【オレンジヒキガエルの生態!】生息地や絶滅の原因等6個のポイント!

 

みなさんこんにちは。

本日は、オレンジヒキガエルの生態についてまとめていきたいと思います。

 

オレンジヒキガエルは、別名「オスアカヒキガエル」とも呼ばれるヒキガエルの仲間で、ヒキガエル科ヒキガエル属に分類されます。

 

今回は、オレンジヒキガエルについてのポイント、

①オレンジヒキガエルの写真(画像)!特徴や性格は?英語でなんていうの?
②オレンジヒキガエルの生息地(分布)はどこなの?絶滅の原因はなに?再発見されたの?
③オレンジヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
④オレンジヒキガエルは何を餌にしているの?
⑤オレンジヒキガエルの繁殖期はいつ頃なの?
⑥オレンジヒキガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

以上6個の点についてお伝えします。

それでは、オレンジヒキガエルの写真(画像)を見ていきましょう!

 

オレンジヒキガエルの写真(画像)!特徴や性格は?英語でなんていうの?

 

(引用元: Instagram  extinction.sucks 様)

 

こちらがオレンジヒキガエルの写真です。

 

オレンジヒキガエルはその名の通り、オスは鮮やかな赤色やオレンジ色でとても特徴的な体色をしています。

一方でメスは黒褐色または黄褐色で、黄色の縁取りがある赤い斑点模様があります。

 

オレンジヒキガエルは英語では「Golden toad」、「Orange toad」と呼ばれます。

日本語にすると、「金色のヒキガエル」「オレンジ色のヒキガエル」となるので意味はそのままですね。

 

オレンジヒキガエルは地表棲ですが、繁殖期にしか見られなかったことから普段は地中で生活をしていたとされています。

 

また、オレンジヒキガエルは他のヒキガエルの仲間に比べると四肢が長いという特徴もあるようです。

 

次は、オレンジヒキガエルの生息地(分布)をお伝えします!

 

オレンジヒキガエルの生息地(分布)はどこなの?絶滅の原因はなに?再発見されたの?

 

オレンジヒキガエルはコスタリカ共和国の固有種で、コスタリカ共和国のティララン山系に生息していました。

標高1590mの常緑広葉樹からなる雲霧林(うんむりん)と呼ばれる、熱帯雨林にのみ生息していたようです。

 

そんなオレンジヒキガエルですが、現在は残念ながら絶滅してしまいました。

絶滅の主な原因として挙げられているのは、雨量が激減したことによる干ばつと『カエルツボカビ症』という感染症の流行です。

 

オレンジヒキガエルの生息地は自然保護区に指定されていたので、水質汚染などの環境破壊は影響していないようです。

 

1987年には1500匹以上が確認されていましたが、1988年には11匹、そして1989年には1匹しか確認されませんでした。

そして、それ以降の目撃情報はないので1989年に絶滅したのではないかと考えられています。

 

このようにあまりにも突然の絶滅だったため、実は上記の説も確証があるわけではなく現在も詳しい原因は不明となっています。

 

そういった経緯のなかでオレンジヒキガエルは事実上の絶滅状態となってしまいましたが、どうやら諦めるにはまだ早いようです。

 

オレンジヒキガエルは全世界で絶滅両生類を探索するという試みにより、再発見が最も期待されている両生類の一種として有名なんです!

未だ再発見にはいたっていないようですが、この試みによってオレンジヒキガエル達ともう一度会えると嬉しいですね。

 

次に、オレンジヒキガエルの大きさと寿命をお伝えします!

 

オレンジヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

 

オレンジヒキガエルの成体はオスが4.1~4.8cm、メスが4.7~5.4cmです。

オスよりメスの方が少しだけ大きいですね。

 

また、オレンジヒキガエルの寿命についてですが、早くに絶滅してしまったためか詳しい情報は見つかりませんでした。

ですが、他のヒキガエルの仲間の寿命が10年前後なので、オレンジヒキガエルも同じくらい生きたのではないかと言われているようです。

 

次は、オレンジヒキガエルは何を餌にしているのかをお伝えします!

 

オレンジヒキガエルは何を餌にしているの?

 

オレンジヒキガエルは動物食で、小さな昆虫を食べていたようです。

また、オタマジャクシの頃には変態するまで何も食べないこともあったと考えられているようです。

 

次に、オレンジヒキガエルの繁殖の時期をお伝えします!

 

オレンジヒキガエルの繁殖期はいつ頃なの?

 

オレンジヒキガエルの繁殖時期は3~5月です。

 

この期間にのみ地上へ出てきて、雨によってできた池に一度に200~300個程度の大型の卵を産んでいました。

 

しかし、オレンジヒキガエルはオスの方がメスよりも数が多かったため、オスは激しい競争を勝ちぬく必要がありました。

 

オタマジャクシは約1ヶ月で変態し、幼体へと成長します。

ですが、オタマジャクシが成長するためにはちょうど良い量の雨が降る必要がありました。

 

雨が降りすぎると池の水が多くなり、オタマジャクシが流されてしまいます。

逆に少なすぎると池が干上がり、オタマジャクシは干からびてしまいます。

 

このように自然が相手ですから、なかなか一筋縄ではいかなかったようですね。

 

また、カエルと言えば繁殖期には大きな鳴き声をあげることで有名ですが、オレンジヒキガエルは鳴嚢(めいのう)と呼ばれる鳴き声を響かせる器官を持っていません。

そのため、繁殖期でもあまり大きな鳴き声は出しません。

 

それでは最後に、オレンジヒキガエルの販売価格や値段をお伝えします!

 

オレンジヒキガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

オレンジヒキガエルは絶滅してしまったため、販売はされていません。

そのため販売価格などは不明です。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

オレンジヒキガエルのまとめ!

 

ここまで、現在は出会うことのできない美しい体色のオレンジヒキガエルについてお話してきましたね。

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①オレンジヒキガエルの写真(画像)!特徴や性格は?英語でなんていうの?

オレンジヒキガエルのオスは鮮やかな赤色やオレンジ色です。

メスは黒褐色や黄褐色で黄色の縁取りがある赤い斑点模様があります。

英語では「Golden toad」「Orange toad」と呼ばれます。

 

②オレンジヒキガエルの生息地(分布)はどこなの?絶滅の原因はなに?再発見されたの?

オレンジヒキガエルは、コスタリカ共和国のティララン山系の標高1590mの雲霧林(うんむりん)と呼ばれる地域に生息していました。

絶滅の詳しい原因は未だに不明ですが、雨量の減少による干ばつや『カエルツボカビ症』が原因ではないかと言われています。

現在はまだ再発見にはいたっていませんが、再発見が大きく期待されています。

 

③オレンジヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

オレンジヒキガエルの成体の大きさはオスが4.1~4.8cm、メスが4.7~5.4cmです。

オレンジヒキガエルの寿命については不明です。

 

④オレンジヒキガエルは何を餌にしているの?

オレンジヒキガエルは動物食で、小さな昆虫を食べていたとされています。

 

⑤オレンジヒキガエルの繁殖期はいつ頃なの?

オレンジヒキガエルの繁殖時期は3~5月です。

一度に200~300個程度の卵を産みます。

 

⑥オレンジヒキガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?

オレンジヒキガエルは販売されていないため不明です。

 

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

(アイキャッチ画像引用元: Instagram  extinction.sucks 様 )

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