【キタサンショウウオの生態!】飼育方法やエゾサンショウウオとの違い等7個のポイント!

 

みなさんこんにちは。

本日は、キタサンショウウオの生態についてまとめていきたいと思います。

 

キタサンショウウオは両生綱有尾目サンショウウオ科キタサンショウウオ属に分類される有尾類です。

学名はSalamandrella keyserlingiiです。

 

今回は、キタサンショウウオについてのポイント、

①キタサンショウウオの写真(画像)!特徴や性格は?レッドリスト(絶滅危惧種)や天然記念物なの?
②キタサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?北海道にいる?どこの水族館や動物園にいる?冬越の場所はどこ?
③キタサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
④キタサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?食性は?なにを餌にしているの?
⑤キタサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
⑥キタサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなの?
⑦キタサンショウウウオとエゾサンショウウオの違いはなに?

 

以上7個の点についてお伝えします。

それでは、キタサンショウウオの写真(画像)を見ていきましょう!

 

キタサンショウウオの写真(画像)!特徴や性格は?レッドリスト(絶滅危惧種)や天然記念物なの?

 

(画像はInstagram@liza.feaven様より)

 

こちらがキタサンショウウオの画像です。

背面の中央に黄土色の帯があるのが特徴ですね。

日本のサンショウウオは前肢の指が4本、後肢の趾が5本のものが多いですが、キタサンショウウオは前肢の指と後肢の趾の本数がともに4本です。

1954年4月17日、釧路市北斗付近にあった平戸前小学校6年生の児童たちによって初めて発見されました。

主にユーラシア大陸に広く生息しており、日本では釧路湿原や北方四島の国後島など、限られた地域でしか見ることができず、氷河期の遺存種として学術的価値の高い動物です。

 

キタサンショウウオは絶滅危惧種や天然記念物に指定されています。

環境省・北海道のレッドリストでは絶滅危惧ⅠB類に指定、釧路市、標茶(しべちゃ)では天然記念物に指定されています。

 

次は、キタサンショウウオの生息地(分布)はどこなのか北海道にいるのかどこの水族館や動物園にいるか、冬越の場所はどこについてお伝えします!

 

キタサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?北海道にいる?どこの水族館や動物園にいる?冬越の場所はどこ?

 

キタサンショウウオは、日本では釧路湿原、上士幌町、(国後島)に分布しています。

 

海外では(国後島)、サハリン、パラムシル島、シュムシュ島、ロシア本土、カザフスタン、モンゴル、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国に分布しています。

キタサンショウウオは、「熱海バナナワニ園・東山動物園・安簑動物園・さいたま水族館・サンシャイン水族館・京都水族館・長崎ペンギン水族館」で飼育されているようです。

 

キタサンショウウオは、倒木の中や下、地中、動物の巣穴などに潜り冬眠します。

低温に対して強い耐性を持ち、数日間であれば冬眠場所の温度が-23℃にまで下がっても死ぬことはありません。

 

つぎに、キタサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するのかと寿命についてお伝えします!

 

キタサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

 

キタサンショウウオは成体になると全長12-16センチメートルに成長します。

サンショウウオ類の寿命は、飼育に適した環境下では20年程となっており、51年生きた例もあるようです。

野生の個体の寿命は天敵などの影響から平均10年程となっています。

 

それでは、キタサンショウウオの飼育(飼い方)方法はについて食性についてなにを餌にしているのかについてお伝えします!

 

キタサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?食性は?なにを餌にしているの?

 

キタサンショウウオは、天然記念物や絶滅危惧種のため無許可での飼育・販売は禁止されています。

 

日本産小型サンショウウオ類は希少で飼育難易度が高いため、飼育の情報は多くありません。

キタサンショウウオは肉食で昆虫、クモ、軟体動物、環形動物などをたべています。

 

それでは次は、キタサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期はいつなのかについてお伝えします!

