みなさんこんにちは。
本日は、アオダイショウの生態についてまとめていきたいと思います。
漢字で書くと「青大将」と表記するこのヘビ…
実は意外にも日本固有種、日本にしか生息しないんです!
今回は、アオダイショウについてのポイント、
以上12個の点についてお伝えします。
それでは、アオダイショウの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
アオダイショウのかわいい写真(画像)!特徴や性格は?臭い?毒はある?おとなしい?なつくの?
これがアオダイショウの写真です。
アオダイショウは「ナミヘビ科ナメラ属」に分類され、英名では「Japanese Rat Snake」と呼びます。
アオダイショウの性格はおとなしく、攻撃性も低いので、比較的扱いやすいヘビといえます。
追いつめられると総排泄孔・臭腺から臭い液体を出すので、無暗に触れない方が良いでしょう。
アオダイショウの最大の特徴は「日本固有種」…つまり日本以外に生息していないということです。
また国内での色彩変異パターンがかなり多く、近畿地方の産まれたての幼体はニホンマムシにそっくりな柄を持ち、ニホンマムシに擬態していると言われています。
基本は灰褐色ですが、地域によっては青色が強く、アルビノ個体などは神格化され「蛇神様」と呼び地方によっては崇め奉れらるんです。
また有毒のニホンマムシに擬態することもあるように完全無毒のヘビです。
アオダイショウは基本おとなしいのですが、そこはやはり爬虫類。
ハンドリングができる個体もいますが、臆病な一面も併せ持ちます。
人馴れする個体もいれば、攻撃的・臆病な個体ももちろんいます。
アオダイショウ自身の性格もあるので、飼育する個体の性格をよく紐解いてあげましょう。
次は、アオダイショウは縁起がいい蛇なのかをお伝えします!
アオダイショウは縁起がいい蛇なの?守り神なの?
画像はアオダイショウのアルビノ種(白変種)です。
アオダイショウは稀にアルビノ個体が産まれることがあり、地方では神格化され「白蛇神社」など神格化されることもあります。
読者の皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そもそも日本人の感覚として、ヘビ自体金運アップのご利益があると信じられてきました。
しかもアオダイショウはほぼ日本全土に生息する一般的なヘビです。
この「白蛇神社」のみならず、ヘビを神格のモチーフにした神社は意外と多いんですよ。
次に、アオダイショウに噛まれたらどうすればいいかをお伝えします!
アオダイショウに噛まれた!毒はあるの?噛まれたらどうすればいい?
アオダイショウは完全無毒です。
アオダイショウは平和的な性格なので、人と出くわすと一目散に逃げます。
そのため滅多に噛まれることはありません。
無理やり捕獲しようとしたり、手荒なことをして追い詰められたら…最終手段として攻撃に転じます。
噛まれる事故は大抵が人間側に過失があるように見えます。
アオダイショウ自身は完全無毒ですが、野生種は口腔内細菌が多く、それが原因の破傷風などが一番心配ですね。
取り合えす患部の洗浄・消毒・止血はすぐに行いましょう。
噛まれた傷が深かったり、ヘビの種類がアオダイショウであるかはっきりしない場合は、大学病院など大きな総合病院で必ず受診してください。
仮に有毒種と見間違えた場合、血清は町医者で保管されている例はほとんどないからです。
アオダイショウだけでなく他の野生種に噛まれて怪我を負った場合、自己判断で終わらせず大病院で治療してもらうのが、もしもの場合を考えると一番ベストです。
次は、アオダイショウの生息地(分布)をお伝えします!
アオダイショウの生息地(分布)はどこなの?どこにいる?外来種なの?
既に述べましたが、アオダイショウは日本の完全固有種です。
国内分布としては北は北海道、南限は九州の属島であり、気候ががらりと変わる沖縄県には生息していません。
アオダイショウは沖縄県を除いた北海道・本州・四国・九州に広く生息します。
次に、アオダイショウの大きさと寿命をお伝えします!
アオダイショウが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
アオダイショウの体長は100~200cmと幅があります。
ただ200cmをオーバーする個体はほとんど見られません。
アオダイショウの最大体長は3mという話もありますが、明確な記録もなく、なかなか不確かな情報のようです。
しかしヘビの仲間は年齢を重ねるごとに、成長し続けます。
つまり年齢に大きさが比例するんですね。
アオダイショウは野生下での最大寿命は10年ほどです。
飼育下で信頼できる記録としては「17年7ヶ月」が最長です。
17年生きたアオダイショウは、いったいどのくらいの大きさになるのでしょうか?
非常に興味深い所です。
次は、アオダイショウの捕まえ方をお伝えします!
アオダイショウの捕まえ方は?勝手に駆除していいの?
