【ヒダサンショウウオの生態!】飼育方法や分布について等7個のポイント!

ヒダサンショウウオ2

 

みなさんこんにちは。

本日は、ヒダサンショウウオの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ヒダサンショウウオは日本に住んでいるサンショウウオです。

濃い紫の体に金箔を纏ったような斑紋が美しい、小さくてかわいい種類です。

 

今回は、ヒダサンショウウオについてのポイント、

①ヒダサンショウウオの写真(画像)!幼生や爪の特徴や性格は?名前の由来や英語名はなに?
②ヒダサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?採取できる場所はある?絶滅危惧種なの?
③ヒダサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?夜行性なの?
④ヒダサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?温度はどうする?なにを餌にしているの?
⑤ヒダサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
⑥ヒダサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなの?
⑦ヒダサンショウウウオとヒガシヒダサンショウウオの違いはなに?

 

以上7個の点についてお伝えします。

それでは、ヒダサンショウウオの写真(画像)を見ていきましょう!

 

ヒダサンショウウオの写真(画像)!幼生や爪の特徴や性格は?名前の由来や英語名はなに?

 

ヒダサンショウウオ

(Instagram aquatotto_gifu様より)

 

ヒダサンショウウオは漢字で書くと飛騨山椒魚、学名は「Hynobius kimurae」と言います。

名前の由来は、岐阜県飛騨市で発見されたことによります。

 

幼生の姿はウーパールーパーのようですが、色や柄は成体のものとよく似ており、斑点模様が特徴です。黒目がちなお顔がとても可愛いですよ!

また、ブチサンショウウオの幼生ととてもよく似ているのですが、ヒダサンショウウオの幼生は爪の先が黒いのでそこで見分けることができます。

 

次に、ヒダサンショウウオの生息地(分布)についてお伝えします。

 

ヒダサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?採取できる場所はある?絶滅危惧種なの?

 

ヒダサンショウウオは日本固有種で、和歌山県を除く関東より以西の本州に生息しています。

 

生息地の山地の渓流や沢などで採集することができます。

他の種類のサンショウウオと同じような場所に住んでいるので、他のサンショウウオと見比べながら採集することもできるかもしれませんよ!

 

ヒダサンショウウオは絶滅危惧種ではありませんが、生息地の破壊などが原因で生息数は減少しており、現在は準絶滅危惧種に指定されています。

 

次は、ヒダサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するかについてお伝えします。

 

ヒダサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?夜行性なの?

 

ヒダサンショウウオは、成体になると最大で18cmくらいになるようです。

もっと小さい個体も多いようですが、18cmの大きさの個体を見つけられたら感動しますね!

 

寿命は、他のサンショウウオと同じくらいの10年程度と思われます。

 

ヒダサンショウウオも、多くのサンショウウオと同じように夜行性です。昼間は石や倒木などの下で身を隠して休んでいます。

 

次は、ヒダサンショウウオの飼育(飼い方)方法についてお伝えします!

 

ヒダサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?温度はどうする?なにを餌にしているの?

 

ヒダサンショウウオを飼育する場合は、水槽や飼育ケースを使用します。

 

大きめのタッパーなどで飼育している方もいます。

床材としてソイルなどを敷き、ヒタヒタになるくらいに水を入れてあげます。

 

中に入って休めるように、シェルターを入れます。

また、自然の環境を再現するようにコケ、水生植物や落ち葉などを入れてあげても良いですね。

 

飼育温度は冷涼に保ちます。できれば15℃くらいにしてあげましょう。

25℃以上になると死んでしまう可能性も出てきますので、夏場の温度調整には注意が必要です。

 

餌はコオロギ、ワラジムシなどの虫をメインに与えると良いでしょう。

また、人工餌に餌付いてくれる個体もいます。

 

人工餌が食べられると、栄養のバランスも良く管理もしやすいので飼育がぐっと楽になりますので試してみると良いと思います。

 

そして次に、ヒダサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期についてお伝えします!

 

ヒダサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

 

ヒダサンショウウオの繁殖期は、2月~5月頃です。

 

この時期になるとヒダサンショウウオは渓流の岩の下や水中に一対の卵嚢を産み付けます。

ヒダサンショウウオの卵嚢は青く光り、とても幻想的で美しいです。

 

この卵嚢中に20~30個の卵が入っています。

 

それでは、ヒダサンショウウオの販売価格や値段についてお伝えします!

 

ヒダサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

ヒダサンショウウオは野生種なので一般的には販売されていません。

 

1番購入できる可能性が高いのはオークションサイトかも知れません。

ヒダサンショウウオは両生類なので、通販の規制にかからないため、落札して発送してもらうしてもらうことも可能なのです。

 

価格は、平均して1匹6000円くらいです。

ペアですと15000円位の値がつく場合もあります。

 

自分で採集に行けない方は購入するのも1つの方法だと思いますが、オークション等で購入した個体は絶対に近くの川に放したりしないでください。

 

同じ種でも地域ごとに微妙に遺伝子差異がある場合があり、生態系の撹乱に繋がってしまいます。

 

最後に、ヒダサンショウウウオとヒガシヒダサンショウウオの違いについてお伝えします!

 

ヒダサンショウウウオとヒガシヒダサンショウウオの違いはなに?

 

ヒダサンショウウオと似た種に、ヒガシヒダサンショウウオがいます。

 

こちらはしばらく同種と思われていましたが、2018年に細分化されました。

ヒガシとあるように、関東地方や中部地方に生息しています。

 

近縁種なのでとてもよく似ていますが、歯列に違いがあるようです。

また、特徴的な黄色の斑点がヒダサンショウウオほど密でない個体が多いということです。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ヒダサンショウウオのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ヒダサンショウウオの写真(画像)!幼生や爪の特徴や性格は?名前の由来や英語名はなに?

幼生は爪の先が黒いのでブチサンショウウオと区別できます。

名前の由来は飛騨で発見されたから。英語名はHynobius kimurae です。

 

②ヒダサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?採取できる場所はある?絶滅危惧種なの?

ヒダサンショウウオは関東以西(和歌山県除く)に生息しています。

冷涼な高地の渓流などで採取することが可能です。

現在は準絶滅危惧種です。

 

③ヒダサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?夜行性なの?

成体は最大で18cmくらいです。

寿命は10年くらい。夜行性です。

 

④ヒダサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?温度はどうする?なにを餌にしているの?

水槽や飼育ケースに土などと水を張って飼育します。

虫をメインに、人工餌を食べる場合もあります。

 

⑤ヒダサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

2月~5月頃が繁殖・産卵の時期です。

卵嚢は青く輝き美しいです。

 

⑥ヒダサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなの?

販売価格は6000円~8000円。

オークションサイトなどで手に入る場合があります。

 

⑦ヒダサンショウウウオとヒガシヒダサンショウウオの違いはなに?

歯列が異なります。

また、ヒダサンショウウオのほうが黄色の斑紋が密集している個体が多いようです。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(アイキャッチ画像はInstagram hekinanaqua_official様より)

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