【ヒョウモントカゲモドキの生態!】飼い方や値段について等13個のポイント!

ヒョウモントカゲモドキ

 

みなさんこんにちは。

本日は、ヒョウモントカゲモドキの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ヒョウモントカゲモドキはレオパードゲッコー(通称レオパ)とも呼ばれ、爬虫類界隈ではかなりメジャーな種ですよね!

名前にトカゲと付いていますが、モドキなので本当はトカゲではありません。実はヤモリの仲間なのです。

 

今回は、ヒョウモントカゲモドキについてのポイント、

①ヒョウモントカゲモドキのかわいい写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?なつくの?
②ヒョウモントカゲモドキの生息地(分布)はどこなの?
③ヒョウモントカゲモドキが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
④ヒョウモントカゲモドキの飼育(飼い方)方法は?適正体重はどれくらいなの?飼育ケージの選び方と飼育環境(ケージのレイアウト)も!
⑤ヒョウモントカゲモドキは多頭飼いできるの?散歩は必要?噛むの?
⑥ヒョウモントカゲモドキの餌の頻度と量はどうする?どう餌やりすればいい?人口餌やコオロギを食べる?餌を食べない時はどうすればいいの?
⑦ヒョウモントカゲモドキが寝てばかりだけど大丈夫なの?元気がないけど大丈夫なの?
⑧ヒョウモントカゲモドキが脱皮しない!脱皮不全の原因と対策はなに?
⑨ヒョウモントカゲモドキの注意する病気と対策方法は?皮膚病やくる病に注意?
⑩ヒョウモントカゲモドキの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
⑪ヒョウモントカゲモドキの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
⑫ヒョウモントカゲモドキの販売価格や値段はどれくらいなの?飼育セットは販売されているの?アルビノやハイイエローの値段は?
⑬ヒョウモントカゲモドキの種類や品種はなにがいるの?似ているトカゲはなにがいるの?マックスノートの違いはなに?

 

以上13個の点についてお伝えします。

それでは、ヒョウモントカゲモドキの写真(画像)を見ていきましょう!

 

目次(クリックで飛べます)

ヒョウモントカゲモドキのかわいい写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?なつくの?

 

ヒョウモントカゲモドキ2

(Instagram m.taka.leopa様より)

 

ヒョウモントカゲモドキの写真をご覧頂きました。

 

これ以外にも、様々な「モルフ」と呼ばれる色や柄の特徴があります。

好みの見た目を選んで飼育できるのが楽しいですね!

 

レオパはときどき鳴くことがあります。主にびっくりした時や威嚇のとき、求愛のときなど興奮時に鳴くことが多いようです。

「キュッキュッ」や「ギュー」などというような、ヤモリの仲間によくある声で鳴きます。

 

また、性格は大人しい個体が多く、動きもゆっくりですが、慣れない環境や人には全力出威嚇し、ときには噛み付いてきます。本気で噛むと流血するくらいのケガになることがありますので注意が必要です。

 

爬虫類なので懐くというわけではないのですが、それでもよく慣れたヒョウモントカゲモドキは、飼い主を見かけると寄ってきて餌をねだるなど、まるで犬や猫のように懐いたかのようなかわいい姿を見せてくれます。

 

次に、ヒョウモントカゲモドキの生息地(分布)についてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキの生息地(分布)はどこなの?

 

ヒョウモントカゲモドキは、アフガニスタンの東部や南部、インド西北部、パキスタンのような砂漠の乾燥地帯に生息しています。

日本のヤモリのように、湿度の高い環境で暮らしているわけではないのですね!

 

次に、ヒョウモントカゲモドキが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するかについてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

 

ヒョウモントカゲモドキは成長するとだいたい20cmくらいになります。

20cmだと、ちょうど片手サイズなのでハンドリングもやりやすい大きさだと言えます。

 

また、ヒョウモントカゲモドキの寿命は飼育下では10年~15年ほどと言われています。けっこう長いお付き合いになりますね。

野生の個体は30年も生きることがあるようですが、それは最適な環境で適切な運動量と栄養摂取のなせる技なので、飼育下ではどうしてもそれよりは短くなってしまいます。

 

次に、ヒョウモントカゲモドキの飼育(飼い方)方法についてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキの飼育(飼い方)方法は?適正体重はどれくらいなの?飼育ケージの選び方と飼育環境(ケージのレイアウト)も!

