【ホクリクサンショウウオの生態!】飼育方法や生息地について等4個のポイント!

 

みなさんこんにちは。

本日は、ホクリクサンショウウオの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ホクリクサンショウウオは、富山県と石川県でのみ生息が確認されているサンショウウオです。

あまり人目につかず、その生態について不明な点も多いです。

 

今回は、ホクリクサンショウウオについてのポイント、

①ホクリクサンショウウオの写真(画像)!幼生の特徴や性格は?英語名はなに?
②ホクリクサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?富山県や石川県にいるの?減少理由は?個体数や生息数はどれくらいいる?絶滅危惧種なの?
③ホクリクサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさや体長に成長する?寿命は?
④ホクリクサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?

 

以上4個の点についてお伝えします。

それでは、ホクリクサンショウウオの写真(画像)を見ていきましょう!

 

ホクリクサンショウウオの写真(画像)!幼生の特徴や性格は?英語名はなに?

 

こちらがホクリクサンショウウオの写真です。

 

(Instagram k.goodmog様より)

 

サンショウウオ科サンショウウオ属に分類されます。

 

学名はHynobius takedai、英語名はHokuriku salamanderです。

 

幼生の間は手足が短く、ウーパールーパーのような姿です。

幼生は水中で生活し、数ヶ月から半年かけ、幼生から幼体(上陸すること)になります。

中には幼生のまま冬を越し、翌年の春に変態する個体もいます。

 

両生類は基本的になつく生き物ではありませんが、非常におとなしい性格です。

 

次に、ホクリクサンショウウオの生息地(分布)についてお伝えします。

 

ホクリクサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?富山県や石川県にいるの?減少理由は?個体数や生息数はどれくらいいる?絶滅危惧種なの?

 

ホクリクサンショウウオは能登半島と富山県の一部にのみ生息しています。

富山県と石川県でしか見ることのできない、日本固有種のサンショウウオです。

 

主に流れの少ない池や沼の周辺、倒木や岩の下、落ち葉の下などに生息し、産卵の時期以外は隠れているので人目につくことはあまりありません。

 

開発によりホクリクサンショウウオの生息地である池や沼が減り、水も汚れてしまっているため、生息数は減っています。

富山県の報告によると、ホクリクサンショウウオの生息数は30年間で7割減少したとされています。

 

また、人の手により入ってきたアメリカザリガニがホクリクサンショウウオの幼生を食べてしまうことも、個体数の減少の原因として考えられています。

 

国のレッドリストで絶滅危惧IB類(EN)に、県のレッドデータブックでは絶滅危惧I類に分類されています。

 

石川県では、ホクリクサンショウウオを天然記念物に指定し、生息環境を守る活動が行われています。

 

2007年には、新たな生息域が見つかったという報告もありました。

 

次は、ホクリクサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさや体長に成長するかについてお伝えします!

 

ホクリクサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさや体長に成長する?寿命は?

 

ホクリクサンショウウオの体長は8〜12cmほどです。

成体になるまでには約3年ほどかかり、オスはメスよりもやや大きくなります。

 

寿命は少なくとも8年以上はあると言われています。

 

最後に、ホクリクサンショウウオの飼育(飼い方)方法についてお伝えします!

 

ホクリクサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?

 

石川県ではホクリクサンショウウオは天然記念物に指定され、保護の対象となっていますので飼育することはできません。

 

ホクリクサンショウオを飼育する際の水温は15℃〜20℃が適しています。

 

加温は基本的には不要ですが、10℃を下回ると動きが鈍くなったり、餌食いが悪くなったりするようです。

また、水温が高くなりすぎないように注意しましょう。

 

飼育容器は、小型のプラスチックケースや水槽を使用します。

脱走防止のため、蓋を用意します。

 

繁殖させないのであれば、水場はなくても大丈夫です。

赤玉土や水苔などを湿らせて5cm程度敷いてあげましょう。

湿度を保つために常に湿っている状態にします。

 

餌は節足動物やミミズなどです。

餌が不足すると共食いをする場合もあるので注意しましょう。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ホクリクサンショウウオのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは4個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ホクリクサンショウウオの写真(画像)!幼生の特徴や性格は?英語名はなに?

英語名はHokuriku salamanderです。

幼生の間は手足が短く、ウーパールーパーのような姿です。

中には幼生のまま冬を越し、翌年の春に変態する個体もいます。

 

②ホクリクサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?富山県や石川県にいるの?減少理由は?個体数や生息数はどれくらいいる?絶滅危惧種なの?

富山県と石川県でしか見ることのできない、日本固有種のサンショウウオです。

国のレッドリストで絶滅危惧IB類(EN)に、県のレッドデータブックでは絶滅危惧I類に分類されています。

 

③ホクリクサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさや体長に成長する?寿命は?

体長は8〜12cmほどで、寿命は8年以上です。

 

④ホクリクサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?

ホクリクサンショウウオを飼育する際の水温は15℃〜20℃が適しています。

餌はミミズなどを食べますが、餌不足による共食いの可能性があるので注意が必要です。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(アイキャッチ画像はInstagram makimakiiii1様より)

 

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