みなさんこんにちは。
本日は、ビルマホシガメの生態についてまとめていきたいと思います。
ビルマホシガメは、爬虫綱カメ目リクガメ科リクガメ属に分類されるカメで、学名を「Geochelone platynota」と言います。
今回はビルマホシガメについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、ビルマホシガメの写真を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ビルマホシガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ビルマホシガメの特徴は、なんといっても名前の由来でもある背甲にある星型模様です。
全体的に暗褐色の背甲に、黄褐色や灰褐色の斑紋が放射状に入ります。
独特な模様が非常に美しく、ゆえに密猟の対象になってしまっているんですよね。
インドホシガメと背甲の模様がよく似ていることから亜種とする説もありましたが、現在は有力ではありません。
近年では、土地開発による生息地の破壊や食用、ペット用としての乱獲によって数が激減。
ミャンマーでは法的に保護対象となっており、捕まえたり、輸出したりすることは禁止されています。
さらに、絶滅のおそれのある野生動物として2013年にはCITESⅡからCITESⅠへ掲載が移行され、さらに規制が強くなりました。
次に、ビルマホシガメの生息地はどこなのかをお伝えします。
ビルマホシガメの生息地はどこなの?
ビルマホシガメは、ミャンマーのみに野生の個体が生息している固有種。
以前は南部にも生息していましたが、絶滅したと考えられ、現在は中部と西部のみに生息しています。
ちなみに、「ビルマ」とはミャンマーの旧国名であり、基本的には同じ地域を示しています。
ビルマホシガメは陸生であり、森林やその周辺を生息地としています。
次は、ビルマホシガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するのかをお伝えします。
ビルマホシガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ビルマホシガメは最大甲長26cmとされていますが、もっと大きく成長するとも言われています。
飼育環境下での寿命は、およそ30~50年ほど。
きちんと飼えば長く生きることができるので、大切に育てていきたいですね。
次に、ビルマホシガメの飼育方法をお伝えします。
ビルマホシガメの飼育方法(飼い方)は?飼育ケースの選び方も!ベビー時の育て方は?
ビルマホシガメが生息しているミャンマーは、熱帯モンスーン気候で非常に温暖で湿度も高い環境です。
ただ、モンスーンの影響によって乾季があり、空気が乾燥する時期もあります。
ビルマホシガメを飼育する場合は、飼育ケース内の温度を26℃~36℃くらいに保つ必要があります。
特に冬場は温度が下がってしまわないように注意しましょう。
飼育ケースの幅は、ベビーの時で幅60~90cm。
成体なら最低でも幅90cm、可能なら幅120cmのケースを選ぶといいでしょう。
ビルマホシガメは陸地を歩き回るため、飼育ケースが小さいとストレス原因に。
あらかじめ成長した後のことも想定して、大きめのケースを準備するといいですね。
また、ビルマホシガメは明るすぎるのが苦手です。
紫外線は必要ですが、明るすぎないように「森林生物用」のライトを選ぶといいでしょう。
生息地のミャンマーは乾季であっても湿度がそこそこ高く、年間を通じて40~80%ほどあります。
ビルマホシガメを飼育する際も、ケース内の湿度は60%程度を維持するようにしましょう。
床材に保湿性の高いヤシガラ等を使うのもいいかもしれませんね。
次は、ビルマホシガメの餌やりについてお伝えします。
ビルマホシガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ビルマホシガメは、植物食ですが昆虫やミミズなど小さな虫も食べます。
飼育環境下では、葉野菜やその他の野菜、フルーツなどバランス良く与えましょう。
健康な甲羅を維持するためにも、カルシウムのサプリなども適度に与えていくといいですね。
次は、ビルマホシガメの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします。
ビルマホシガメの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ビルマホシガメの性別を見分けるの方法の1つが、尾の長さと総排泄腔の形状です。
オスは通常尾が長く、総排泄腔は縦長の形状をしています。
一方メスの尾は短くて丸みを帯びており、総排泄腔も丸くすぼんでいます。
また、2つめの性別を見分けるポイントが排泄腔近くの腹甲の開き方。
腹甲がV字型に開いているのがオスで、U字型に開いているのがメスです。
他にも、メスの方が若干大きく、背甲の幅も広い傾向があります。
