【カイサカ(フェルデランス)の生態!】毒の成分や噛まれた際の対処法について等6個のポイント!

 

みなさんこんにちは。

本日は、カイサカ(フェルデランス)の生態についてまとめていきたいと思います。

 

カイサカはクサリヘビ科ヤジリハブ属に分類されるヘビの1種です。

カイサカの学名は「Bothrops atrox」といいます。

 

フェルデランスという別名でも知られていて、日本では特定動物に指定されています。

 

今回は、カイサカ(フェルデランス)についてのポイント、

①カイサカ(フェルデランス)の写真(画像)!目の特徴や性格は?毒蛇なの?毒の成分は?噛まれたらどうする?英語でなんていうの?
②カイサカ(フェルデランス)の生息地(分布)はどこなの?
③カイサカ(フェルデランス)が成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
④カイサカ(フェルデランス)はなにを餌にしているの?
⑤カイサカ(フェルデランス)の性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
⑥カイサカ(フェルデランス)の繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

 

以上6個の点についてお伝えします。

それでは、カイサカ(フェルデランス)の写真(画像)を見ていきましょう!

 

カイサカ(フェルデランス)の写真(画像)!目の特徴や性格は?毒蛇なの?毒の成分は?噛まれたらどうする?英語でなんていうの?

 

こちらがカイサカの写真です。

 

カイサカは、頭部は三角形で灰色や茶褐色などの地味な体色をしていて、全身にダイヤ型のような斑紋があります。

茶褐色や灰色の他にもオリーブ色や黄褐色など、個体によって体色は様々です。

 

またカイサカは夜行性なので、金色または青銅色をしている目は暗視にとても適しています。

 

カイサカは英語では「Common lancehead」と呼ばれ、直訳すると一般的な槍の頭という意味になります。

別名の「フェルデランス」という名もフランス語で同一の意味を持ち、カイサカの頭部の形が槍に似ていることからこの呼び名がついたようです。

 

カイサカはとても攻撃的な性格で、中南米の毒ヘビによる咬傷被害はカイサカによるものが半分以上を占めています。

カイサカの毒は非常に強力で、主成分は出血毒です。

 

たった一瞬で人間の致死量の毒を体内に注入することができます。

そのため、致死率が非常に高く4時間以内に血清を打たないと死亡してしまうと言われています。

 

その性質から、カイサカは中南米で最も危険な毒ヘビと呼ばれています。

 

しかし、このカイサカの毒も危険なばかりではありません。

カイサカの持つ毒から、傷口を45秒で完全に塞いでくれる医療用の接着剤が作製できるそうです。

 

今はまだ試験段階ですが、実用化されればたくさんの医療現場で役立つことでしょう。

 

次は、カイサカ(フェルデランス)の生息地(分布)をお伝えします!

 

カイサカ(フェルデランス)の生息地(分布)はどこなの?

 

カイサカはボリビアやブラジルやエクアドル、アルゼンチンなどの中南米に生息しています。

 

アマゾンの熱帯雨林や森林地帯、畑、果樹園などの幅広い地域に生息していて、地上と樹上のどちらでも活動します。

特に河川や沼地などの湿気のある場所を好んでいます。

 

畑や果樹園に潜むカイサカに気付かずに近付いてしまい、被害に遭う人がとても多いようです。

 

次に、カイサカ(フェルデランス)の大きさと寿命をお伝えします!

 

カイサカ(フェルデランス)が成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

 

カイサカは平均で120㎝ほどになりますが、メスはこれよりもう少し大きくなります。

 

カイサカの寿命は約8年です。

ヘビには10年以上生きる種が多いので、その中ではカイサカの寿命は少し短いですね。

 

次は、カイサカ(フェルデランス)の餌をお伝えします!

 

カイサカ(フェルデランス)はなにを餌にしているの?

 

カイサカは肉食なので、主に小型の哺乳類や鳥類、カエルやトカゲなども捕食します。

カイサカは待ち伏せをするハンターです。

 

茶褐色の地味な体色は、土壌や落ち葉にカモフラージュするのにピッタリです。

落ち葉などに隠れて獲物が近付いて来るのを待ち、獲物が目の前を通ると襲い掛かります。

 

鼻孔と目の間に位置する熱を感知するピット器官と暗視に適した目のおかげで、夜間でも獲物の正確な位置を把握できるんです。

 

次に、カイサカ(フェルデランス)の性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!

 

カイサカ(フェルデランス)の性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

カイサカはオスとメスで体格に大きな差があります。

オスは130㎝程度ですが、メスは大きいものだと170㎝まで成長します。

 

そのため、成熟した個体は容易に性別の判別ができますよ。

 

それでは最後に、カイサカ(フェルデランス)の繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!

 

カイサカ(フェルデランス)の繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

 

カイサカは1年中いつでも繁殖します。

クサリヘビ科の仲間には卵胎生のヘビもいますが、カイサカは卵生です。

 

メスは3~4ヶ月間の妊娠期間の後、1度に60~80個の卵を産卵します。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

カイサカ(フェルデランス)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①カイサカ(フェルデランス)の写真(画像)!目の特徴や性格は?毒蛇なの?毒の成分は?噛まれたらどうする?英語でなんていうの?

カイサカは、頭部は三角形で灰色や茶褐色などの地味な体色をしていて、全身にダイヤ型のような斑紋があります。

カイサカは夜行性なので暗視にとても適した目をしています。

カイサカは英語では「Common lancehead」と呼ばれます。

攻撃的な性格で非常に強力な出血毒を持っていて、中南米で最も危険な毒ヘビと呼ばれています。

 

②カイサカ(フェルデランス)の生息地(分布)はどこなの?

カイサカはボリビアやブラジルやエクアドル、アルゼンチンなどの中南米に生息しています。

アマゾンの熱帯雨林や森林地帯、畑、果樹園などの幅広い地域に生息していて、河川や沼地などの湿気のある場所を好みます。

 

③カイサカ(フェルデランス)が成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

カイサカは平均で120㎝まで成長します。

カイサカの寿命は約8年です。

 

④カイサカ(フェルデランス)はなにを餌にしているの?

カイサカは主に小型の哺乳類や鳥類、カエルやトカゲなどを食べます。

ピット器官や暗視に適した目を使って夜間に獲物を待ち伏せし、捕食します。

 

⑤カイサカ(フェルデランス)の性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

カイサカの性別は体格で見分けます。

オスは130㎝程度ですが、メスは大きいものだと170㎝まで成長します。

 

⑥カイサカ(フェルデランス)の繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

カイサカは1年中いつでも繁殖します。

メスは3~4ヶ月間の妊娠期間の後、1度に60~80個の卵を産卵します。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)