みなさんこんにちは。
本日は、サキシマカナヘビの生態についてまとめていきたいと思います。
サキシマカナヘビは英語で、「Sakishima grass lizard」といいます。
また、Takydromus dorsalis とも呼ばれることがありますが、こちらは学名ですね。
今回はサキシマカナヘビについてのポイント、
以上8つの点についてお伝えします。
それでは、サキシマカナヘビの写真から見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
サキシマカナヘビの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
こちらが、サキシマカナヘビの写真になります。
全身がきれいな緑一色なのが最大の特徴です。
サキシマカナヘビはよくアオカナヘビと見間違えられますが、アオカナヘビは個体によって黒色の模様が入ったりしっぽが違う色になっていたりしています。
見分けることは難しいですが、注意してみるとわかりますね!
また、サキシマカナヘビはしっぽがとても長く、なんと体長の半分以上の長さのしっぽを持っています。
長いしっぽに鮮やかな体色を持っているとてもきれいなカナヘビですね。
サキシマカナヘビは、神経質で臆病な性格をしています。
そのためなついてくれるまでに、ほかの爬虫類よりも時間がかかってしまいますね。
続いて、サキシマカナヘビの生息地についてお伝えします!
サキシマカナヘビの生息地はどこなの?どこで採集できる?
サキシマカナヘビの生息地(分布)は、日本にのみ分布しています。
日本でも特に西表島、石垣島、黒島、小浜島といった沖縄県の諸島地域に生息していますね。
サキシマカナヘビは森林を好んで生息し、木の上にいることがほとんどです。
沖縄県にいるのであれば、飼育するときに採集すればいいと思いませんか?
採集できれば、飼育しようと思ったときにかける費用が安くなっていいですよね。
しかし、現在、サキシマカナヘビの採集は規制されているため許可なく採集できなくなっています。
次に、サキシマカナヘビが成体になったときの大きさと寿命についてお伝えしましょう!
サキシマカナヘビが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
サキシマカナヘビは成体になると最大で30cmにまで成長します。
この30cmという大きさはカナヘビの中で1番大きいサイズですね。
さらに、体長の半分以上がしっぽであるというのが驚きですね!
サキシマカナヘビの寿命は7年ほどと短命ですね。
飼育するときは丁寧に世話をしてあげてください。
次は、サキシマカナヘビの飼育方法についてお伝えします!
サキシマカナヘビの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
サキシマカナヘビの飼育には飼育ケース、紫外線ライト、ホットスポット用ライト、水入れ、パネルヒーター、床材が必要となります。
この中で、1番大切なのが飼育ケースです。
サキシマカナヘビの飼育ケースは横幅が体長の2倍以上、高さは流木を置けるサイズを選びましょう。
なので、飼育ケースは横幅が60cm以上、高さが十分にあるものを用意してくださいね。
また、サキシマカナヘビは温暖な地域に生息しています。
なので、パネルヒーターを使ってケース内を25℃前後に維持しておきましょう。
パネルヒーター以外にも紫外線ランプとホットスポット用のライトも設置してくださいね。
最後に床材ですが、腐葉土やミズゴケといったある程度やわらかい床材を使いましょう。
腐葉土とミズゴケを混ぜてケースに敷くのもいいですね。
次は、サキシマカナヘビの餌についてお伝えします!
サキシマカナヘビの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
サキシマカナヘビの餌には昆虫類をあげましょう!
昆虫の中でも買いやすいミールワームやコオロギがオススメです。
餌が大きいとケガの原因になるので、サキシマカナヘビのサイズに合わせてくださいね。
餌の量も餌のサイズと同様にサキシマカナヘビの様子を見て調節してください!
次に、サキシマカナヘビがかかりうる病気と対策方法についてです!
サキシマカナヘビがかかりうる病気は?対策方法も!