アオダイショウの捕まえ方には少しコツがあります。
まず用意するものとして…
- 噛まれても歯が達しないような頑丈な皮手袋
- 麻袋(移送の際、アオダイショウの興奮を抑えるために用います)
この2点があれば捕獲はかなり容易です。
捕獲の際は必ず、首根っこを掴みましょう。
中途半端な部分を掴むと、必ず噛まれますので気を付けましょう。
次にアオダイショウの駆除ですが、各地方自治体により基本指針があります。
大抵は自治体は日本在来種ということで、駆除は行いません。
アオダイショウを駆除する際は、100%ご本人の責任上行うことになります。
忌避剤を使用しても良いですし、専門業者への依頼、全て自分で行うなどやり方は様々です。
アオダイショウは基本的に無害なヘビです。
地方では「ネズミトリ」とも呼ばれ、家に住みつくと重宝することもあるようです。
駆除ではなく、追い出すことに注力してあげてください。
次に、アオダイショウの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
アオダイショウはペットにおすすめ?飼育許可は必要なの?飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
アオダイショウに飼育許可はいりません。
捕獲した野生種を申請なしで飼育することが可能です。
基本的に一部の例外種を除き、ヘビ飼育は全長に見合ったような大型のケージは必要ありません。
それはアオダイショウも同じです。
数字で見ると大きく感じますが、とぐろを巻いてしまえば、そう大きな動物でもありません。
ケージの目安としては、一辺がアオダイショウの全長の1/2ほどのケージで充分です。
アオダイショウに最低限必要なものは「シェルター」と、全身が浸れるほどの「水容器」です。
床材などはペットシーツやキッチンペーパーでも平気なくらいです。
「シェルター」は臆病な個体のストレスを軽くしますし、「水容器」は水飲みはもちろんのこと、排泄や脱皮といった代謝行動にも用います。
気をつけるのは、アオダイショウは意外に立体活動をするヘビです。
自然界でもネズミや鳥類などを捕食することが多く、ヤマカガシのように水田を這い回りカエルなどを狙うことはあまりしません。
そのため余裕があるなら、充分な高さがあるケージを用意してあげましょう。
次は、アオダイショウの餌と量、与え方をお伝えします!
アオダイショウの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
アオダイショウの飼育には活餌・冷凍問わず「マウス」が必需品です。
最近は冷凍ウズラや冷凍ひよこなどを扱う店もあるので、これらの餌をバランスよく与えます。
採取・購買直後の環境に慣れていない個体などは、拒食してしまう事も稀にあります。
少し残酷ですが…その場合は餌を少し切断し、血肉の臭いなどで食欲をそそらせましょう。
冷凍餌の場合は自然解凍してから与えるのが基本です。
ゆせんなどの方法もありますが、慣れていない方は室温解凍がベストです。
余りに高い温度で急速解凍すると、タンパク質が変性したり、せっかくの栄養素が過熱により失われます。
アオダイショウは野生下では生の餌しか食べていませんからね。
次に、アオダイショウの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
アオダイショウの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
写真は滋賀県産のアオダイショウの幼体です。
この様に幼体は有毒種であるニホンマムシに擬態することもあります。
アオダイショウの繁殖期は5月から8月にかけてです。
日長時間の変化だけで繁殖行動を誘発することが可能なので「殖やしたい」と思う方は、冬場・夏場の活動時間をそれぞれ短く・長くしてあげるのがコツです。
冬場の冬眠も生殖ホルモンに関係してくるので、積極的に冬眠させるとなお良いでしょう。
ちょうど梅雨ごろの5~6月にオスメスは交尾し、夏場の7~8月に4~17個ほどの卵を産卵します。
幼体は孵化直後で30cm程あるので、ピンクマウスで容易に育て上げられますよ。
次は、アオダイショウの販売価格や値段をお伝えします!
アオダイショウの販売価格や値段はどれくらいなの?
アオダイショウは日本に多く生息しているヘビです。
そのため市販価格はさほど高くはありません。
概ね成体が入荷されることが多く、3,000~5,000円ほどが相場でしょう。
もちろん珍しい彩色の地域個体は値段が上がりますし、アルビノ個体ともなれば何十万もすると思われます(アルビノ自体がかなり珍しいので)。
次に、アオダイショウは食べることができるのかをお伝えします!
アオダイショウは食べることができるの?料理の仕方は?
