みなさんこんにちは。
本日は、マレーハコガメの生態についてまとめていきたいと思います。
「ハコガメ」という名は聞きなれませんか?
ある面白い特徴を持つカメを指す名前なんですよ。
今回はマレーハコガメについてのポイント、
以上6つの点についてお伝えします。
それでは、マレーハコガメの特徴について詳しくお伝えします。
目次(クリックで飛べます)
マレーハコガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
こちらがマレーハコガメになります。
「箱」の名を冠すぐらいだから、四角いカメと思われました。
残念、傍目には普通のカメです。
ですが甲羅のある部分を見ると、普通とは異なることが分かりますよ。
ここです。これこそが「ハコガメ」たる由縁「蝶番」になります。
カメが敵に襲われた際、頭と手足を甲羅の中に引っ込めるのは皆さんもご存じの通りですが
ハコガメは「蝶番」を使い、甲羅を折り曲げ、前後に蓋をすることができるのです!
体の前方にあるのが「胸甲板」。後方にあるのが「腹甲板」。
これを折り曲げて首とおしりを隠すと、外からは中身が全く見えません!
これにより前後左右ともに死角なし!生存率もアップするというものです。
この蝶番、ハコガメだけでなく、ヨーロッパヌマガメなど別種も持ち合わせていますが
ハコガメより可動域が小さく、ぴったり蓋をできるには至りません。
やはりこれこそがハコガメの最大の特徴かつチャームポイントと言えそうです。
人慣れは通常のカメと同様、根気よく接すれば、名前に反応?くらいはするようです。
持つ時はヘタに刺激しすぎないようしましょう。
次は、マレーハコガメの生息地についてお伝えします。
マレーハコガメの生息地はどこなの?
マレーハコガメは、インドネシアやジャワ島など、東南アジア出身です。
基本的に温暖湿潤な環境を好み、人家近くの河川や田畑にも普通に出現します。
ハコガメの中でも泳ぎが得意ですが、陸上にもエサを求めて果敢に歩みだします。
活動範囲が比較的広い、つまり危険に遭遇する確率も高いことから、蝶番が発達したのかもしれませんね。
次は、マレーハコガメの最大サイズと寿命についてお伝えします。
マレーハコガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
マレーハコガメはハコガメの仲間では最大種ですが、それでも比較的小型のカメです。
大きいものでも22㎝程と言われています。
「ミドリガメ」で知られるミシシッピアカミミガメが30㎝まで成長することを考えると大変こじんまりとしたサイズに感じられますね。
寿命は20~30年程と言われています。
一般的なカメと比較しても、普通です。
当然責任もって飼いきれる方のみおすすめします。
次は、マレーハコガメの飼育方法についてお伝えします。
マレーハコガメの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
高温湿潤な東南アジアのカメは、比較的日本の気候に馴染みやすいでしょう。
ですがもちろん飼育環境はきっちり整える必要があります。
まず飼育ケースですが、十分な広さの水槽を用意しましょう。
大きさは幼体ならば45~60㎝水槽。
成体、特に多頭飼いする際は120cmクラスの水槽が必要です。
水を入れて、甲羅干しできる浮島や、スロープを設置します。
傾斜をつけて深度を変えると、マレーハコガメは喜びます。
泥が溜まった水中を好むので、粒の大きい砂利は避けた方が賢明です。
飲み込んで腹に溜まることがあります。敷かなくてもいいぐらいです。
汚れた水は飲料にも遊泳にも適さないので、こまめに取り換えます。
ろ過装置を使うときも、フィルターをよく掃除しましょう。
用意できれば、一般的に思い浮かべる「カメの飼い方」の図に近くなります。
また、天井にはUVライトとバスキングライトを設置しましょう。
この時カメが誤って触れたり、水につかないように注意します。
ガラスや金網の外に設置するのもいいでしょう。
水の温度は25度、室温は20度を下回らないようキープします。
あまり温度が下がりすぎてしまうと、弱ったり冬眠の準備に入ってしまいます。
エサも満足に食べません。
さて、環境が整ったら早速エサをあげてみましょう。
次は、マレーハコガメの餌の与え方についてお伝えします。
マレーハコガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
市販の水棲カメ用フードがもっとも便利です。
マレーハコガメは、幼いうちは肉食の傾向が強く、長じて草食になっていく雑食動物です。
成長に応じて、茹で卵や肉の切れ端から、小松菜などの野菜も上げてみましょう。
エサは気温や体調によって変わりますが、1日1度で十分です。
食べ残しは水の汚染の原因になるので、食いつかなくなったらすみやかに取り除きます。
次は、マレーハコガメの価格や値段についてお伝えします。
マレーハコガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
マレーハコガメは、生息域が一つの地域だけではなく、比較的広いために今すぐにでも絶滅する!という扱いにはなっていません。
なので比較的安価で流通しています。
6000~15000円前後で購入できます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
マレーハコガメのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①マレーハコガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ハコガメの名の通り、箱に収まるかのように、「蝶番」を使って
頭と尻の入り口の甲羅を折り曲げ、体をしっかり隠せるカメです。
②マレーハコガメの生息地はどこなの?
インドネシアやジャワ島、タイ、ミャンマーなどの東南アジアです。
ハコガメの中では最も広い範囲に分布しているカメです。
③マレーハコガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ハコガメ最大種ですが、大きいものでも22㎝程度です。
寿命は30年程です。
④マレーハコガメの飼育(飼い方)方法は?飼育ケースの選び方も!
90~120㎝大の水槽に、水を張り、陸地も作ります。
多頭飼いの場合、広々とした水槽が必要です。
⑤マレーハコガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
市販の水棲カメフードの他、肉や野菜が与えられます。
幼体は肉食、成体は草食に偏っています。
⑥マレーハコガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
6000~15000円程度です。
亜種が多く、サイズや年齢によっていくらかばらつきがでます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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