 

ヒョウモントカゲモドキは、飼育ケースや水槽などで飼育します。

 

30cmくらいのケースで飼育している方も多いですが、広い方が快適ですので、可能であれば60cmくらいのものを用意してあげたいです。

床材はキッチンペーパーやソイルを使うことが多いようです。

 

キッチンペーパーは汚れたら交換するだけなのでメンテナンスが簡単です。

ソイルは湿度などの調節がしやすく自然の環境に近づけられるのが特徴です。

 

自分の飼育スタイルに合った床材を選ばれると良いと思います。

 

夜行性なので紫外線ライトは必要ありませんが、バスキングライトは必要です。

また、飼育最低温度は25℃と言われていますので、寒い時期はヒーターを入れてあげなくてはなりません。

 

餌やりは成体の場合は数日おきで大丈夫です。

 

適正体重は、個体の大きさにより異なるので一概には言えませんが見た目で判断すると、ムチムチしてかわいいのはちょっと太り過ぎです。

尻尾の1番太いところと、首の太さが同じくらいになるような体型が理想だそうです!

 

次は、ヒョウモントカゲモドキは多頭飼いできるかについてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキは多頭飼いできるの?散歩は必要?噛むの?

 

ヒョウモントカゲモドキの多頭飼いは、絶対不可能ではありません。

 

しかし発情期だったり性格が合わなかったりなどの問題でケンカにならないとも限りませんので、できるだけ1匹ずつ飼育した方が良いです。

 

また、慣れない相手には噛みつきます。

飼い主も例外ではありません。

 

ときどき部屋の中を散歩させている飼育者の方もいらっしゃいますが、必ず必要なわけではありません。

ヒョウモントカゲモドキ本人が楽しんでいるなら構いませんが、個体によってはストレスを感じる場合がありますので、その時は散歩は控えましょう。

 

そして次に、ヒョウモントカゲモドキの餌の頻度と量はどうするかについてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキの餌の頻度と量はどうする?どう餌やりすればいい?人口餌やコオロギを食べる?餌を食べない時はどうすればいいの?

 

ヒョウモントカゲモドキの餌やりは、3日に1度程度で十分です。

 

コオロギLサイズを4~5匹くらいあげればよく、人工飼料を食べてくれる子も多いです。

ヒョウモントカゲモドキは拒食を起こすことが多く、食べないと心配になりますが、食べないときは無理に食べさせようとせず様子を見ましょう。

 

拒食が1ヶ月など長期になり、明らかに痩せてくるようでしたら強制給餌や通院も考えましょう。

 

次に、ヒョウモントカゲモドキが寝てばかりだけど大丈夫なのかについてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキが寝てばかりだけど大丈夫なの?元気がないけど大丈夫なの?

 

ヒョウモントカゲモドキは動きもゆっくりですし、寝ていることが多い、のんびりした動物です。

 

基本的に夜行性なので、飼い主が起きて観察したい昼間は寝ている個体も多いでしょう。

中には、食べるとき以外は本当にずっと寝ている子もいるようです。

 

心配になりますが、しっかり食べていて、呼吸などが苦しそうでなければ個性と思って様子を見ていて良いと思います。

 

ぐったりしているような元気のなさなら、病院へ連れて行ってあげましょう。

また、不慣れな所では活動が鈍る個体もいるようです。その場合は環境に慣れてくると活発になりますよ!

 

それでは次に、ヒョウモントカゲモドキが脱皮しない場合の脱皮不全の原因と対策についてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキが脱皮しない!脱皮不全の原因と対策はなに?

 

ヒョウモントカゲモドキの脱皮がうまくいかない主な原因は、大きく分けて2つあります。

 

1つめは栄養不足。カルシウムやビタミンDが不足していると上手に脱皮ができないことがあるようです。

餌にカルシウムパウダーを添加して与えるようにしてみてください。

 

2つめは湿度の問題。乾いたところに生息しているはずのレオパですが、野生でも石や倒木の下などに住んでいて、ある程度湿度がある場所を好むのです。

なので、あまりにカラカラに乾燥した環境で飼育していると上手脱皮できません。

床材を湿らせてあげるか、ウェットシェルターのようなものを入れてあげましょう。

 

指先などに脱皮の皮が残ってしまっている場合は、ティッシュやキッチンペーパーなどにぬるま湯を染み込ませて、ゆっくりふやかすように取ってあげてください。

 

次は、ヒョウモントカゲモドキの注意する病気と対策方法についてお伝えします!

 

ヒョウモントカゲモドキの注意する病気と対策方法は?皮膚病やくる病に注意?

 

ヒョウモントカゲモドキはくる病を起こしやすい動物です。

 

カルシウムが不足すると、骨がやわらかくなってしまい、背骨や指先などが曲がってしまいます。

カルシウムを摂取することで、また骨は固くなりますが、1度曲がってしまった骨は元の形には戻らないので治療よりも予防を心がけるべきです。

 

人工飼料を食べている場合はそれほど心配しなくて良いようですが、生き餌の場合はカルシウムとビタミンDのパウダーをしっかり振りかけてから食べさせてあげてください。

 

また、細菌感染による皮膚病もしばしば見られます。

脱皮のときにレオパが顔を擦ったり、ケージの壁やシェルターなどに体を擦り付けることで感染することがあるようですで、飼育環境は清潔にたもつようにしましょう。

 

次に、ヒョウモントカゲモドキの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします!

