【ピーコックモニター】の生態!飼育方法や値段等8つのポイント!

 

皆さんこんにちは。

今回はピーコックモニターの生態についてお話していきたいと思います。

 

別名クジャクオオトカゲとも呼ばれています。

 

オオトカゲの中でも小型に入るピーコックモニターですが、

爬虫類を飼うからこそ恐竜のような子を飼いたい方は多いと思います。

 

でもお家の事情で大きいケージは置けないという方におすすめです!

 

小さな恐竜ピーコックモニターの飼育方法を8つのポイントに絞ってお伝えします。

①ピーコックモニターの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
②ピーコックモニターの生息地はどこなの?
③ピーコックモニターが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
④ピーコックモニターの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
⑤ピーコックモニターの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
⑥ピーコックモニターの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
⑦ピーコックモニターの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
⑧ピーコックモニターの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

まずはピーコックモニターの写真を見てみましょう。

特徴や性格、なついてくれるのか?についてもお伝えします。

 

ピーコックモニターの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?

 

ピーコックモニターは長年チモールモニターという別のモニターと同じ扱いされてきましたが、

1999年に新種として記載されチモールモニターとは別種だということが確立されました。

 

小型で大きなケージもないオオトカゲですが、知名度としてはそこそこですが

オオトカゲを飼育したい方は大型のトカゲを探している方が多いのが現実です。

 

なので、小型のオオトカゲはあまり人気が無いためお店でも中々お見掛けする事ができません。

 

ピーコックモニター最大の特徴ともいえるのがその小さなサイズと背中にある斑紋模様です。

地上にもいますが樹の上などの方が好むため樹上性のトカゲと言われています。

 

とても臆病な性格で人慣れは難しいかと思いますが、

基本的には触れずに観察だけして餌と掃除の際だけ触れるような形がとても理想的な飼育方法とも言えます。

 

次に飼育方法などにも影響する生息地をお伝えします。

 

ピーコックモニターの生息地はどこなの?

 

ピーコックモニターの生息地はインドネシアのロテ島という所です。

一年を通して平均22℃~32℃ほどでそこまで高く感じないような地域ですが、湿度が高いため日常的に蒸し暑いようです。

 

どういう捕食の仕方をしているのか、どんな所にいるのか等は不明な点が多く

小型オオトカゲ全般に言える事ですが飼われている方や、調べる方も少なく情報があまりないため

これからに期待できる種類とも言えます。

 

次は最大サイズや成長速度、寿命についてお伝えします。

 

ピーコックモニターが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

 

成体の最大サイズは60cm以上とされていて、平均サイズは45cm~60cmです。

 

小型のオオトカゲになりますので全長60cmと聞いたら大きいのでは?となる方もいるかと思われますが、

言っても半分ほどが尻尾部分になりますので、実際飼育されてもそんなに大きく感じる方は少ないです。

 

平均寿命は10年以上とされていますが、飼育下で10年以上飼育するには独自で観察し考察していく必要があります。

 

次は飼い方、ケージ選びなど飼育に関する事をお伝えいたします!

 

ピーコックモニターの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!

 

 

ピーコックモニターは地上での移動より樹などを使った上下移動が多くケージ内には多くの樹を設置する必要があるため、

横60cm~90cmケージで奥行は45cm程度で高さが60cm以上のモノが好ましいです。

 

60cmの規格水槽でも問題ありませんがそれなら90cm規格水槽で

床材と樹を上手く活用し上下左右どちらにも対応したレイアウトでケージ作成する方が良いです。

爬虫類ケージをお選びの際は高さを重視した60cmケージをおすすめします。

水飲み場は身体全体が浸かれるサイズのモノを用意しましょう。

床材はメンテナンス時の手入れのし易さからヤシ殻をおすすめします。

ペットシーツや新聞紙でもいいですが、臆病な性格を考えると床材の色は暗めの方が良いです。

 

樹上性のトカゲですので流木を設置し、人工草などをまきつけたりすると活き活きとした姿を楽しめます。

UVライトで紫外線照射、バスキングライトでホットスポットを作ってあげて

ケージ内温度はホットスポットを40℃以上他は28℃前後を保つようにします。

 

一日に数回霧吹きして湿度の確保をする必要がありますので少なくとも朝晩の一日二回は霧吹きをしましょう。

臆病な性格なので体が隠れるサイズのシェルターを設置する事をおすすめします。

 

次は気になる餌の種類と量、餌やり方法をお伝えしていきます。

 

ピーコックモニターの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

 

主食となるのがコオロギやゴキブリ(デュビア、レッドローチ)、ワーム等の昆虫類となります。

マウスや雛うずらなども食べますが脂肪分が多く太りやすいため1か月に数回あげる程度にしましょう。

昆虫類をあげる際はカルシウムパウダー等をかけ栄養バランスに気を付けながら餌やりしましょう。

但しビタミンをあげすぎるとビタミン過剰により病気になってしまうので

ビタミンを添付するのは一週間に一度から二度にしましょう。

 