ただ、いずれも個体差が大きく特に幼体では正しく判別することが非常に難しいです。
どうしても正しい性別を知りたいという人は、詳しいペットショップや医療機関に相談してみるといいでしょう。
次は、ビルマホシガメの繁殖期をお伝えします。
ビルマホシガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
ビルマホシガメは他のカメと同様に卵生。
1回に5~8個ほどの卵を産み、年に2回産卵することもあります。
10月から2月の終わりにかけて産卵し、6月から9月頃に産まれた子どもが地上に出てきます。
最後に、ビルマホシガメの販売価格や値段はどれくらいなのかをお伝えします。
ビルマホシガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
ビルマホシガメは、その希少性から非常に高額な価格が設定されています。
幼いもので15~25万円、成体のもので30~50万円の値段が付けられています。
高いものだと、70万円もする個体もいますよ。
現在流通している個体のほとんどは飼育環境下で繁殖されたものです。
ミャンマー以外の国で繁殖されたものが多く、または、規制がかかる前に輸入、飼育されたものもいます。
いずれにしても貴重な種類であることには違いありません。
飼う人は、ぜひ大切にしてあげてほしいと思います。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ビルマホシガメのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ビルマホシガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ビルマホシガメの特徴は、なんといっても名前の由来でもある背甲にある星型模様です。
全体的に暗褐色の背甲に、黄褐色や灰褐色の斑紋が放射状に入ります。
独特な模様が非常に美しく、ゆえに密猟の対象になってしまっているんですよね。
②ビルマホシガメの生息地はどこなの?
ビルマホシガメは、ミャンマーのみに野生の個体が生息している固有種。
以前は南部にも生息していましたが、絶滅したと考えられ、現在は中部と西部のみに生息しています。
ビルマホシガメは陸生であり、森林やその周辺を生息地としています。
③ビルマホシガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ビルマホシガメは最大甲長26cmとされていますが、もっと大きく成長するとも言われています。
飼育環境下での寿命は、およそ30~50年ほど。
きちんと飼えば長く生きることができるので、大切に育てていきたいですね。
④ビルマホシガメの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!ベビー時の育て方は?
ビルマホシガメを飼育する場合は、飼育ケース内の温度を26℃~36℃くらいに保つ必要があります。
特に冬場は温度が下がってしまわないように注意しましょう。
飼育ケースの幅は、ベビーの時で幅60~90cm。
成体なら最低でも幅90cm、可能なら幅120cmのケースを選ぶといいでしょう。
⑤ビルマホシガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ビルマホシガメは、植物食ですが昆虫やミミズなど小さな虫も食べます。
飼育環境下では、葉野菜やその他の野菜、フルーツなどバランス良く与えましょう。
健康な甲羅を維持するためにも、カルシウムのサプリなども適度に与えていくといいですね。
⑥ビルマホシガメの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ビルマホシガメの性別を見分けるの方法の1つが、尾の長さと総排泄腔の形状です。
オスは通常尾が長く、総排泄腔は縦長の形状をしています。
一方メスの尾は短くて丸みを帯びており、総排泄腔も丸くすぼんでいます。
⑦ビルマホシガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
ビルマホシガメは他のカメと同様に卵生。
1回に5~8個ほどの卵を産み、年に2回産卵することもあります。
10月から2月の終わりにかけて産卵し、6月から9月頃に産まれた子どもが地上に出てきます。
⑧ビルマホシガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
ビルマホシガメは、その希少性から非常に高額な価格が設定されています。
幼いもので15~25万円、成体のもので30~50万円の値段が付けられています。
高いものだと、70万円もする個体もいますよ。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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