みなさんこんにちは。
本日は、サキシマアオヘビの生態についてまとめていきたいと思います。
サキシマアオヘビは、ナミヘビ科アオヘビ属の日本の固有種です。
今回は、サキシマアオヘビについてのポイント、
以上5個の点についてお伝えします。
それでは、サキシマアオヘビの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
サキシマアオヘビの写真(画像)!特徴や性格は?絶滅危惧種なの?学名は何?
出典元:instagram irijanbook様より
こちらがサキシマアオヘビの写真になります。
サキシマアオヘビの成体は、暗めの渋いオリーブ色をしていて縦線の模様がはいっている個体がいますが、はっきりしない個体も多いです。
光の当たり方によっては、緑色に見えることもありますよ。
お腹は薄いクリーム色をしています。
アオヘビという名前ですが、青くはないんですね。
サキシマアオヘビの子どもは、淡いきれいなオリーブ色をしていて黒褐色の縞模様が背中にあり、脇腹は斑点模様になっていてしっぽに向けて薄くなっています。
サキシマアオヘビの性格は温厚なようです。
サキシマアオヘビをラッキーにも発見でき、そっと手で触ってみても舌でぺろぺろと確認するていどで、まず、威嚇することはありません。
眼が大きく体がずんぐりむっくりしていて、かわいい小顔に似合った性格をしているのですね。
サキシマアオヘビは現地の方言で「アウナジゥ」と呼ばれているそうです。
そんなおっとりしたサキシマアオヘビは環境省の準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
これは、もう一つランクが下がると絶滅危惧種になってしまうレベルです。
イタチなどに捕食されたり、道路を横断中に事故にあったりすることがあります。
西表島では、イリオモテヤマネコを発見するよりもサキシマアオヘビを見つける方が難しいという人もいます。
次は、サキシマアオヘビの生息地(分布)をお伝えします!
サキシマアオヘビの生息地(分布)はどこなの?
サキシマアオヘビは八重山諸島の島に生息しています。
与那国島と鳩間島を除く、小浜島、西表島、石垣島、波照間島、竹富島などが生息地(分布)です。
宮古列島での目撃例があったという報告がありましたが、誤認ではないかという説があります。
サキシマアオヘビは夜行性と言われていますが、夕方や昼間見かけることもあるそうですよ。
平地や山地、林の木の上や路上などにいるといわれていますが、個体数がはっきりしていないため発見が難しいヘビです。
次に、サキシマアオヘビの大きさと寿命をお伝えします!
サキシマアオヘビが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
サキシマアオヘビは50cmから80cmに成長し、最大で85cmという個体もいました。
オスよりもメスのほうが体がむっちりしていて、しっぽが短い傾向がありますが、1個体だけではオスかメスかの違いはわからないでしょう。
サキシマアオヘビは、夏ごろに卵を数個産むということがわかっています。
サキシマアオヘビの寿命は自然界では数年です。
次は、サキシマアオヘビの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
サキシマアオヘビの飼育(飼い方)方法は?何を餌にしているの?
出典元:instagram dmwajpw様より
サキシマアオヘビは野生化では発見が難しいヘビですが、ブリードしている人もいます。
いくつかのサイトで、販売しているのを確認しましたが現在は在庫切れのところが多いです。
生態がはっきりしていないので、生息地の湿度や温度などの環境を再現するような飼育方法がよいかもしれません。
平地や山地に生息し、夜行性といわれたり昼や夕方にも行動するといわれるサキシマアオヘビは、なんと、ミミズしか食べないヘビなのです。
ミミズといっても、南西諸島のミミズは本土のミミズに比べて大きく、20cmや30cmはざらにあるそうですよ。
そんな大きさだから、ミミズだけを食べて生きていけるのですね。
飼育する場合は、鮮度のよいミミズの調達が必須になります。
実際に飼育していた人の情報では、ピンクマウスも口に入れれば飲み込んで食べてくれるそうですが、やはり、ミミズのみを食べて生きるにはそれなりの理由があるのでしょうから、なるべくミミズを用意してあげましょう。
長いこと飼育していると、慣れるらしく手に乗せても静かにしているそうです。
それでは最後に、サキシマアオヘビの販売価格や値段をお伝えします!
サキシマアオヘビの販売価格や値段はどれくらいなの?
いくつかの販売サイトでの情報ですが、個体数が多くセールをしている場合は5000円前後、通常だとおよそ8000円です。
2013年の動物愛護法の改正により、通信販売はできないため直接お店に出向いての対面販売になります。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
サキシマアオヘビのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは5個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①サキシマアオヘビの写真(画像)!特徴や性格は?絶滅危惧種なの?学名は何?
サキシマアオヘビは、成体は渋くて暗いオリーブ色をしており幼体は鮮やかなオリーブ色をしています。
縞模様や斑点がある個体もいますが、個体差があります。
夜行性といわれていますが、昼間や夕方に目撃されることもあります。
性格はいたって温厚で、ほぼ威嚇することはありません。
サキシマアオヘビは、準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
サキシマアオヘビの学名は「Cyclophiops herminae」です。
②サキシマアオヘビの生息地(分布)はどこなの?
サキシマアオヘビは八重山諸島に生息(分布)しています。
小浜島、西表島、石垣島、波照間島、竹富島などです。
平地や山地、林の木の上や路上などで目撃されます。
③サキシマアオヘビが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
サキシマアオヘビは50cmから85cmくらいまで成長します。
メスのほうが体がむっちりしていてしっぽが短い傾向があります。
寿命は自然界では数年です。
④サキシマアオヘビの飼育(飼い方)方法は?何を餌にしているの?
サキシマアオヘビは詳しい生体がはっきりしていないため、生息地の温度や湿度などを再現するような形での飼育がおすすめです。
サキシマアオヘビはミミズが主食です。
⑤サキシマアオヘビの販売価格や値段はどれくらいなの?
ショップによって違いますが、平均すると8000円ほどです。
ただし、動物愛護法の改正により通信販売はされていません。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ出典元:instagram onychodactylus様より)
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