みなさんこんにちは。
本日は、ニホントカゲの生態についてまとめていきたいと思います。
言わずと知れたよく見かけるトカゲですが、意外と知られていないこともあるんです!
今回はニホントカゲについてのポイント、
以上12個の点についてお伝えします。
それでは、早速ニホントカゲの写真を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ニホントカゲの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
お馴染みのニホントカゲの姿はこちら。
皆さん人生で1度や2度は見たことがあるでしょうね。
この鮮やかな褐色からブルーにかけてのグラデーションは、本種特有のもの。
同じく人家周辺でも見られる身近な爬虫類ということで「ニホンカナヘビ」と混同している人も
少なくありませんが、見比べてみるとその差は一目瞭然です。
次は、ニホントカゲの生息地をお伝えします。
ニホントカゲの生息地はどこなの?ペットにできる?
無論ニホントカゲは「日本トカゲ」で、日本の固有種です。
またロシアなどには、亜種が存在しています。
日本のニホントカゲの場合、3つの亜種を全てひっくるめて「ニホントカゲ」と称しているようです。
日当たりのよい草地や砂地に良く現れ、ブロックの先端などで日向ぼっこしていますね。
捕まえるのはともかく、発見だけならば体色もあって、簡単な生き物です。
この身近さから、古くから「今すぐ飼えるトカゲ」として知られていました。
ちゃんとした設備さえ整えてスタートすれば、長生きも繁殖もできますよ!
次に、ニホントカゲの最大サイズと寿命についてお伝えします!
ニホントカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
頭の先から尾の先まで計った体長だと、25㎝近くなるものは稀です。
大抵15、6㎝程度でしょう。
爬虫類は基本、生きているうちは年々大きくなるのですが、ニホントカゲには尾を切り離す
「自切」があります。
尾は再生の度に小さくなりますので、何度か自切した個体の年齢を推し量るのは難しいでしょう。
寿命は飼育下では10年は生きるとされています。
適切な管理で育てたならば、もっと長生きするかもしれません。
次に、ニホントカゲの適切な飼育方法についてお伝えします!
ニホントカゲの飼育(飼い方)方法は?ケージや水槽の選び方も!
1匹だけで飼育するならば、左程広大な面積は必要としません。
ただし60㎝サイズは必要です。
温度は20~27度、湿度は40度くらいが理想です。通気性をよくしましょう。
真夏や真冬は極端な温度にならないよう、調節しましょう。
水は水入れを用意して、念のため霧吹きで水滴を壁につける作業もやっておきましょう。
繁殖期を除けば、縄張り意識が左程強い生き物でもないので、多頭飼いも可能です。
その際は広めの水槽で飼育しましょう。
また、生態が似ているカナヘビとも混合飼育できてしまいます。
あとはレイアウトですが、シェルターや隠れ場所となるグリーンは多めに入れましょう。
本種はあらゆる物体の陰に隠れながら生活しています。
見晴らしがよすぎるとストレスが溜まる一方です、気をつけましょう。
次はニホントカゲが赤ちゃんの頃の育て方についてお伝えします!
ニホントカゲが赤ちゃんの時の育て方は?
卵から育てる場合、親とは別容器で孵化させ、しばらく別に育てます。
親よりも温度・湿度管理がシビアになるのを覚悟しましょう。
幼体は死亡しやすく、原因が判然としない場合も多いです。
沢山生まれて全て死ぬこともありうるので、最初の内はよくよく気をつけます。
人によっては屋外飼育などで、自然に近い状況で育てることにより、致死率を下げていることも。
可能性を模索してみましょう。
次は、ニホントカゲのエサについてお伝えします!
ニホントカゲの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ニホントカゲのエサは、小さな虫などが適しています。
ピンセットで市販のコオロギをつまんでやると、懐きやすくなるでしょう。
その他人工フードも可能です。これは個体差があり、野生個体の場合中々慣れないかもしれません。
次に、ニホントカゲの性別の見分け方についてお伝えします!
ニホントカゲの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ニホントカゲの雌雄に、目立つ差異はありません。
オスだからといって角があったり、体がとても大きかったりはなく、メスも極端に小さかったり
するわけでもありません。精々、オスの頭がやや大きく角ばっているくらい。
次に、ニホントカゲのかかりやすい病気についてお伝えします!
ニホントカゲがかかりうる病気は?対策方法も!
