔軟に底生にも移行します。

民家の軒先や思わぬ街中で見つかることもあり、環境を選ばない逞しさも持ち合わせています。

 

次はホエアマガエルが成体になると最大でどれくらいの体長や大きさに成長するかについてお伝えします。

 

ホエアマガエルが成体になると最大でどれくらいの体長や大きさに成長する?寿命は?

 

ホエアマガエルの成体は約5〜7cmまで成長します。

他のカエルと同様に、ややメスの方が大きく育ちますが、極端な巨大化はしないので最大サイズは全長7cmと見てください。

 

特筆すべきは幼生(オタマジャクシ)の大きさであり、ほぼ成体と変わらない5cmにまで成長するのです。

ただホエアマガエルの上陸個体は途端に小型化してしまいます。

この点も一般的なカエルと同じで、ホエアマガエルの飼育のし易さにも繋がっている点です。

 

ホエアマガエルの寿命は約5年と言われています。

国内種の「シュレーゲルアオガエル」はサイズもほぼ同じですが、最大寿命は約10年です。

おそらく元々の生息地の差や冬眠・繁殖に使うエネルギーが、ホエアマガエルの方が大きいことが要因でしょう。

 

それでは次に、ホエアマガエルの飼育(飼い方)方法についてお伝えします。

 

ホエアマガエルの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?

 

ホエアマガエルの飼育はさほど難しくありません。

本来の生息地のように乾燥状態や冬季の低温を避けることで、かなり安定した飼育が可能です。

 

まず一番肝心な気温ですが、これは各種爬虫類用ヒーターやエアコンで22〜27℃ほどに保ちます。

現地では冬眠もするカエルなのですが、飼育下冬眠はややハードルが高くなります。

繁殖を狙わなければ安定した気温を通年保ちましょう。

 

ホエアマガエル飼育用のケージは45cm規格水槽から可能です。

もちろん水槽だけでなくプラケースや両爬虫類用ケージ・衣装箱等でも工夫をすれば問題ありません。

ただし、元々はツリーフロッグ…樹上種なので、高さのあるケージを選びましょう。

湿度維持と脱走防止のための蓋は必需品です。

 

ホエアマガエルはケージの底も生活の場にするので、床材にはかなり気を使いましょう。

基本は保湿性の高い床材、例えばヤシガラ土・ミズゴケ・ピートモスなどを上手く混合し水分を逃さないようにします。

これらの床材導入時は滅菌やアク抜き等の観点から、煮沸消毒をすることをお勧めします。

 

肝心の植物ですが、特にこだわりがなければ、成長も早く滅多なことで枯れない「ポトス」をお勧めします。

ポトスはホエアマガエル飼育だけでなく、ツリーフロッグの飼育者が最も好んで使用する観賞植物です。

葉の柔らかさや値段的にも一番ベストな選択肢ではないでしょうか?

このように基本的な環境は「テラリウム」で整えます。

念のためホエアマガエルの身体がすっぽり入るようなタッパーなどの水容器を入れておくと、いざという時の保険にもなりますよ。

 

ホエアマガエルは多頭飼育可能ですが、初心者の方はペア飼育から始めた方がいいでしょう。

名前の通りレインコール…即ち日常的な霧吹き等の世話で活性化し、吠えるように鳴き始めるからです。

最近は動画サイトなどで事前に確認できますが、生の声と実際の飼育環境によりかなりの齟齬が生じます。

いきなり何匹も飼い、夜間騒音で苦い思いをするよりも、まずは少数飼育を試金石にしてみてください。

 

ホエアマガエルは口に入るサイズの餌ならほぼ何でも食べてくれます。

基本的には汎用性の高い「フタホシ」「ヨーロッパイエコ」のコオロギに頼ることとなります。

少し大きなショップならば「ハニーワーム」「シルクワーム(蚕)」「デュビア」「レッドローチ」も取り扱うことが多いので、なるべく餌のバリエーションは増やしてください。

慣れた個体はピンセットから人工飼料等も食べるので、こちらも試してみましょう。

 

