みなさんこんにちは。
本日は、サキシマバイカダの生態についてまとめていきたいと思います。
サキシマバイカダは英語の名前では、「White banded wolfsnake」と呼ばれます。
今回は、サキシマバイカダについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、サキシマバイカダの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
サキシマバイカダの写真(画像)!特徴や性格は?捕獲してもいいの?学名はなに?
サキシマバイカダはナミヘビ科オオカミヘビ属のヘビで、オオカミヘビ属のヘビは日本ではこの一種類だけです。
出典元:instagram yuzo3759様より
こちらがサキシマバイカダの写真になります。
サキシマバイカダの体は淡い灰褐色や黄土色で、首のうしろからしっぽにかけて黒みがかった紫色の帯状の模様がついているのが特徴です。
サキシマバイカダの模様の出かたは、生息地で個体差があり、しっぽへ向けて縞模様が斑点になっている個体もいます。
お腹は白から淡い灰色をしています。
サキシマバイカダは性格にも個体差があり、すぐにかみつく血の気の多い個体が多めですが、触ってもとくに威嚇もせず、おとなしくしている個体もいますよ。
サキシマバイカダは過去に爬虫類専門のペットショップでの扱いや、ブリードされて販売されていたものもあるようですが、生息地(分布)の島や市の条例で、捕獲を禁止している場所もあります。
もしもサキシマバイカダを捕獲したい場合は、その場所の条例を調べてみましょう。
サキシマバイカダの学名は「Lycodon.ruhstrati.multifasciatus」です。
サキシマバイカダの英名には「wolf」と入っていて、属名もオオカミヘビ属、学名の「Lycodon」はオオカミの歯を意味することばです。
次は、サキシマバイカダの生息地(分布)をお伝えします!
サキシマバイカダの生息地(分布)はどこなの?絶滅危惧種なの?
サキシマバイカダの生息地(分布)は先島諸島の宮古島、石垣島、西表島、伊良部島です。
サキシマバイカダは八重山三大レア種のうちの一種類といわれるほど、出会いが少ないヘビです。
準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
樹上生活しているらしいという説がありますが、路上で出会うこともあり、詳しい生態や個体数がほとんどわかっていないヘビです。
石垣島や西表島の個体は、瞳孔、虹彩ともに黒いためクリりとした黒目に見え、宮古島の個体は虹彩の色が薄いので、ネコ目のような瞳孔の形がよく見えます。
次に、サキシマバイカダの大きさと寿命をお伝えします!
サキシマバイカダが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
サキシマバイカダの成体は70cmから80cmに成長します。
体が細いヘビで、少し太めの割りばしのようなサイズです。
サキシマバイカダの寿命は、自然界でははっきりわかっていませんが、飼育下では成体を仕入れて数年は生きているという例があります。
次は、サキシマバイカダの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
サキシマバイカダの飼育(飼い方)方法は?何を餌にしているの?
サキシマバイカダは樹上生活をしているという説があり、夜行性のため出会うことが難しいヘビです。
飼育する場合は、生息地の気温や湿度を再現するような形がおすすめです。
ケージは30cm×45cmくらいで必ずフタのあるものを用意しましょう。
サキシマバイカダはとても細いヘビなので、ほんの少しのすきまからでも脱走してしまいます。
サキシマバイカダは肉食です。
自然界では、ミナミヤモリ、オガサワラヤモリ、サキシマキノボリトカゲ、サキシマベトカゲなどを食べています。
飼育する場合は、できれば生餌を捕まえてきて与えたいですが冷凍のものでもなれてくれば、食べるようです。
次に、サキシマバイカダがかかりうる病気や対策方法をお伝えします!
サキシマバイカダがかかりうる病気は?対策方法も!