 

キタサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

 

キタサンショウウオの繁殖形態は卵生。温帯では4~5月、北極圏では5~6月に、水たまり、池、湖、水路などの様々な水場に卵を産みます。繁殖期は約1~2週間です。

性成熟までに雌では3~4年、雄では2~3年を要します。

産卵は、低標高の止水域において日没後に行われることが多いです。

 

次に、キタサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします!

 

キタサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

キタサンショウウオは天然記念物に指定されているため、許可なく捕獲や生息域を消失させる行為、販売は禁止されています。

 

最後は、キタサンショウウウオとエゾサンショウウオの違いはなにかについてお伝えします!

 

キタサンショウウウオとエゾサンショウウオの違いはなに?

 

北海道に生息するキタサンショウウオとエゾサンショウウオの分布域は全く被っていません。

 

海外においてはより多様な環境で本種は生息しており、ニッチをエゾサンショウウオに奪われたと考えられています。

孵化直後の幼生の大きさではエゾサンショウウオの方がより大きいです。

 

本種はエゾサンショウウオに比べてやや小型で、成体ではエゾサンショウウオの背面は黒褐色、黄土色の縦帯はなく、体色が大きく異なるので見分けは容易です。

卵嚢の形状はどちらもバナナ状で、青白く光るのがキタサンショウウオです。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

キタサンショウウオのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①キタサンショウウオの写真(画像)!特徴や性格は?レッドリスト(絶滅危惧種)や天然記念物なの?

背面の中央に黄土色の帯があるのが特徴。

日本のサンショウウオは前肢の指が4本、後肢の趾が5本のものが多いが、キタサンショウウオは前肢の指と後肢の趾の本数がともに4本。

キタサンショウウオは、環境省・北海道のレッドリストでは絶滅危惧ⅠB類に指定、釧路市、標茶(しべちゃ)では天然記念物に指定されています。

 

②キタサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?北海道にいる?どこの水族館や動物園にいる?冬越の場所はどこ?

キタサンショウウオは、日本では釧路湿原、上士幌町、(国後島)に分布

海外では(国後島)、サハリン、パラムシル島、シュムシュ島、ロシア本土、カザフスタン、モンゴル、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国に分布しています。

キタサンショウウオは、「熱海バナナワニ園・東山動物園・安簑動物園・さいたま水族館・サンシャイン水族館・京都水族館・長崎ペンギン水族館」で飼育されているようです。

キタサンショウウオは、倒木の中や下、地中、動物の巣穴などに潜り冬眠します。

 

③キタサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

キタサンショウウオは成体になると全長12-16センチメートルに成長します。

サンショウウオ類の寿命は、飼育に適した環境下では20年程となっています。

 

④キタサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?食性は?なにを餌にしているの?

キタサンショウウオは、天然記念物や絶滅危惧種のため無許可での飼育・販売は禁止されています。

キタサンショウウオは肉食で昆虫、クモ、軟体動物、環形動物などをたべています。

 

⑤キタサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

キタサンショウウオの繁殖形態は卵生。温帯では4~5月、北極圏では5~6月に、産卵します。

 

⑥キタサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなの?

キタサンショウウオは天然記念物に指定されているため、許可なく捕獲や生息域を消失させる行為、販売は禁止されています。

 

⑦キタサンショウウウオとエゾサンショウウオの違いはなに?

北海道に生息するキタサンショウウオとエゾサンショウウオの分布域は全く被っていません。

孵化直後の幼生の大きさではエゾサンショウウオの方がより大きいです。

本種はエゾサンショウウオに比べてやや小型で、成体ではエゾサンショウウオの背面は黒褐色、黄土色の縦帯はなく、体色が大きく異なるので見分けは容易です。

卵嚢の形状はどちらもバナナ状で、青白く光るのがキタサンショウウオです。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(アイキャッチ画像はInstagram@elementy.ru様より)

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