みなさんこんにちは。
本日は、ハラガケガメの生態についてまとめていきたいと思います。
ハラガケガメとは、英語の名前では「Claudius angustatus」と呼ばれており、日本でもペットとして飼われているカメです。
今回はハラガケガメについてのポイント、
以上9つの点についてお伝えします。
それでは、ハラガケガメの写真を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ハラガケガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ハラガケガメとは、カメ目ドロガメ科ハラガケガメ属に分類されるカメであり、ハラガケガメ属はこのハラガケガメしか存在しません。
こちらがハラガケガメです。
見た目小さく可愛らしくもあるのですが、ハラガケガメの気性はとても荒く、近づくと口を大きく開けて相手を威嚇するようなポーズをとります。
ハラガケガメは手で持ち上げようとすると噛み付くことがありますので、触れる際は十分注意してください。
また、凶暴な性格のため、単独での飼育に向いています。
かなり人気のある種類であり、多く輸入される野生の個体の他にも近年では繁殖された個体も多くあります。人工飼料で餌付けされた個体なども販売されています。
次はハラガケガメの生息地をお伝えします!
ハラガケガメの生息地はどこなの?
ハラガケガメは、主にメキシコ、ベリーズ、グアテマラ北部など中米地域に生息しています。
おおよそ亜熱帯の湿った地域の池や沼地に生息しており、乾季になると泥の中に潜って休眠します。
ハラガケガメは、あまり泳ぐのが得意ではないので、水底を歩き回って生活しています。
次にハラガケガメの大きさと寿命をお伝えします!
ハラガケガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ハラガケガメは、オスの方がメスよりも大きく成長します。
オスは最大で甲長18センチメートル、メスは最大で甲長15センチメートルまで大きくなります。
ハラガケガメは20年以上を生きることができます。中には30年以上飼っている人も見かけます。
しかし、50年以上生きるカメも多くいるため、特に長生きをするカメというわけではありません。
次はハラガケガメの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
ハラガケガメの飼育(飼い方)方法は?水温や水槽の選び方も!
ハラガケガメは、大きく成長しても甲長18センチメートル程度ですので、60センチメートルの水槽であれば飼うことができます。
たくさんの数を飼育したいのであれば、大きな水槽を用意するのも良いでしょう。
水温は、28度程度で飼います。
少し高めの水温になりますので、ヒーター等を利用して水温を保っておく必要があります。
底面に砂や石、流木等を配置してきれいなアクアリウムにしてもいいと思います。
また、食べ残しやフンの掃除など、管理のしやすさを考えてベアタンクにする人も見られます。
デザインを重視するか、管理のしやすさを重視するかでレイアウトを決めるとよいでしょう。
次にハラガケガメの餌と量、与え方をお伝えします!
ハラガケガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ハラガケガメは肉食で、野生の中では虫や小動物、魚などを食料としています。
人工飼料はあまり好まないので、なるべくササミやザリガニなど、生餌を与えると良いです。
その他にも、金魚やツメガエル、レバーなどハラガケガメの口に入る餌もよく食べます。
栄養のことを考えて、人工飼料もバランスよくあげれらるといいですが、太りやすいですので餌のあげすぎには注意が必要です。
くれぐれも餌を与える際は、手を噛みつかれることがないように注意をしてください。
また、あまりきれいに食べることができず、水を汚しやすいです。
定期的に掃除を行ったり、フィルターの交換をまめにしたりすることを忘れないでください。
次はハラガケガメの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
ハラガケガメの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
オス、メスの違いは、甲羅の形で見分けることができます。オスの甲羅は若干ひらたくなっていますが、メスの甲羅はやや丸みがあり、盛り上がっています。
また、オスの尾の先には、大型の鉤状の鱗があります。
次にハラガケガメがかかりうる病気や対策方法をお伝えします!
ハラガケガメがかかりうる病気は?対策方法も!紫外線は浴びさせた方がいいの?
ハラガケガメは、餌を食べすぎると非常に太りやすいです。
人間同様、肥満状態では、健康によくありません。
そのため、餌のあげすぎには十分気をつけましょう。
また、カメであっても風を引いたり、肺炎になったり、口内炎ができたりします。
口を開けっ放しにしていたり、食欲がなかったりするなどいつもと違う症状が見られる場合は要注意です。
他にも、環境が原因で様々な病気にかかります。
これらの大きな原因の1つとして考えられるのは、衛生的によくない環境で飼育されている、という点です。
常に清潔な環境を維持するように努力しましょう。
また、カメにとって紫外線は非常に有益ですので、紫外線のライトを照射するとよいです。
ただ、紫外線ライトの照射時間が長すぎると逆に健康状態を損なう場合があるので、注意が必要です。
また、少しずつ慣らしながら使用するようにしましょう。
次はハラガケガメの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
ハラガケガメの繁殖の方法や産卵の時期はいつ?
ハラガケガメは、冬場11月から2月頃にかけて、1回あたり多くて6個程の卵を、2回に分けて生みます。
飼育環境では、95日から229日で孵化したという報告があります。
次にハラガケガメの販売価格や値段をお伝えします!
ハラガケガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
個体の大きさや色、大きさ、産地、成長によって値段は様々ですが、一般的な相場は「5万円程」です。
安ければ、3万円代のものもありますし、高いと10万円を超えるものもあります。
カメの中でも人気のある種類であり、比較的高価な部類に入ります。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ハラガケガメのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ハラガケガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
見た目小さく可愛らしくもあるのですが、ハラガケガメの気性はとても荒く、近づくと口を大きく開けて相手を威嚇するようなポーズをとります。
②ハラガケガメの生息地はどこなの?
ハラガケガメは、主にメキシコ、ベリーズ、グアテマラ北部など中米地域に生息しています。
③ハラガケガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ハラガケガメは、オスの方がメスよりも大きく成長します。オスは最大で甲長18センチメートル、メスは最大で甲長15センチメートルまで大きくなります。
ハラガケガメは20年以上を生きることができます。中には30年以上飼っている人も見かけます。
④ハラガケガメの飼育(飼い方)方法は?水温や水槽の選び方も!
水温は、28度程度で飼います。少し高めの水温になりますので、ヒーター等を利用して水温を保っておく必要があります。
⑤ハラガケガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ハラガケガメは肉食で、野生の中では虫や小動物、魚などを食料としています。人工飼料はあまり好まないので、なるべくササミやザリガニなど、生餌を与えると良いです。
⑥ハラガケガメの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
オス、メスの違いは、甲羅の形で見分けることができます。オスの甲羅は若干ひらたくなっていますが、メスの甲羅はやや丸みがあり、盛り上がっています。
⑦ハラガケガメがかかりうる病気は?対策方法も!紫外線は浴びさせた方がいいの?
ハラガケガメは、餌を食べすぎると非常に太りやすいです。人間同様、肥満状態では、健康によくありません。そのため、餌のあげすぎには十分気をつけましょう。
他にも、環境が原因で様々な病気にかかります。これらの大きな原因の1つとして考えられるのは、衛生的によくない環境で飼育されている、という点です。
カメにとって紫外線は非常に有益ですので、使用法に注意しながら紫外線のライトを照射するとよいです。
⑧ハラガケガメの繁殖の方法や産卵の時期はいつ?
ハラガケガメは、冬場11月から2月頃にかけて、1回あたり多くて6個程の卵を、2回に分けて生みます。
飼育環境では、95日から229日で孵化したという報告があります。
⑨ハラガケガメの販売価格や値段はどれくらいなの?
個体の大きさや色、大きさ、産地、成長によって値段は様々ですが、一般的な相場は「5万円程」です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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