みなさんこんにちは。
本日は、コンゴツメガエルの生態についてまとめていきたいと思います。
コンゴツメガエルはピパ科コンゴツメガエル属のカエルの仲間です。
コンゴツメガエル属には4種のカエルが属しており、コンゴツメガエルはそのうちの一種です。
今回は、コンゴツメガエルについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、コンゴツメガエルの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
コンゴツメガエルの写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?なつくの?学名や英語名はなに?
コンゴツメガエルは別名「ヒメツメガエル」や「ドワーフツメガエル」とも呼ばれます。
(引用元:Instagram myplantedtank様)
こちらがコンゴツメガエルの写真です。
コンゴツメガエルは夜行性で、体は扁平で頭部は小さく、後肢の指には爪があります。
体色は背面側が灰褐色で腹面側は白色で、腹面は内臓が少し透けて見えます。
コンゴツメガエルは完全水棲のカエルで一生を水中で過ごすため、前後の肢に水かきを持っているので泳ぎは得意です。
普段は水底でじっとしていたり這うようにして生活していますが、息継ぎのために水面へ上がる時は凄いスピードで泳いでいきます。
夜間には活発に動き回り、愛らしい仕草も見せてくれます。
また、コンゴツメガエルは「ジィージィー」という虫のような鳴き声をしていて、鳴くのは他のカエルと同様にオスだけです。
コンゴツメガエルは臆病な性格でちょっとした物音にも敏感に反応し、野生では天敵から隠れるために泥に潜っていることもあります。
ですが、温厚でもあるのでお世話をしていれば人にもある程度は慣れてくれますよ。
コンゴツメガエルの学名は「Hymenochirus boettgeri」、英語では「African dwarf frog」と呼ばれます。
次は、コンゴツメガエルの生息地(分布)をお伝えします!
コンゴツメガエルの生息地(分布)はどこなの?
コンゴツメガエルの生息地は、アフリカのカメルーンやナイジェリア、コンゴ民主共和国です。
熱帯雨林の流れの緩やかな沼や河川、コンゴ川周辺の小川や池にも生息しています。
次に、コンゴツメガエルの大きさと寿命をお伝えします!
コンゴツメガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
コンゴツメガエルの成体は最大でも3~4cmと小型のカエルです。
小型なことから冒頭でも紹介した「ヒメ」や「ドワーフ」という別名がついたようです。
コンゴツメガエルの寿命は3~8年とかなり差があります。
この差は飼育環境によって生まれるようです。
上手く飼育して長生きさせてあげたいですね。
次は、コンゴツメガエルの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
コンゴツメガエルの飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
コンゴツメガエルはしっかりと設備を整えてあげれば飼育は比較的簡単です。
コンゴツメガエルの飼育に必要な物は、水槽と蓋と床材と水温計とヒーターとろ過機とシェルターです。
コンゴツメガエルは小型ですが、水質の悪化に弱いため水槽は60cm以上の大きめの物を用意しましょう。
脱走防止のために蓋も必須です。
床材はコンゴツメガエルが誤飲しないように、少し大きめの砂利などを使用します。
水温は22~28度が適正とされているので急な変化に気をつけ、普段は25度前後になるようにしましょう。
コンゴツメガエルは暖かい地域に生息しているため冬眠はしないので、冬はヒーターで水槽内を温めてあげます。
ろ過機は無くても飼育は可能ですが、水質の悪化を防ぐために設置した方がいいです。
また、コンゴツメガエルは臆病なので隠れ家があると安心できます。
シェルターなどを入れて、休める場所を作ってあげるようにします。
床材に汚れが溜まると病気にかかりやすくなるので、こまめに掃除をするようにしましょう。
実は、コンゴツメガエルは他の魚との混泳も可能です。
混泳させたい場合は120cm以上の大きな水槽を用意し、水草や流木なども入れるようにしましょう。
次に、コンゴツメガエルの餌と量、与え方をお伝えします!
