みなさんこんにちは。
本日は、サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の生態についてまとめていきたいと思います。
サイドワインダーは英名では「side winder」といいます。
「Crotalvs cerastes」というのは学名になりますね。
今回は、サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)についてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
それでは、サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の写真(画像)!特徴や性格は?移動方法は特殊なの?名前の由来や別名はなに?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)はクサリヘビ科ガラガラヘビ属のヘビです。
出典元:instagram jeremy_tippett様より
こちらがサイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の写真になります。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の眼の上には、ウロコが変形したトゲのようなまつ毛のようなものが生えているのが特徴です。
このおかげで、砂にもぐっても眼に砂粒が入りません。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の眼と鼻の間にへこんだ部分があり、ピットと呼ばれます。
これは、暗闇の中でも0.1℃の変化を数十cmの距離で正確に認識するのに役立ちます。
普通の眼が2つあるのに、さらに赤外線カメラのような眼が2つあるようなものですね!
夜行性のサイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)が、夜食事をするのに大変役立ちます。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は黄褐色~青みがかった灰褐色をしていて、背中に短い縞模様があります。
体の側面には斑点模様もありますよ。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は進行方向へまっすぐ進まないヘビです。
そのためサイドワインダーやヨコバイガラガラヘビという名前がつきました。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は頭を伸ばしてから、体を引っ張り上げる形で進むとても個性的な移動方法のため、砂に斜めに平行な跡がつくのが特徴です。
蛇足ですが、アメリカのミサイルに「サイドワインダー」というこのヘビと全く同じ名前のものがあるんです。
これは、発射されたときにまっすぐ飛ばずに蛇行することと、赤外線センサーを搭載しているので、本家のサイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)から名前をもらったそうですよ。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は毒蛇です。
他のガラガラヘビに比べて毒性は強くないそうですが、神経毒の中に出血性の毒が多く含まれます。
噛まれてすぐに大人が死ぬことはありませんが、噛まれたところが腫れて痛くなり、水泡ができたりして壊死することもあります。
また、アレルギーがある場合は、アナフィラキシーショック症状を引き起こす可能性があるので、万が一噛まれたら、すぐに病院へ行きましょうね。
サイドワインダーの別名のヨコバイガラガラヘビというのは、サイドワインダーのしっぽの先にガラガラヘビについている、音のなる器官がついているからです。
この器官はガラガラというよりは、ジージーとかジャージャーといった音を出して威嚇します。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)のこの部分、実は、子どもころにはプレボタンといって1つしかついていないのです。
このボタンが2つになると、音がするようになります。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)が脱皮を繰り返すたびに、この器官だけ抜け落ちずにのこり、長くなっていき音がするようになるんですよ!
なんと、この器官中身は空っぽなんですって。
そんなサイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の性格はほかのガラガラヘビに比べると臆病だそうです。
次は、サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の生息地(分布)をお伝えします!
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の生息地(分布)はどこなの?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)はアメリカ南西部からメキシコ北西部の砂漠のような、少し植物のある、荒れた場所に生息(分布)しています。
変温動物なので、暑い時間帯には砂や他の動物が掘った穴で休息してます。
次に、サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の大きさと寿命をお伝えします!
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)が成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は生まれてすぐは18cm~24cmほどですが、成長すると50cm~80cmになります。
ヘビにしては珍しく、オスよりもメスが大きいのが特徴です。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の自然環境での寿命は、オスはおよそ13年、メスは5年ほどと言われています。
メスは出産直後に疲労で死んでしまう個体もいるそうです。
しかし、飼育下ではオスメス問わず、20年以上生きたという報告があります。
次は、サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の飼育(飼い方)方法をお伝えします!
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の飼育(飼い方)方法は?何を餌にしているの?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は樹上生活をするヘビと違い、地面を這って生活するため、ある程度広いケージが必要になります。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の床材は乾燥した砂がよいでしょう。
ホットプレイスとシェルターを作ってあげてくださいね。
ホットプレイスは30℃から32℃ほど、シェルターは26℃前後で夜は23℃ほどに落とします。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は神経質なところがあるので、最初は餌を食べないかもしれませんが、そのままケージに入れておきます。
自然界では、ネズミやトカゲなどを食べているのでピンクマウスや生きたヤモリなどを与えてみましょう。
水はいつも入れておく必要はありません。
1週間から10日に1晩、体が入るくらいの入れ物に水を入れておくといいでしょう。
または、そのくらいの期間に直接サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)を水に入れてください。
次に、サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
出典元:instagram snake_n_snek様より
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の繁殖期は4月から5月です。
約3ヵ月後の7月から8月に5匹~18匹の子どもを産みます
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は卵生ではなく、体のなかで子どもになってからメスが出産します。
出産に要する時間はおよそ、2時間から3時間ほどです。
あまり、大きくないサイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)にしてみると体への負担が大きいのかもしれません。
生まれてきた子どもは1週間~10日ほど親と一緒に巣穴の中で過ごし、そのご巣立ちます。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の子どもは2年から3年で生殖が可能になり、餌が少ない時期をのぞけば毎年出産するようです。
それでは最後に、サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の販売価格や値段をお伝えします!
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の販売価格や値段はどれくらいなの?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)を販売しているという記録はありませんでした。
そのため、価格や値段は不明です。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の写真(画像)!特徴や性格は?移動方法は特殊なの?名前の由来や別名はなに?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は眼の上にウロコが変形したまつ毛のようなものがあるのが特徴です。
また、眼と鼻の間にピットというくぼみがあり、赤外線で真っ暗な中でも0.1℃の変化を数十メール先でもわかる器官を持っています。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は青みがかった灰褐色で、背中には縞模様があり脇腹には斑点があるのも特徴です。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)はまっすぐにはすすまず、頭を伸ばしたあとS字型に体を引き寄せるため、這ったあとには斜めに平行した線が残ります。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)はしっぽにガラガラヘビと同じ器官を持っていて横に這うため、ヨコバイガラガラヘビという別名を持っています。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は毒蛇です。
性格はほかのガラガラヘビに比べて臆病なようですね。
②サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の生息地(分布)はどこなの?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)はアメリカの南西部からメキシコの北西部に生息(分布)しています。
乾燥した砂漠のような少し植物があるような荒地が好みです。
③サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)が成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)はオスよりもメスのほうが大きく成長するのが特徴で、50cm~80cmになります。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の寿命は、オスが約13年、メスは5年ほどと言われています。
出産後に疲労で死んでしまうメスもいるそうですよ。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は飼育下では、オス、メス問わず20年以上生きるとのことです。
④サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の飼育(飼い方)方法は?何を餌にしているの?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は自然界では陸を這ったり、砂にもぐったりして生活しているヘビなので、飼育する場合ある程度の面積があるケージと床材に砂が必要です。
ホットプレイスとシェルターを用意して、30℃から32℃くらいの場所と26℃くらいの場所を用意してあげましょう。
水は常に置いておく必要はなく、1週間から10日に1回一晩水入れを入れておきましょう。
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)は自然界では、ヘビやトカゲ、ネズミやヤモリなどを食べて生きているので、ペットショップで生餌があればあげてください。
⑤サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の繁殖期は4月から5月で、約3ヵ月後に子どものヘビを出産します。
⑥サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)の販売価格や値段はどれくらいなの?
サイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)をの販売価格や値段は不明です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ出典元:instagram adamjacksonreptiles様より)
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