みなさんこんにちは。
本日は、オオヒキガエルの生態についてまとめていきたいと思います。
名前の通り、おっきなヒキガエルちゃん。
今回は、オオヒキガエルについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
それでは、オオヒキガエルの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
オオヒキガエルの写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?天敵はだれ?毒性はあるの?毒の成分は?英語名はなに?
オオヒキガエルの鳴き声は低く「グググ」「クックック」といった鳴き声をしています。
こちらが鳴き方の動画になります。
オオヒキガエルの性格はおっとり。
動きも鈍く自然界であったとしても比較的簡単に捕獲できます。
オオヒキガエルは強い毒を持っています。
そのためオオヒキガエルには天敵がいないとまで言われています。
オオヒキガエルは危険を感じると分泌腺から乳白色の毒液が皮膚から滲み出てきます。
その成分はアルカイドを主成分とし、目の失明、心臓麻痺を引き起こします。
オオヒキガエルの英語名はGiant toad。
次に、オオヒキガエルの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします!
オオヒキガエルの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?外来種なの?石垣島やオーストラリアにいる?
オオヒキガエルは本来アメリカ、エクアドル、メキシコ、ペルーなどの北米南部と、南米北部に生息しています。
オオヒキガエルの原産地はスリナムです。
しかしオオヒキガエルはその毒性ゆえに外来種として「世界の侵略的外来種ワースト100」にランクインされています。
日本では、石垣島などの諸島でオオヒキガエルの定着が確認されています。
オーストラリアでもオオヒキガエルの定着が確認されました。
次は、オオヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長についてと寿命と個体数はどれくらいなのかについてお伝えします!
オオヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?個体数はどれくらいなの?
オオヒキガエルは成体になると平均で8~15cm、最大で22cmほどに成長します。
オオヒキガエルの寿命は10~15年で、個体数は石垣島にだけで3~5万匹いると推定されています。
それでは、オオヒキガエルの飼育(飼い方)方法についてお伝えします!
オオヒキガエルの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
オオヒキガエルを飼育するときは、水槽、水飲み場、餌が必須です。
水槽は一般的に45cmの幅があれば飼育することができます。
もちろん、オオヒキガエルの体長によって異なるので大きいオオヒキガエルの場合は大きめのものを用意しましょう。
オオヒキガエルの餌は、昆虫やみみず、カエル、爬虫類、哺乳類などを食べます。
オオヒキガエルを飼育する際は、ダンゴムシを餌にするのがお勧めです。
それでは次は、オオヒキガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつなのかについてお伝えします!
オオヒキガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
オオヒキガエルは12~1月と秋から冬にかけて繁殖期、産卵期を迎えます。
しかし、石垣島など温暖な地気では年中繁殖期を迎えることもあります。
次に、オオヒキガエルの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします!
オオヒキガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?
オオヒキガエルは特定外来生物に指定されています。
そのためオオヒキガエルの飼育、販売、輸入、譲渡が原則として禁止されています。
日本に元々生息している生き物たちを守るため、法律は守りましょう。
続いては、オオヒキガエルとアズマヒキガエルやウシガエルとの違いや見分け方についてお伝えします!
オオヒキガエルとアズマヒキガエルやウシガエルとの違いや見分け方は?
外来種に指定されているオオヒキガエル。
一方、日本固有種とも言えるアズマヒキガエル。
そして大きなカエルの代名詞、ウシガエル。
オオヒキガエルとアズマヒキガエル、ウシガエルは体色、鳴き声に違いがあります。
まずは体色の違いについてです。
オオヒキガエルは肌が茶褐色。
アズマヒキガエルは黄色、赤、茶色、黒褐色とさまざま。
ウシガエルは緑、灰褐色に茶色い斑点があり、腹部に黒色の斑模様。
続いて、鳴き声の違いについてです。
オオヒキガエルはクックックっと小さな声。
アズマヒキガエルはボボボボと鳴きます。
ウシガエルはウォーウォーと、低く大きな声で鳴きます。
この体色の違いと鳴き声の違いがわかれば、オオヒキガエルとアズマヒキガエル、ウシガエルを見分けることができます。
次は、オオヒキガエルは食べることができるのかとどんな味がするかについてお伝えします!
