みなさんこんにちは。
本日は、ムスラナ(ムッスラーナ)の生態についてまとめていきたいと思います。
ムスラナ(ムッスラーナ)は有鱗目ヘビ亜目ナミヘビ科のヘビの仲間です。
ムスラナ(ムッスラーナ)には多くの亜種が存在していて、現在では5~11種類ほどが確認されています。
今回は、ムスラナ(ムッスラーナ)についてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
それでは、ムスラナ(ムッスラーナ)の写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ムスラナ(ムッスラーナ)の写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?学名はなに?
(画像引用元:Instagram kirbys.wild.creatures様)
こちらがムスラナ(ムッスラーナ)の写真です。
ムスラナ(ムッスラーナ)の成体は背面が黒色や灰褐色で、腹面はクリーム色です。
幼体時は背面がピンク色や明るい赤色をしているので、美しいヘビとしても知られています。
地上で生活していて、主に夜間に活動する夜行性ですが昼間に活動することもあるようです。
そしてムスラナ(ムッスラーナ)の最大の特徴は、他のヘビを食べる蛇食性という性質を持つところでしょう。
毒ヘビとして有名なガラガラヘビやサンゴヘビなどを好んで捕食するため、ヘビ好きの間では「変態ヘビの王様」と呼ばれています。
ムスラナ(ムッスラーナ)は捕食するほとんどの毒ヘビの毒に耐性がありますが、サンゴヘビの毒には耐性がありません。
また、ムスラナ(ムッスラーナ)自身も後牙類で弱毒があります。
危険な毒ヘビではありませんが、長時間咬まれると毒が体に入ってしまうので気を付けないといけません。
ムスラナ(ムッスラーナ)は温厚な性格の個体が多いようですが、他のヘビ同様に人に慣れても懐くことはないと言えます。
ムスラナ(ムッスラーナ)の学名は「Clelia clelia」、英名は「Mussurana」です。
次は、ムスラナ(ムッスラーナ)の生息地(分布)をお伝えします!
ムスラナ(ムッスラーナ)の生息地(分布)はどこなの?
ムスラナ(ムッスラーナ)は中央アメリカからエクアドル北西部、アルゼンチン北部に生息しています。
乾燥林や常緑の熱帯雨林、雲林などの様々な環境に生息しています。
分布が広いため、地域変異もあると考えられています。
川辺や民家の近く、牧草地などで発見されます。
現地では夜間に道路を横断している姿がよく見られるようです。
次に、ムスラナ(ムッスラーナ)の大きさと寿命をお伝えします!
ムスラナ(ムッスラーナ)が成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ムスラナ(ムッスラーナ)は成体になると、平均全長1.5mほどの大きさに成長します。
最大では2.5mまで成長したという記録もありますが、基本的にはそれほど大きくならない中型のヘビですね。
ムスラナ(ムッスラーナ)の寿命については、明記されている文献が見当たらなかったため不明でした。
次は、ムスラナ(ムッスラーナ)の飼育(飼い方)方法をお伝えします!