ホエアマガエルの餌がどうしても単食になりがちな場合は、爬虫類用のカルシウム・ビタミンパウダーを活き餌に振りかけて与える必要があります。

極端な栄養の偏りはまず骨形成不全に顕著に表れ、まるで腰が抜けたような状態になってしまうからです。

 

最後に照明ですが、こちらはつけた方が良いと思います。

もちろんなくても問題ありませんが、折角のホエアマガエルをほぼ鑑賞できなくなります。

ホエアマガエルが餌を見つけやすくなり、住処となる植物にも好影響を与えるので、光はかなり有用となります。

 

次に、ホエアマガエルの繁殖の時期や産卵の時期についてお伝えします!

 

ホエアマガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

 

ホエアマガエルの繁殖期は5〜8月です。

 

この期間に池や沼などの止水域で、オスは盛んに繁殖音で鳴き、メスのホエアマガエルに求愛します。

 

ホエアマガエルはかなり多産であり、一度に最低2,000個の1mmの卵を水場に産みつけます。

時には2倍の4,000個もの卵を産卵するほどで、産みつけられた卵は一週間足らずでオタマジャクシになります。

 

オタマジャクシは親と遜色のない大きさになると上陸のスイッチが入り、変体を始めます。

変体後の上陸個体は1〜2cmほどと小さく、人工繁殖の際にはアブラムシやショウジョウバエなどを飼育者が集める必要があります。

 

飼育下繁殖例も多数見かけるホエアマガエルです。

ペアが手に入った方はぜひとも繁殖まで狙ってみてください。

 

最後に、ホエアマガエルの販売価格や値段についてお伝えします。

 

ホエアマガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

ホエアマガエルは外国産のカエルとしてはかなり安価となります。

 

取り扱うお店ごとに異なりますが、最低価格が3,000円ほど、最高価格が6,000円ほどでした。

多くのショップが3,000円台後半〜5,000円ほどで取り扱っています。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ホエアマガエルのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ホエアマガエルの写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?学名や英語名はなに?

ホエアマガエルは「レインコール」「繁殖音(メインティングコール)」の二つを鳴き分けます。

「レインコール」は名前の「吠え」の部分にかかり、犬の鳴き声に相似します。

メインが樹上生活ですが環境の変化により底生生活も行います。

基本的には夜行性なので夜間に頻繁に鳴く帰るということを念頭においてください。

ホエアマガエルの学名は「Hyla gratiosa」英名は「Barking tree frog」と呼ばれています。

 

②ホエアマガエルの生息地(分布)はどこなの?

アメリカ合衆国の完全固有種です。

主にルイジアナ州・ミシシッピ州・ノースカロライナ州・ジョージア州・フロリダ州・アラバマ州・サウスカロライナ州に生息します。

 

③ホエアマガエルが成体になると最大でどれくらいの体長や大きさに成長する?寿命は?

平均体長は5〜7cmでメスの方がやや大きくなります。

イメージ的には国内種のシュレーゲルアオガエルと同サイズです。

寿命は約5年と言われています。

 

④ホエアマガエルの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?

45cm準拠の高さのあるケージでテラリウム飼育をします。

湿度が要なので霧吹きや水入れは必須です。

気温は22〜27℃を保つようにしてください。

樹上・底生両面の性質を持つので、保湿性の高い滅菌した床材・ポトスなどの観葉植物を入れて飼育します。

照明はできれば入れたほうが良いでしょう。

餌は基本食が各種コオロギなどの昆虫類を用い、偏りのないよう様々な種類の生き餌を与えます。

生き餌にはビタミン・カルシウムパウダーを振りかけて与えると、栄養の偏りが少なくなります。

人工飼料などもピンセットから食べることもあるので、試してみましょう。

 

⑤ホエアマガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

現地の5〜8月が繁殖・産卵期となります。

 

⑥ホエアマガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?

基本的に安価な種であり3,000〜6,000円の間で確実に購入可能です。

多くのショップは3,000円台後半から5,000円で販売しています。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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