オオヒキガエルは食べることができるの?どんな味がするの?
オオヒキガエルはもうすでにご存知のように猛毒を持っています。
在来種の蛇が誤ってオオヒキガエルを食べて中毒死したり、犬や猫が咥えて中毒死した事例もあります。
つまり、結論から言うと
オオヒキガエルは食べることができません。
しかし、オオヒキガエルを食べた方がおられたのでその方の食レポの一部をご紹介します。
*ウシガエルのように大きく肉づきがよく。どうにか食用になりそうなものなのだが、ふつうに捕まえて食べると悶絶するほどマズい。というか、中毒して舌や口が痺れる。*
https://dailyportalz.jp/kiji/How-to-eat-giant-toad
正直、毒もあるし、美味しくないなら食べようとは思えませんね。
最後は、オオヒキガエルの駆除の方法についてお伝えします!
オオヒキガエルの駆除の方法は?
オオヒキガエルは現在日本で指定外来種に指定されています。
オオヒキガエルの一番の問題はやはり猛毒を持っていることです。
猛毒を持つがゆえにオオヒキガエルは最強とも呼ばれています。
そのため、動物に捕食してもらいオオヒキガエルを駆除するのは困難を極めます。
しかし、オーストラリアはオオヒキガエルの駆除に成功しました!
なんとその方法はキャットフードとアリに駆除してもらうことでした。
オオヒキガエルが池に上がってくるところに、キャットフードを巻いておくと在来のアリたちが寄ってきてオオヒキガエルに群がり殺すと言う方法です。
斬新で、かつ簡単な方法でオオヒキガエルの駆除に成功したオーストラリアには驚きです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
オオヒキガエルのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①オオヒキガエルの写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?天敵はだれ?毒性はあるの?毒の成分は?英語名はなに?
オオヒキガエルは「グググ」「クックック」といった鳴き声で性格はおっとりしている。
アルカイドを主成分とした猛毒を持つ。
オオヒキガエルの英名は「Giant Toad」
②オオヒキガエルの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?外来種なの?石垣島やオーストラリアにいる?
オオヒキガエルの原産地はスリナムでアメリカ、エクアドル、メキシコ、ペルーなどの北米南部と、南米北部に生息している
日本では、石垣島などの諸島、オーストラリアでオオヒキガエルの定着が確認され特定外来種として指定されている。
③オオヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?個体数はどれくらいなの?
オオヒキガエルは成体になると最大で22cmに成長し、平均で10~15年生きる。
石垣島だけで3~5万匹いると推定されている。
④オオヒキガエルの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
オオヒキガエルを飼育するには、水槽、水飲み場、餌が必須。
水槽は45cmほど、餌は昆虫やミミズなどを食べるが、ダンゴムシがお勧め。
⑤オオヒキガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
オオヒキガエルが12~1月にかけて繁殖期と産卵期を迎える。
⑥オオヒキガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?
オオヒキガエルは特定外来生物に指定されているため、飼育、販売、輸入、譲渡などが禁止。
⑦オオヒキガエルとアズマヒキガエルやウシガエルとの違いや見分け方は?
オオヒキガエルとアズマヒキガエル、ウシガエルは体色と鳴き方に大きな違いがあり見分けに役立つ。
⑧オオヒキガエルは食べることができるの?どんな味がするの?
オオヒキガエルは猛毒を持つため、食べることはできない。
食べたとしても美味しくない。
⑨オオヒキガエルの駆除の方法は?
オーストラリアがキャットフードと在来のアリによってオオヒキガエルの駆除に成功した
キャットフードによってきたありがオオヒキガエルに群がり殺すという、簡単だが斬新な方法も用いた。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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