コンゴツメガエルの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
コンゴツメガエルは口に入るサイズの餌なら何でも食べるので、人工餌でも食べてくれます。
金魚や熱帯魚の餌も食べるので、他の魚と混泳させる場合は魚と同じ餌を与えても構いません。
おすすめは、カルシウムを含んだカメの餌やエビの餌、ミナミヌマエビの稚エビです。
この他にも、冷凍や乾燥のアカムシ、イトミミズなどもよく食べます。
コンゴツメガエルは視力があまりよくないので、餌を与える際はピンセットを使用すると食べてくれやすいです。
両生類は肥満になりやすいので餌の頻度は週に2~3回を目安にして、与えすぎに注意してくださいね。
次は、コンゴツメガエルの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
コンゴツメガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
コンゴツメガエルの繁殖時期は特に決まっていないため、1年中いつでも繁殖します。
コンゴツメガエルは夜行性なので、主に深夜や明け方に繁殖を行います。
交尾も産卵ももちろん水中で行います。
卵は卵塊を作らずバラバラに産み落とされ、水面に浮いてきます。
水草を入れている場合には、水草に産み付けることもあります。
卵は1~3日で孵化し、その後約3ヶ月ほどで変態し小さなカエルになります。
飼育下での繁殖も難しくなく、多頭飼いしていたらいつの間にか繁殖していたというケースも多いようです。
繁殖自体は難しくはありませんが、オタマジャクシの飼育は難しいようですね。
それでは最後に、コンゴツメガエルの販売価格や値段をお伝えします!
コンゴツメガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?
コンゴツメガエルは500円前後という安価で販売されています。
両生類専門店の他に一般的なペットショップやネット通販でも購入できます。
ネット通販ではペアで販売されていることも多いので、繁殖に挑戦してみたい方におすすめです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
コンゴツメガエルのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①コンゴツメガエルの写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?なつくの?学名や英語名はなに?
コンゴツメガエルは別名「ヒメツメガエル」や「ドワーフツメガエル」とも呼ばれます。
コンゴツメガエルは夜行性で、体は扁平で頭部は小さく、後肢の指には爪があります。
完全水棲のカエルで、体色は背面側が灰褐色で腹面側は白色、腹面は内臓が少し透けて見えます。
虫に似た「ジィージィー」という鳴き声をしています。
臆病ですが、温厚でもあり人にもある程度慣れてくれます。
コンゴツメガエルの学名は「Hymenochirus boettgeri」、英語では「African dwarf frog」と呼ばれます。
②コンゴツメガエルの生息地(分布)はどこなの?
コンゴツメガエルの生息地は、アフリカのカメルーンやナイジェリア、コンゴ民主共和国です。
熱帯雨林の流れの緩やかな河川や沼などに生息しています。
③コンゴツメガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
コンゴツメガエルの成体は最大でも3~4cmと小型のカエルです。
平均寿命は3~8年ほどです。
④コンゴツメガエルの飼育(飼い方)方法は?飼育ケージの選び方も!
コンゴツメガエルの飼育に必要な物は、水槽と蓋と床材と水温計とヒーターとろ過機とシェルターです。
水槽は60cm以上で蓋も必ず用意しましょう。
床材は誤飲しないように大きめの砂利などを使用します。
水温は25度前後、冬はヒーターを入れます。
水質悪化を防ぐためにろ過機を設置し、隠れ家となるシェルターも入れます。
⑤コンゴツメガエルの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
金魚や熱帯魚の餌も食べますが、おすすめはカルシウムを含むカメの餌やエビの餌、ミナミヌマエビの稚エビです。
冷凍や乾燥のアカムシ、イトミミズもよく食べます。
コンゴツメガエルは視力があまりよくないので、餌を与える際はピンセットを使用します。
餌の頻度は週に2~3回を目安にして、与えすぎに注意してください。
⑥コンゴツメガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
コンゴツメガエルの繁殖時期は特に決まっていないため1年中いつでも繁殖し、主に深夜や明け方に繁殖を行います。
コンゴツメガエルの卵は卵塊を作らずバラバラに産み落とされます。
卵は1~3日で孵化し、その後約3ヶ月で変態します。
⑦コンゴツメガエルの販売価格や値段はどれくらいなの?
コンゴツメガエルは500円前後という安価で販売されています。
両生類専門店の他に一般的なペットショップ、ネット通販でも販売されています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像引用元:Instagram zarif77様)
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