ムスラナ(ムッスラーナ)の飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
ムスラナ(ムッスラーナ)は基本的に、他のナミヘビ科のヘビと同じような環境で飼育できます。
ムスラナ(ムッスラーナ)の飼育に必要なものは、飼育ケージと床材とシェルターと水容器と温度計と保温器具です。
飼育ケージは個体の大きさに合わせて爬虫類用のケージの他に、プラケースや衣装ケースでも大丈夫です。
ヘビは小さな隙間からも脱走してしまうので蓋がしっかりと閉まり、通気性のいいものを選びましょう。
ケージの大きさはヘビがとぐろを巻いた時の3倍程度の床面積のものを目安に選ぶと良いです。
ベビーサイズから飼育を始める場合は小さなケージでも大丈夫ですが、ムスラナ(ムッスラーナ)の成体は1.5mほどの大きさになるので成長に合わせてケージも大きくしてあげましょう。
床材は新聞紙やペットシーツ、ウッドシェイブなどを使います。
新聞紙やペットシーツは排泄物で汚れたらその都度交換し、ウッドシェイブは排泄物の周りのウッドシェイブごと取り除きます。
ムスラナ(ムッスラーナ)などの爬虫類は、人に見られているとストレスを感じてしまうことがあるので、シェルターを入れて隠れ家を作ってあげてください。
シェルターの上部に水を入れられるウェットシェルターや、代替品としてタッパーに穴を開けて水苔を詰めたものを使用しても問題ありません。
湿度が高まるので脱皮不全の予防にもなりますし、ムスラナ(ムッスラーナ)はベビーの頃は多湿な環境を好むようなので特におすすめです。
水容器はとぐろを巻いた状態で体全体が浸かることができて、倒れたりしない安定性のあるものを選びましょう。
水中で排泄してしまうこともありますし、飲み水としても使用するので水は毎日取り換えてあげてください。
ムスラナ(ムッスラーナ)の適温は24~27度程度です。
気温が下がる冬期にはパネルヒーターを使用してケージの半分を保温しましょう。
野生下では他のヘビを捕食するムスラナ(ムッスラーナ)ですが、飼育下での餌は冷凍マウスで問題ありません。
ムスラナ(ムッスラーナ)は他の一般的なヘビと違い、あまり口が大きく開かないので大きな餌は食べることができません。
ムスラナ(ムッスラーナ)の頭部と同じくらいかそれより少し大きいくらいのサイズのマウスを与えましょう。
次に、ムスラナ(ムッスラーナ)の性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
ムスラナ(ムッスラーナ)の性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ムスラナ(ムッスラーナ)のメスとオスは体の大きさと尾下板と呼ばれる鱗の枚数で判別できます。
ムスラナ(ムッスラーナ)のメスは1.7m程度、オスが1.5m程度になります。
ヘビの腹面の総排泄孔よりも後ろの部分を尾下板(びかばん)と呼びます。
ムスラナ(ムッスラーナ)といくつかの亜種はメスとオスではこの尾下板の枚数に差があり、基本的にオスの方が多いとされていて10枚前後の差があります。
ですが、個体によってはほぼ同じ枚数になることもあるようなので、ある程度成長した個体であれば体の大きさで判別するのが無難でしょうね。
それでは最後に、ムスラナ(ムッスラーナ)の販売価格や値段をお伝えします!
ムスラナ(ムッスラーナ)の販売価格や値段はどれくらいなの?
ムスラナ(ムッスラーナ)は12万~16万円ほどで販売されています。
流通量が非常に少なく滅多に市場に出回らないので、欲しい方は即決で買われた方が良いと思われます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ムスラナ(ムッスラーナ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ムスラナ(ムッスラーナ)の写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?学名はなに?
ムスラナ(ムッスラーナ)の成体は背面が黒色や灰褐色で、腹面はクリーム色です。
幼体時は背面がピンク色や明るい赤色をしているので、美しいヘビとしても知られています。
ムスラナ(ムッスラーナ)はガラガラヘビやサンゴヘビを捕食する蛇食性のヘビです。
性格は温厚な個体が多いですが、懐くことはありません。
ムスラナ(ムッスラーナ)の学名は「Clelia clelia」、英名は「Mussurana」です。
②ムスラナ(ムッスラーナ)の生息地(分布)はどこなの?
ムスラナ(ムッスラーナ)は中央アメリカからエクアドル北西部、アルゼンチン北部に生息しています。
乾燥林や常緑の熱帯雨林、雲林などの様々な環境に生息しています。
③ムスラナ(ムッスラーナ)が成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ムスラナ(ムッスラーナ)は成体になると、平均全長1.5mほどの大きさに成長します。
ムスラナ(ムッスラーナ)の寿命は不明です。
④ムスラナ(ムッスラーナ)の飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
ムスラナ(ムッスラーナ)の飼育に必要なものは、飼育ケージと床材とシェルターと水容器と温度計と保温器具です。
他のナミヘビ科のヘビと同じような環境で飼育できます。
飼育下では冷凍マウスに問題なく餌付きます。
⑤ムスラナ(ムッスラーナ)の性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ムスラナ(ムッスラーナ)のメスとオスは体の大きさと尾下板の枚数で判別できます。
体はメスの方が大きく、尾下板はオスの方が多いです。
⑥ムスラナ(ムッスラーナ)の販売価格や値段はどれくらいなの?
ムスラナ(ムッスラーナ)は12万~16万円ほどで販売されています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像引用元:Instagram mauricioron様)
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