サキシマカナヘビがかかってしまう病気には、くる病と熱中症があります。
くる病は、骨が柔らかくなってしまう病気です。
こちらは、カルシウム不足が原因となります。
カルシウム不足にならないようあげる餌にはカルシウム剤の添加だったり日光浴させたりということが必要です!
もう1つの熱中症は私たち人と同じです。
くる病の防止のためには日光浴が必要ですが、日光浴のし過ぎでサキシマカナヘビは体調を崩してしまいます。
暑い日に日光浴させるときは様子を見続けてください。
そのときに霧吹きで水分を与えるのがおすすめですね!
サキシマカナヘビはほかにもかかってしまう病気があります。
様子がおかしいと思ったらすぐに診てもらいましょう!
次は、サキシマカナヘビの繁殖時期及び産卵時期についてです!
サキシマカナヘビの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
サキシマカナヘビの繁殖は早くて3月ごろから行われます。
生息している地域が温暖なため繁殖し始めるのが早くなっていますね。
産卵は早くても繁殖から2ヶ月経ってからになります。
なので、産卵が早い個体はまだ春の5月ごろには産卵していますね。
サキシマカナヘビは、温暖な地域に生息しているので繁殖や産卵が早くなっています。
最後に、サキシマカナヘビの価格についてお伝えしましょう!
サキシマカナヘビの販売価格や値段はどれくらいなの?
サキシマカナヘビは20,000円で購入できます!
現在は20,000円ですが、生体数の保護のための採集制限があるので販売価格はだんだん上がってしまうことが予測されます。
流通量も減ってしまっているので仕方ないですね。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
サキシマカナヘビのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①サキシマカナヘビの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
サキシマカナヘビは全身がきれいな緑一色なのが最大の特徴です。
また、サキシマカナヘビはしっぽが体長の半分以上を占めています。
サキシマカナヘビは、神経質で臆病な性格をしています。
そのためなついてくれるまでに、ほかの爬虫類よりも時間がかかってしまいますね。
②サキシマカナヘビの生息地はどこなの?どこで採集できる?
サキシマカナヘビは日本の西表島、石垣島、黒島、小浜島といった沖縄県に生息していますね。
現在、サキシマカナヘビの採集は規制されています。
③サキシマカナヘビが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
サキシマカナヘビは成体になると最大で30cmになります。
サキシマカナヘビの寿命は7年ほどです。
④サキシマカナヘビの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
サキシマカナヘビの飼育には飼育ケース、紫外線ライト、ホットスポット用ライト、水入れ、パネルヒーター、床材が必要です。
なので、飼育ケースは横幅が60cm以上で高さが十分にあるものを用意してください。
パネルヒーターを使ってケース内を25℃前後に維持しておきましょう。
パネルヒーター以外にも紫外線ランプとホットスポット用のライトも設置してください。
最後に床材ですが、腐葉土やミズゴケといったある程度やわらかい床材を敷きましょう。
⑤サキシマカナヘビの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
サキシマカナヘビの餌には昆虫類、特にミールワームやコオロギをあげましょう。
餌の量や餌のサイズはサキシマカナヘビの様子を見て調節してください。
⑥サキシマカナヘビがかかりうる病気は?対策方法も!
サキシマカナヘビがかかってしまう病気には、くる病と熱中症があります。
くる病は、カルシウム不足が原因なので、餌にカルシウム剤の添加や日光浴が必要です。
くる病の防止のためには日光浴が必要ですが、日光浴のし過ぎで熱中症にもなります。
日光浴しているときには霧吹きで水分を与えてください。
サキシマカナヘビの様子がおかしいと思ったら病院で診てもらいましょう。
⑦サキシマカナヘビの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
サキシマカナヘビの繁殖は3月ごろから行われ、産卵は繁殖から2ヶ月以上経ってからになります。
⑧サキシマカナヘビの販売価格や値段はどれくらいなの?
サキシマカナヘビは20,000円で販売されています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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