みなさんこんにちは。
今回は、キイロアナコンダについてまとめていきたいと思います!
「ヘビ」と一口に言えど、様々な種類がございます。
美しい色をしていたり、巨大で迫力があるなど、長所は様々です。
今回はその両方を兼ね備えている「キイロアナコンダ」についてお伝えします。
英名もそのまま「Yellow Anaconda」な彼らは、どんな存在でしょうか。
今回は、キイロアナコンダについてのポイント、
以上6つの点をお伝えします。
さて、キイロアナコンダ。
名前からして「強そう」ですが、どんな見た目のヘビなのでしょうか?
目次(クリックで飛べます)
キイロアナコンダの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
キイロアナコンダは、名は体を表すという言葉通り。
黄色の地に、褐色の斑点がちらばった、なんともワイルドな姿です。
種類は全く異なりますが、ジャガーなどの猫科を思わせます。
(実は同郷なのですが。幼いアナコンダにとってジャガーは天敵です)
通常のアナコンダは「特定動物」に指定されていて、許可なしで個人が飼育することを許されませんが、キイロアナコンダは指定されていません。
そのため設備さえ整えば一般人が飼育することも可能です。
しかし、そんなアナコンダの性格は狂暴。
「暴君」と称されることもあるのだとか。見た目通りのヘビなのです。
慣れない人には攻撃的で、長く飼育してきてもいきなり水中から飛び出て噛みついたりすることが度々あります。
しかも他のヘビと違い、威嚇もしないので、「あっ!」と思ったときには噛まれているし
巻きつかれています。
初心者には絶対におすすめできません!
できることならば、大型のヘビの扱いに長けた熟練が飼ってほしいものです。
どうしてもハンドリングをしたい場合、必ず幼体から飼って慣らしていく必要があります。
常に危険と隣り合わせ…ハラハラドキドキのヘビだと認識してくださいね。
次は、こんな荒くれキイロアナコンダの生息地についてお伝えします。
キイロアナコンダの生息地はどこなの?
アナコンダと呼ばれる彼らは、南米のジャングルに生息します。
密林の中、浅瀬に潜むことが多いようです。
水中に潜み、待ち伏せと追跡の2種類の狩りの方法を使い分け、獲物を狩っているのです。
体躯に比して、少し大きめの獲物を狙うとされています。
なんとイノシシを襲うこともしばしばあるそうです!
こんな環境下にいるのですから、乾燥・寒さには大層弱いのも特徴です。
飼育時にはこのことに十分留意してください。
次は、キイロアナコンダの大きさについてお伝えします。
キイロアナコンダが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
特筆すべきはそのアナコンダのサイズでしょう。
なんと成体になると3mは下らず、最大で4.5mになるという巨大なヘビなのです。
最もパニック映画でお馴染み、「オオアナコンダ」には負けてしまいますが…。
ご家庭で飼うには十分すぎるサイズですよね。
重量も100㎏あるアナコンダには叶わないものの、20~30㎏なんて平気で超えます。
片手で楽々持ち上げられない筆頭の生き物です。
というかそれ以前に危険すぎるので、スキンシップなんてできませんが。。。
幼体の頃から慣らせばともかく、成体でいきなりチャレンジは無謀ですよ。
なるべく一人でなく、大勢いるときに試してみましょう。
実はアナコンダとの混血も存在するのですが、それは犬でいうウルフドッグと同じく
更に野性味が増したとんでもないブツになります。
興味のある方は自己責任でお願いします。
キイロアナコンダは、上手く飼育すれば20年は容易に生きるとされています。
人一人成人するだけの年月を一緒に過ごすのですから、生半可な気持ちでは飼えません。
次は、キイロアナコンダの飼育方法についてお伝えします。
キイロアナコンダの飼育(飼い方)方法は?ケージの選び方も!
こういった巨大でパワフルなヘビを飼うとき、やわな水槽では務まりません。
ヘビがただとぐろを巻く、鎌首をもたげる…。その動作だけで「パリン」といきかねません。
素材はガラスではなく、分厚いアクリルのものを選びましょう。
水族館で使用されているような、アレです。
あるいは専門店に頼み、巨体に見合うサイズのものを特別に制作してもらうという手もあります。
恐らく数万~数十万の設備投資にはなりますが、万が一キイロアナコンダが脱走したり誰かに危害を加えては大変です。
大抵の場合、それは飼い主とその家族・ペットなのですから。
愛するヘビの為にも、自分の為にも、ケチケチせずに飼育スペースはどーんと取りましょう!
また、キイロアナコンダは、自然ではよく水中に潜んでいます。
飲み水が要りますし、乾燥を防ぐためにも、浅いプールを用意しましょう。
その際排水やろ過が簡易に行えるようなポンプを取り付けることも忘れずに。
床材はペットシーツや新聞紙など、替えが簡単に聞くものでかまいません。
特別土や砂にこることはないのです。
それよりも前述の水に凝る方がよいでしょう。
UV、バスキングライトも必要です。
ケース内はホットスポットで30度程度を保たなければ、容易に体調を崩すでしょう。
次はキイロアナコンダのエサについてお伝えします。
キイロアナコンダの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
アナコンダに限らず、大型のヘビは決まって「完全肉食」です。
トカゲ類のように、果物をかじったりなんてしません。
無論キイロアナコンダも、魚やカエル、小鳥やネズミといったものを食します。
魚肉は比較的用意するのが簡単ですが、その他が難しくなってきます。
冷凍モルモットやウサギなどを中心に与えましょう。
一度満腹になったら3日は様子を見ます。
危険すぎるので、小動物と同じ部屋に置くのは厳禁です!犬や猫でさえ標的になります。
ましてや乳幼児がいる家庭では不可。そもそも飼育をやめてくださいね。
次はキイロアナコンダの販売価格についてお伝えします。
キイロアナコンダの販売価格や値段はどれくらいなの?
こんな立派なヘビなのだから、大層お高いに違いない…と思った貴方。
実はその予想は大外れです。
キイロアナコンダは、高くても3~4万程度の値段しかしません!
飼いやすさと値段は比例しないのですね…。
無論個体差もありますが、生体のお値段よりも設備に投資した方がよさそうです。
さて、今回のキイロアナコンダについて6つのポイントでした。
最後に一通りまとめていきましょう!
キイロアナコンダのまとめ!
①キイロアナコンダの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
黄色の地に黒褐色の斑点が散った、猫科っぽい見た目です。
幼体の頃から根気よく慣らせば、ようやくハンドリングできるレベルで気が荒いです。
②キイロアナコンダの生息地はどこなの?
密林生い茂る南米・アマゾンです。よく水中に潜んでいます。
③キイロアナコンダが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
大きいもので4.5mにもなります。20年生きると言われています。
④キイロアナコンダの飼育(飼い方)方法は?ケージの選び方も!
ガラスケースではおさまりません。分厚いアクリルケースを特注する覚悟を。
⑤キイロアナコンダの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ウサギやモルモットなどの小動物を、定期的に与えます。
一度食べさせたら3日くらい様子を見ます。基本は週一回です。
⑥キイロアナコンダの販売価格や値段はどれくらいなの?
意外に安く、3~4万程度で購入できます。
生体よりも、設備投資に何十万とかかるので、お金持ち向けと言えます。
それでは今回はこれで失礼します。
難しい生き物ですが、しっかりと覚悟を持って飼育できれば、ここまで誇らしいペットは
そうはいません。心しておきましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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