毎度おなじみ?爬虫類全般に致命的な「脱皮不全」の他にも、致命的なものはあります。
口内に細菌が繁殖する「マウスロット」やカルシウム不足からくる「くる病」は気をつけたいですね。
食事の際は変わった様子はないか観察し、時折ビタミン剤・カルシウム剤を添加することを
忘れないようにしましょう。
次にニホントカゲの繁殖についてお伝えします!
ニホントカゲの繁殖(産卵)の時期や産卵の時期はいつ?
春から夏にかけてが、ニホントカゲの恋の季節。
大体夏真っ盛りの、育ちやすい時期に孵化するようになっています。
飼育下で繁殖させたいときも、この原則を守りましょう。
下手に時期外れで繁殖させると、幼体も育ちにくいです。
次にニホントカゲの日光浴についてお伝えします!
ニホントカゲは日光浴が必要なの?
爬虫類は自分で体温を調節できず、日光などにより体温を高める必要があります。
ニホントカゲも例に漏れず、紫外線を浴びることが不可欠です。
とはいえ砂漠にすむトカゲでもあるまいし、左程強烈なUVライトは必要ありません。
ごくごく軽いタイプをつけます。むしろバスキングライトの方が重要です。
屋外飼育の場合は、自然の太陽に任せ、悪天候が続くようなら室内でUVライトを考えましょう。
次に、ニホントカゲは冬眠するのかについてお伝えします!
ニホントカゲは冬眠するの?
自然界のニホントカゲは冬眠します。
長く寒い冬を越すのには、他に方法がないからです。
飼育下の個体ももちろん冬眠させることが可能です。
しかし、繁殖を目論んでいるのでなければ、わざわざさせる意味はありません。
冬眠とは事故が起きやすく、初心者は特に不安になって冬眠を中断させてしまったり、管理が不十分で死なせてしまったりします。
基本的には底面ヒーターやバスキングライトで快適な環境の元、通年飼育するのが理想です。
屋外飼育の場合、晩秋には室内に引っ込めて飼育しましょう。
さて、最後に、ニホントカゲの相場についてお伝えします!
ニホントカゲの販売価格や値段はどれくらいなの?
日本で普通に見かけるトカゲですし、通常は2000円足らずと安価です。
無論状態や個体差によって多少前後します。
本種ならば、野生のものをGETするのも大いにありです。
繁殖個体は健康状態が保たれ、年齢や性別がはっきりしていますので、何を重視するかで選びましょう。
ニホントカゲのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ニホントカゲの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
鮮やかなブルーのグラデーションが印象的なトカゲです。
カナヘビより懐きやすいとのことです。
②ニホントカゲの生息地はどこなの?ペットにできる?
日本の各地に生息しています。
飼育環境を整えたら、すぐ飼育することも可能です。
③ニホントカゲが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
最大でも25㎝程度で、半分近い割合尻尾が占める計算になります。
寿命は10年程度と予測されます。
④ニホントカゲの飼育(飼い方)方法は?ケージや水槽の選び方も!
60㎝サイズの水槽に、隠れ場所をたくさん入れたレイアウトで飼育します。
十分な広さがあれば、多頭飼いも可能です。
⑤ニホントカゲが赤ちゃんの時の育て方は?
幼体は死亡率が高く、中々成体にまで育てられないことが多いです。
出来る限り屋外飼育するなどして、自然での生育を試みましょう。
⑥ニホントカゲの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
昆虫を与える他、人工フードでも飼育可能です。
個体差があるので、ダメな場合は別のエサを試しましょう。
⑦ニホントカゲの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
オスの方が顔が大きめ程度で、特に雌雄に差はありません。
総排泄孔の様子で雌雄を見分けましょう。
⑧ニホントカゲがかかりうる病気は?対策方法も!
脱皮不全はもちろんのこと、不衛生な状況での皮膚炎や
⑨ニホントカゲの繁殖(産卵)の時期や産卵の時期はいつ?
春から初夏にかけての暖かい時期が繁殖シーズンです。
夏まっさかりに孵化する計算になります。
⑩ニホントカゲは日光浴が必要なの?
体温維持の為に必要ですが、飼育下ではヒーターやバスキングライト
UVライトで補えます。
⑪ニホントカゲは冬眠するの?
野生化では冬眠しますが、飼育下ではさせない方が無難です。
どうしてもさせる場合、無闇に構わないようにします。
⑫ニホントカゲの販売価格や値段はどれくらいなの?
2000円以下で購入できる場合が多いですが、各自でニホントカゲを捕獲してもよいでしょう!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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