サキシマバイカダがかかる特定の病気というのは不明です。
しかし、ヘビ類に共通してかかる病気や注意することがあります。
ヘビを購入、捕獲してきてすぐは環境の大きな変化により、ストレスがかかった状態です。
そのため、拒食といって餌を食べない時期がある程度続く可能性があります。
その場合は、なるべく静かな場所にケージをおいて落ち着かせてあげて下さい。
ヘビはダ脱皮を繰り返して大きくなる生物ですが、脱皮不全といって上手に脱皮ができず皮が残ってしまい、そこから炎症を起こすことがあります。
慣れている人は脱皮の手伝いをしてあげて下さい。
できれば、爬虫類専門の獣医さんに診察してもらうのがいいですね。
ヘビが生餌を食べる場合、その生餌に寄生虫がいることがあります。
ヘビには影響のない虫であればよいですが、悪さをする寄生虫がいる場合も獣医さんに見てもらいましょう。
ヘビのみならず、鳥類や両生類にもあることですが、卵詰まりという症状があります。
ヘビは無精卵でも卵を産むことがありますが、うまく卵が排出されず体の中にたまってしまう状態です。
命を落とす可能性もあるので、爬虫類専門の獣医さんに摘出してもらってくださいね。
サキシマバイカダを飼育する場合も同じことが言えますので、ストレスにならないていどに観察して、少しでも異常があるようであれば専門家に相談してくださいね。
次は、サキシマバイカダの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
サキシマバイカダの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
出典元:instagram iriomote_nt様より
サキシマバイカダの繁殖期は春で、5月から6月にかけて産卵します。
直径が1cmほど、長さは3cmから5cmのウィンナーのような卵を、2個から6個産みます。
それでは最後に、サキシマバイカダの販売価格や値段をお伝えします!
サキシマバイカダの販売価格や値段はどれくらいなの?
サキシマバイカダは入荷がとても不定期なヘビなため、くわしい販売価格や値段はわかっていません。
過去に販売されいた価格もまちまちで、12000円から15000円での扱いから、高い場合は30000円近い場合もありました。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
サキシマバイカダのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①サキシマバイカダの写真(画像)!特徴や性格は?捕獲してもいいの?学名はなに?
サキシマバイカダは灰色や黄土色に、黒紫色の縞模様の入ったヘビで、生息地の個体差で斑点模様があるのが特徴です。
サキシマバイカダの性格にも個体差がありますが、すぐに噛みつく個体が多いようです。
サキシマバイカダは生息地(分布)の島や市によって条例が違うため、捕獲したい場合はあからじめ、調べておくといいですね。
サキシマバイカダの学名は、「Lycodon.ruhstrati.multifasciatus」です。
②サキシマバイカダの生息地(分布)はどこなの?絶滅危惧種なの?
サキシマバイカダの生息地(分布)は先島諸島の宮古島、石垣島、西表島、伊良部島です。
サキシマバイカダは、準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
③サキシマバイカダが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
サキシマバイカダは成体で、70cmから80cmほどまで成長しますが、割りばしを少し太くしたくらいのサイズなので、細くて小さいヘビという印象です。
寿命は自然界では不明ですが、飼育下では成体をしいれてから数年は生きているという例がありますよ。
④サキシマバイカダの飼育(飼い方)方法は?何を餌にしているの?
サキシマバイカダの詳しい飼育方法はわかっていませんが、生息地(分布)の環境を再現するのがよいでしょう。
サキシマバイカダは細いヘビなので、ほんの少しのすきまからでも脱走するので、しっかりフタのしまるケージで飼育しましょう。
サキシマバイカダはトカゲやイモリが主食の肉食です。
⑤サキシマバイカダがかかりうる病気は?対策方法も!
サキシマバイカダに限る病気は不明ですが、一般的にヘビがかかりうる病気やケガ、炎症などに気をつけましょう。
環境の大きな変化やストレスによる拒食、脱皮不全による炎症や寄生虫や卵詰まりなどです。
ヘビのストレスにならないていどに日々、観察してすこしでも異常が見られたら専門家に相談するのがよいですね。
⑥サキシマバイカダの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
サキシマバイカダの繁殖期は春で、産卵は5月から6月になります。
直径1cmほど、長さが3cmから5cmの長細い卵を2個から6個産みます。
⑦サキシマバイカダの販売価格や値段はどれくらいなの?
サキシマバイカダの現在の販売価格や値段は不明ですが、過去に12000円から15000円、高い場合は30000円ほどで取引されていた例がありました。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ出典元:instagram kappa_laboratoty様より)
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