結論から言うと、アオダイショウは食用になります。
ただアオダイショウの肉はかなり臭みが強く、地方食としての文化が残っているのみで、現在は積極的に食べられてはいないのです。
調理には、その独特のにおいを消すためヨモギなどの「臭い消し草」を用います。
以前読んだサバイバル本には、臭みを消すために「頭部と尾部を持ち何度もビンッ!ビンッ!と引っ張ると良い」と書かれていました。
実際に試したことはないので真偽は不明です。
その臭いに眼を瞑れば、無毒であり肉量も多い良質のタンパク源です。
具体的な調理方法ですが、まず何週間か絶食させ体内の排泄物を全て抜き、消化器などを空にしましょう。
その次に首を落とし逆さに吊るし、血抜きをします。
血抜き後は、カエルのように皮膚をはがして下ごしらえをしましょう。
皮膚を総排泄孔に向かってピーッと縦に引っ張ると、案外容易に剥ける様です。
その後は肉だけを落とし、お好みの調理方法で召し上がってください。
煮込み・かば焼き・から揚げなどバリエーションを楽しむのも良いですね。
必ず加熱して召し上がってください。
食用ガエルや他の爬虫類もそうですが、思わぬ寄生虫を体内に持っています。
加熱はこの類の生き物を食べる際の「最重要事項」です!!
それでは最後に、アオダイショウとシマヘビやヤマカガシやマムシとの違いや見分け方をお伝えします!
アオダイショウとシマヘビやヤマカガシやマムシとの違いや見分け方はなに?
アオダイショウと多種との見分け方を説明します。
まずこの4種の中で「ニホンマムシ」のみが夜行性です。
他の3種は全て昼行性になります。
そして「ニホンマムシ」「ヤマカガシ」の2種は「有毒種」です。
この2種の内ヤマカガシは全長70~140cmと若干小さく、派手なオレンジ系のまだら模様を持つので判別が一番容易です。
ニホンマムシに至っては全長50~60cmと小型なので、他種と混在する地域でも成体の大きさですぐに見分けられます。
次にシマヘビですが、このヘビの成体は名前の通り縞模様があり、単色のアオダイショウとの差は一目瞭然となります。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
アオダイショウのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アオダイショウのかわいい写真(画像)!特徴や性格は?臭い?毒はある?おとなしい?なつくの?
アオダイショウは気の荒いヘビの仲間内では比較的温和な性格です。
日本の完全固有種で、地域による体色の差が非常に顕著となります。
おとなしいヘビですが、臆病とも表裏一体なので過度の「なつき」は求めない方が良いです。
②アオダイショウは縁起がいい蛇なの?守り神なの?
日本各地の「白蛇神社」のように、古くから神格化されています。
守り神というよりは、白変種の神々しさから崇拝の対象になったというのが正解かも知れません。
③アオダイショウに噛まれた!毒はあるの?噛まれたらどうすればいい?
アオダイショウに毒はありません。
噛まれた場合は落ち着いて洗浄・消毒・止血を行いましょう。
また有毒種との誤認や口腔内細菌による破傷風の危険もあるので、血清のある大きな病院で診てもらうことをお勧めします。
④アオダイショウの生息地(分布)はどこなの?どこにいる?外来種なの?
アオダイショウは沖縄県以外の日本全国に分布する在来種です。
⑤アオダイショウが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
最大で約200cmほど、300cmという話もありますがやや疑わしいです。
寿命は野生で10年程度、飼育下では17年超の記録があります。
⑥アオダイショウの捕まえ方は?勝手に駆除していいの?
噛み付き対策で皮手袋などは必須です。
噛まれないように首根っこをしっかりつかんで捕獲しましょう。
捕獲後は落ち着かせるために麻袋…なければ洗濯用のネット等に移しましょう。
駆除は自由ですが行政等は関知しません。
費用から全て自己責任で行ってください。
ちなみにネズミなどを食べてくれるので、家に住みつくと重宝される地方もあるんですよ!
⑦アオダイショウはペットにおすすめ?飼育許可は必要なの?飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
飼育許可は一切いらず、おとなしめなのでペットに向いたヘビです。
餌は野生下ではネズミ・鳥類等の恒温動物を好むので、飼育下でも同様の餌を与えます。
ケージは一辺がアオダイショウの半分くらいで構いません。
余裕があれば縦方向に空間を取ってあげましょう。
アオダイショウのとぐろが収まる水入れ、シェルターは必ず用意してあげましょう。
⑧アオダイショウの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
活餌と冷凍餌のマウス・うずら・ひよこ・鶏卵などが飼育下の主要な餌です。
大食漢ではないので喰い付き具合を見て、適宜餌の量は調節します。
餌を少し傷つけ、トングや竹製のピンセットなどで鼻先に持っていくと食いつきが増します。
⑨アオダイショウの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
5~6月に交尾し、7~8月に4~15個ほど産卵します。
⑩アオダイショウの販売価格や値段はどれくらいなの?
ほぼ成体での流通です。
国内種なので価格は3,000円~6,000円ほどと非常に安くなります。
⑪アオダイショウは食べることができるの?料理の仕方は?
アオダイショウは食べれます。
ただ臭みがかなり強いので手間がかかる事と、必ず加熱して食べることだけは守りましょう。
⑫アオダイショウとシマヘビやヤマカガシやマムシとの違いや見分け方はなに?
「有毒種・無毒種」「昼行性・夜行性」「体の大きさ」「体の模様」で容易に判別が可能です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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