みなさんこんにちは。
本日は、ダイナンウミヘビの生態についてまとめていきたいと思います。
「ウミヘビ」の名の通り、海に生息する生き物なのですが、意外な「正体」の生き物です。
今回はダイナンウミヘビについてのポイント、
以上9つの点についてお伝えします。
それでは、ダイナンウミヘビの写真を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ダイナンウミヘビの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
これがダイナンウミヘビの姿です。
にょろりとした長~い姿は、大体ご想像通りかと思われます。
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しかしなんだか見た目が爬虫類っぽくないですね。
皆さん「コレジャナイ」と思いませんでしたか?
それもそのはず。
このダイナンウミヘビは「爬虫類」ではなく「魚類」なのです!
ウナギ目アナゴ亜目ウミヘビ科ウミヘビ属 ダイナンウミヘビ…というのが本種の正体だったのでした。
昔の人は「海に生息する、ヘビのように長い生き物」ということで、ウナギの仲間を「ウミヘビ」と
呼ぶ習慣があり、その名残で今も呼ばれているのです。
魚は一般的に「懐く」の概念がありません。
鯉や金魚のように、群れで暮らす魚はある程度人の存在になれますが、本種は違います。
長く飼育する…というよりは、食用など、実用的な観点から扱ってみましょう。
ちなみにややこしいですが、爬虫類の方の「ウミヘビ」ももちろん存在します。
爬虫類有鱗目ヘビ亜目ウミヘビ科…が正式な分類です。
こちらは総じて毒を持ち、滅多に噛むことはないとは言えど、コブラに匹敵する威力があります。
迂闊に手を出すのは絶対にやめましょう。
次はダイナンウミヘビの生息地をお伝えします!
ダイナンウミヘビの生息地はどこなの?
当然「ウミヘビ」の名を冠するくらいなので海ですが、海と言えども広いですよね。
本種は東アジアの海のほかインド洋や西太平洋、大西洋に生息しています。
中国や朝鮮半島でも普通に見られる種です。
国内では北海道や沖縄などの最北端・最南端を除く、太平洋と日本海、東シナ海で確認されます。
次にダイナンウミヘビの大きさと寿命をお伝えします!
ダイナンウミヘビが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ダイナンウミヘビは体長2mを超えることも珍しくありません。
手に持ってみるとわかりますが、動物というよりはホースや縄の一種のような感じ。
もし調理したり飼育しようものなら、その大きさを前に怯んでしまうでしょう。
寿命はよくわかっていませんが、例えばウナギなら20年の長寿です。
本種もそこそこ長生きするのではないでしょうか?
次はダイナンウミヘビの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
ダイナンウミヘビの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
基本的に海底の砂に潜り、エサを待ち構えている生き物なので、飼育下としても姿を見ることは
ほぼできないと思われます。
水槽にて海水を投入後、本種が潜れるだけの砂を入れたあと、静かにろ過装置を作動。
エサをやり続け、掃除をするだけになるかもしれません…。
次にダイナンウミヘビの餌と量、与え方をお伝えします!
ダイナンウミヘビの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
かなり食欲旺盛で、好き嫌いのない魚です。
肉食性なので、海水魚・肉食性の人工エサはもちろんのこと、小魚や甲殻類も喜んで食いつきます。
死骸を喰らうスカベンジャー的な一面もあるので、活餌に拘ることもありません。
次はダイナンウミヘビを釣りで手に入れることが出来るのかをお伝えします!
ダイナンウミヘビを釣りで手に入れることが出来るの?
ダイナンウミヘビは特別な仕掛けや引き網漁は必要としません。
通常の釣りで釣れる種類です。
ですが、あまり狙って釣られるものではないようで、いわゆるお目当ての魚ではないのに釣れてしまった
「外道魚」として扱われています。
あまりにヒットしまくるので、どうやら釣り人間では敬遠されている模様です。
どうしてそこまで頻繁に釣られるのかというと、それは旺盛すぎる食欲のせいです。
釣りエサがなんであろうと即座に食いつくために、狙ってもないのに釣れるのです。
次にダイナンウミヘビとハモの違いをお伝えします!
ダイナンウミヘビとハモの違いは?
ダイナンウミヘビとハモ。両者はよく似ています。
ですがダイナンウミヘビの方が圧倒的に大きい…というか細長いので見分けがつきます。
ハモは大体で1m前後。大きくて2m少し。余裕で2mを超えるダイナンウミヘビとは大きさが違います。
次はダイナンウミヘビは食べられるのかをお伝えします!
ダイナンウミヘビは料理にされて食べられるの?
ダイナンウミヘビは「ウナギ目」の生き物です。
ご存じウナギは、日本が誇る美食の一つ。
蒸したり焼いたりする「蒲焼」でその身の美味を味わうウナギのように、ダイナンウミヘビも
似たような調理法で食べられます。
ウナギのように生の血液に毒性もないので、素人でも簡単に調理に挑戦できます。
実際近縁種の「ホタテウミヘビ」などは、アナゴの代替品として使われる程です。
これらの仲間には全部「小骨が多い」という共通点があります。
魚の調理に慣れていない人はげんなりするかもしれませんが、本種は比較的量が少ない方。
ただし骨が凄く硬く、焼くと縮んでしまいます。
時間があるときにチャレンジしてみてもいいかもしれません。
ぬめりを取り、巨体が扱える場所にて捌いてみましょう。
蒲焼の他、てんぷらやお吸い物にしても美味しいそうですよ。
基本的に油を使用するか、液体を使用する料理が向いています。
次にダイナンウミヘビの販売価格や値段をお伝えします!
ダイナンウミヘビの販売価格や値段はどれくらいなの?
外道魚として知られるダイナンウミヘビ。
ハモと間違えて持ち帰る人もいますが、大抵の場合市場では知らん顔される種類です。
当然相場なんてものありません。売られていないんですから。
それでも地元密接のスーパーなどではたまに流通することもあるかも…?
歯が鋭く、暴れまわるために中々釣り上げるまで至らないので、ある意味珍しい魚ではあります。
どうしても食したい場合、万全の準備をして釣ってみましょう。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ダイナンウミヘビのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ダイナンウミヘビの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
とにかく細長いフォルムが印象的な生き物です。
魚なので、特に飼い主に対して懐くことはありません。
②ダイナンウミヘビの生息地はどこなの?
北海道と沖縄周辺を除く日本近海。東アジア近海に、インド洋や西太平洋、大西洋。
海底の砂地に潜っている。
③ダイナンウミヘビが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
最大で2mを超えます。
寿命はよくわかっていませんが、左程短くもないでしょう。
④ダイナンウミヘビの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
もし飼育するとしたら、それなりに広めの水槽と、底面に敷く砂が必要です。
ですが長期飼育をしても、楽しい生き物とは言えません。
⑤ダイナンウミヘビの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
肉食性で、府肉食性でもあるので、なんでも食べます。
ごみを早く取り除けばいいくらいです。
⑥ダイナンウミヘビを釣りで手に入れることが出来るの?
狙ってなくとも連れてしまいます。
ただし強い力で釣り糸を引きちぎることがしばしば。
⑦ダイナンウミヘビとハモの違いは?
似ていますがまったくの別物です。
ハモはもっと小型で扱いやすいです。
⑧ダイナンウミヘビは料理にされて食べられるの?
ウナギより味は劣りますが、同じような食感があります。
油で揚げたり、汁物にするのに向いています。
⑨ダイナンウミヘビの販売価格や値段はどれくらいなの?
流通していないので、相場がありません。
自分で釣る分には、最低限の投資で済むでしょう。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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