みなさんこんにちは。
本日は、ミルクヘビの生態についてまとめていきたいと思います。
ミルクヘビはナミヘビ科キングヘビ属に分類されるヘビの仲間です。
ミルクヘビの学名は「Lampropeltis triangulum」といいます。
今回は、ミルクヘビについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、ミルクヘビの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ミルクヘビの写真(画像)!特徴や性格は?検索してはいけないの?名前の由来や和名はなに?
(画像引用元:Instagram temporalis_enterprises様)
こちらがミルクヘビの写真です。
ミルクヘビはツヤのある鱗と赤色、黒色、白色もしくは黄色の派手な横縞模様(バンド模様)が特徴的です。
頭部の模様と体の模様の数や幅によって、25種の亜種に分けられています。
ミルクヘビは夜行性なので日中は木の陰などに隠れて過ごしています。
いかにも毒ヘビというような毒々しい見た目をしていますが、ミルクヘビには毒はありません。
サンゴヘビという別の毒ヘビに擬態しているため、このような派手な体色をしているんですよ。
ミルクヘビは大人しく温厚ですが、少し臆病な性格をしていてハンドリングが苦手な個体が多いようです。
ミルクヘビと聞くとこのヘビはミルクが好きなのかな?と思ってしまいますよね。
実は、餌であるネズミを探して牛舎に入り込んだのを、牛乳が欲しくてやって来たと勘違いをされたことが名前の由来になりました。
そんな面白い勘違いからミルクヘビは英語では「Milk snake」と呼ばれ、和名もそのままミルクヘビです。
また、意外なことにこのミルクヘビは、検索してはいけない言葉として広まっているようです。
どうやら奇形による双頭のミルクヘビの写真が出てくることが、検索してはいけない理由となっているようです。
ただ、ヘビが苦手な人からすると奇形でなくても、ミルクヘビのカラフルな体色などは十分にショッキングなものかもしれませんね。
次に、ミルクヘビの生息地(分布)についてお伝えします。
ミルクヘビの生息地(分布)はどこなの?
ミルクヘビの生息地はアメリカ南部やメキシコ、グアテマラ、南米北部などの幅広い地域です。
主に熱帯雨林などの森林に生息していますが、地域によっては草原や農作地でも見つかることもあります。
熱帯地域に生息しているミルクヘビは冬眠を行いませんが、温帯地域に生息している個体は冬眠を行いますよ。
次は、ミルクヘビが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するかについてお伝えします。
ミルクヘビが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ミルクヘビの成体は全長1~1.6mまで成長します。
亜種によっては最大で2mに達するものや、最大でも60㎝ほどにしかならない小さなものもいます。
ミルクヘビの平均寿命は12年程度ですが、飼育下では20年以上生きることもあるようです。
それでは、ミルクヘビはペットにできるの?飼育(飼い方)方法についてお伝えします!
ミルクヘビはペットにできるの?飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
ミルクヘビはペットとして日本にも輸入されています。
ミルクヘビの飼育には、飼育ケージと床材と保温器具と水容器が必要になります。
上記にプラスして流木やシェルターを入れてあげれば隠れ場所になりますので、ぜひ設置してあげましょう。
飼育ケージの大きさの目安は、ヘビがとぐろを巻いた時の3倍のサイズが良いとされています。
ミルクヘビは中型のヘビなので、横幅60㎝以上奥行45㎝以上あれば問題なく飼育できると思います。
床材はウッドチップやウッドシェイブ、ペットシーツやキッチンペーパーでも大丈夫です。
ミルクヘビは温暖な地域に生息しているので温度は24~28度程度にします。
保温する際はパネルヒーターをケージの半分程度の面積に敷いてあげましょう。
また、ミルクヘビに適している湿度は40~60%なので霧吹きなどで調整してあげてください。
水容器はミルクヘビが全身浸かれるものを設置し、水は毎日交換しましょう。
そして次に、ミルクヘビの食性!餌と量はどうするかについてお伝えします!