餌やりは基本撒き餌で問題ありませんが捕まえれなかったり、

誤飲の心配もあるので頭を潰した後お皿にいれてあげると良いです。

 

ピンセットや革手袋で餌やりすると人慣れし易いとは言われていますが

臆病な性格なのでストレスの原因になってしまう為控えたほうが良いです。

 

次にお伝えするのはピーコックモニターの雄雌の見分け方になります。

 

ピーコックモニターの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

雄雌の見分け方はモニター全般で基本は同じです。

尻尾の付け根部分の膨らみで判別しますが、

ホッピングと呼ばれる人の手で生殖器を出す方法を取らなければいけないため、(ホッピングとは人の手でヘミペニス、所謂生殖器を出す方法です)

ピーコックモニターの場合小さくて暴れたりしたときに無理に抑えて骨が折れる心配もありますので、動物病院などで診てもらうようにしましょう。

次は繁殖、産卵時期についてお伝えします。

 

ピーコックモニターの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

 

繁殖の時期は冬が終わり温かくなり始めた時がベストです。

産卵にも体力が必要な為生後2年程経った生体を扱うようにしましょう。

 

托卵から産卵までの間は消化に体力を使わせないためにいつもあげてる餌よりも一回り小さいサイズを選び消化しやすいようにしてあげましょう。

 

産卵してから4か月ぐらいで孵化しますがその際のケージ内温度は約30℃をキープするようにし、

卵をひっくり返さないように、カビなどが生えないようにメンテナンスします。

 

ひっくり返してもすぐに戻せるように生まれた卵の上の部分に目印を付けると分かりやすいです。

 

多数の生体を飼育している方だとまとめて温度管理して、冬でも夏と同じようなケージ内温度にするよう心掛けてる方が多いと思います。

モニター種の繁殖を狙っている場合は冬の間は少し温度を下げ冬を感じさせると春頃の繁殖が上手くいきやすいです。

 

次は一番気になるピーコックモニターの生体価格についてお伝えします!

 

ピーコックモニターの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

 

ざっくり説明すると平均価格は20000円~50000円と幅が広く、その時の仕入れ状況や輸入状況により異なります。

他の小型オオトカゲに比べるとショップに並ぶ機会が少なく、実物を見て店員さんにお話を聞きながら購入を考えるのも難しいかと思います。

 

なのでイベントなどでは比較的安価で購入する事ができますので、年に数回お近くで開かれるイベントを待ってもいいかもしれません。

ゆっくりお話しを聞くことは難しいですが安価で購入でき、分からない部分は後日お近くの爬虫類専門店に行けばお話を聞かせてくれます。

 

最後に今回の内容をまとめていきます!

 

ピーコックモニターのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?重要な8つのポイントを覚えてしまえば、

ケージのスペースも取らないためとても飼育し易いオオトカゲの一つだと思います。

 

8つのポイントを振り返ってみましょう。

 

①ピーコックモニターの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?

長い間チモールモニターと勘違いされ続け1999年に認められた小型オオトカゲ種です。

店頭でお目に掛かるのは稀な樹上性小型オオトカゲ。臆病でなつくのは難しいモニターです。

 

②ピーコックモニターの生息地はどこなの?

インドネシアのロテ島に生息し、一年を通して湿度が高く、温度も低いようで高い所になりますので

一年通して蒸し暑い地域に生息しています。

 


③ピーコックモニターが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

最大でも60cm程でサイズの半分は尻尾の為実際飼ってみるとすごく小さく感じます。

平均寿命は10年以上ですが、飼育下ではそれよりも少し下がってしまう為独自に観察しその子に合った飼い方をする必要があります。

 


④ピーコックモニターの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!

60cm~90cmのケージを用意し、

基本的な飼育設備(バスキングライト、UVライト、床材、水飲み場)を設置し、

それに加えて流木を設置しましょう。

温度は28℃前後ホットスポットは40℃以上を目安に管理します。

 


⑤ピーコックモニターの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

餌はコオロギやゴキブリなどの昆虫類を主食とし、たまにピンクマウスをおやつにあげると良いです。

コオロギをあげる際はカルシウムパウダーなどを忘れずにしましょう。

 


⑥ピーコックモニターの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

自分で確認するのは難しく、危険も伴う為動物病院などで確認してもらいましょう。

 


⑦ピーコックモニターの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

生後2年経った生体を冬明けに繁殖させ、

1周り小さいサイズの餌をあげ消化に体力をあまり使わせずに栄養を取らせていきましょう。

産卵してから4か月ほどで孵化していきます。

 


⑧ピーコックモニターの販売価格や値段はどれくらいなの?

平均価格は20000円~50000円です。

仕入れ状況や輸入状況で値段が変わりやすい小型オオトカゲです。

イベント等では安価で購入する事も可能です。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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