ミルクヘビの食性!餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ミルクヘビは肉食で、小型の爬虫類や哺乳類、鳥類や鳥類の卵を餌としています。
野生では主に爬虫類を食べているようですが、飼育下ではマウスに餌付くことがほとんどなので冷凍マウスを与えます。
マウスの大きさの目安は、ミルクヘビの胴体の1番太いところと同じくらいのものを与えます。
餌の頻度や量は成長に応じて変えていきます。
ベビーの頃はピンクマウスを週に2回2匹ほど与えます。
ヤングからサブアダルトでは体の大きさに合ったマウスを週に1回1匹与えます。
アダルトからフルアダルトにはサイズの合うマウスを月に1~2回1匹与えましょう。
ピンセットで与えてもいいですが、ミルクヘビは臆病なのでピンセットでの給仕を怖がることもあるのでその場合は置き餌にしてあげましょう。
それでは次に、ミルクヘビの販売価格や値段についてお伝えします!
ミルクヘビの販売価格や値段はどれくらいなの?アルビノは販売されているの?
ミルクヘビはノーマルカラーの個体だと15,000円前後で販売されています。
アルビノはもちろん、ハイポやタンジェリンなど様々なモルフが販売されています。
これらはノーマルよりも値段は上がり、アルビノは30,000~50,000円ほどで、珍しいモルフだと70,000円近くするものもいます。
最後に、ミルクヘビとサンゴヘビの違いや見分け方についてお伝えします!
ミルクヘビとサンゴヘビの違いや見分け方はなに?
冒頭でも触れたように、ミルクヘビはサンゴヘビという毒ヘビに擬態しています。
サンゴヘビもミルクヘビと同じような赤、黒、黄色の横縞模様を持つヘビです。
一目見ただけでは判断が難しく思えますが、ミルクヘビとサンゴヘビは縞模様にはっきりとした違いがあるんです。
通常、ミルクヘビの縞模様は赤と黄色の間に黒が入るので、赤と黄色が隣り合うことはありません。
それに比べてサンゴヘビの縞模様は、赤と黄色の間に黒は入らずこの2色が隣り合っています。
模様の他に、大きさや生息地の違いもあります。
サンゴヘビの体長は80㎝程度で、アメリカのアリゾナ州とテキサス州、そしてフロリダ州とフロリダ州に接する幾つかの州にのみ生息しています。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ミルクヘビのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ミルクヘビの写真(画像)!特徴や性格は?検索してはいけないの?名前の由来や和名はなに?
ツヤのある鱗と赤色、黒色、白色もしくは黄色の派手な横縞模様(バンド模様)が特徴的です。
サンゴヘビという毒ヘビに擬態しているだけなので、ミルクヘビは無毒です。
ミルクヘビは大人しく温厚ですが、少し臆病な性格をしています。
②ミルクヘビの生息地(分布)はどこなの?
ミルクヘビの生息地はアメリカ南部やメキシコ、グアテマラ、南米北部です。
③ミルクヘビが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ミルクヘビの成体は全長1~1.6mまで成長します。
野生での寿命は12年程度、飼育下では20年程度です。
④ミルクヘビはペットにできるの?飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
ミルクヘビの飼育には、飼育ケージと床材と保温器具と水容器が必要になります。
ケージは横幅60㎝以上奥行45㎝以上あれば問題なく飼育できます。
⑤ミルクヘビの食性!餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
飼育下では冷凍マウスを与え、大きさと頻度や量は成長に応じて変えていきます。
⑥ミルクヘビの販売価格や値段はどれくらいなの?アルビノは販売されているの?
ミルクヘビはノーマルカラーの個体は15000円ほどで販売されています。
アルビノやハイポ、タンジェリンなどのモルフも販売されています。
⑦ミルクヘビとサンゴヘビの違いや見分け方はなに?
ミルクヘビの縞模様は、赤と黄色の間に黒が入るので、赤と黄色が隣り合うことはありません。
サンゴヘビの縞模様は、赤と黄色の間に黒は入らずこの2色が隣り合っています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像引用元:Instagram snake_n_snek様)
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