 

ヒョウモントカゲモドキの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

ヒョウモントカゲモドキの雌雄は、成熟した個体なら簡単に見分けることができます。

 

総排泄腔(肛門)を見比べてみると、オスの方はぷっくりとした膨らみがあります。

 

これは中にヘミペニスが収納されているためです。

ですので、メスには膨らみがありません。

 

子どもの個体ですと見極めが難しい場合がありますが、オスかメスかを判別したい場合は総排泄腔を見比べてみてください。

 

次は、ヒョウモントカゲモドキの繁殖の時期についてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

 

ヒョウモントカゲモドキを日本で飼育していると、年中暖かい環境にしているので、はっきりと「〇月頃が発情期」とは示しにくいです。

 

ヒョウモントカゲモドキは低温を体験し、その後また高温に戻ることで発情期を迎える仕組みだからです。

意図的に2週間くらい15℃~20℃くらいの環境を作り冬が来たと思わせて、その後再び25℃以上に戻してやれば発情します。

 

一時的に冷やす作業をクーリングと言いますが、このクーリングはしなくても交尾して卵を産んだいう事例は沢山あるのですが、オスとメスの発情期をピタリと合わせるためには必要という意見が多いです。

 

また、ヒョウモントカゲモドキは1度の交尾でその後3回~5回ほど卵を産みます。

 

次に、ヒョウモントカゲモドキの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキの販売価格や値段はどれくらいなの?飼育セットは販売されているの?アルビノやハイイエローの値段は?

 

ヒョウモントカゲモドキの販売価格は、色柄(モルフ)によって差が大きいです。

 

ハイイエローは、ヒョウモントカゲモドキの原点とも言われるモルフですが、流通量も多いので4000円~5000円くらいで購入できます。

アルビノは、メラニン色素の欠乏している個体のことですが、アルビノの中にもたくさんのモルフがあります。価格は総じて高めですが、綺麗に模様が出るようにしているものなどは50000円以上するものも少なくありません。

 

また、飼育セットのようなものが各社から発売されており、10000円あれば購入できますので、何を揃えたらいいか分からないという方には飼育セットをおすすめします。

 

最後に、ヒョウモントカゲモドキの種類や品種はなにがいるのかについてお伝えします。

 

ヒョウモントカゲモドキの種類や品種はなにがいるの?似ているトカゲはなにがいるの?マックスノーとの違いはなに?

 

ヒョウモントカゲモドキのモルフは、本当に数え切れないほど沢山あり、交配によってどんどん新しいモルフも出てきています。

 

ここでは、大まかな系統についてお伝えしていくことにしましょう。

・黄色系

ハイイエローやタンジェリンなどがこの系統です。

・黒系

メラニスティクなど、黒い系統です。

・アルビノ

メラン色素を持たない系統です。トレンパーアルビノ、レインウォーターアルビノなどがあります。

・スノー系

地の色が白い系統です。模様が入るので、雪のように真っ白というわけではありません。

ここにマックスノーというモルフも含まれますが、これはスノー系の中でも特に地色が白に近い品種です。

・エニグマ系

「謎」というその名の通り、色素がランダムに散らばる不思議な模様が出ることが特徴です。

パターンレスなので、どんな模様が出るかう楽しみがあります。

ただ、このモルフには遺伝的に神経障害が出てしまうという問題もあります。

 

以上、ヒョウモントカゲモドキのモルフについて簡単にまとめてみました。

このように、ヒョウモントカゲモドキは色柄を愛でて楽しむ飼育者も多いのですね!

 

また、ヒョウモントカゲモドキに似ているトカゲに「ニシアフリカトカゲモドキ」がいます。

ヒョウモントカゲモドキのモルフの1つと勘違いされそうですが、違う種です。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ヒョウモントカゲモドキのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ヒョウモントカゲモドキのかわいい写真(画像)!鳴き声の特徴や性格は?なつくの?

感情が高まった時に鳴き声を発することがあります。

懐くというより、よく慣れます。

 

②ヒョウモントカゲモドキの生息地(分布)はどこなの?

アフガニスタンの東部や南部、インド西北部、パキスタンなどの乾燥した地域に住んでいます。

 

③ヒョウモントカゲモドキが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

ヒョウモントカゲモドキの成体はだいたい20cmくらい。寿命は10年~15年くらいです。

 

④ヒョウモントカゲモドキの飼育(飼い方)方法は?適正体重はどれくらいなの?飼育ケージの選び方と飼育環境(ケージのレイアウト)も!

できるなら大きなケースで飼いましょう。適切体重は数字だけでなく体型を見極めてください。

 

⑤ヒョウモントカゲモドキは多頭飼いできるの?散歩は必要?噛むの?

けっこうな力で噛みます。多頭飼いはおすすめできません。

 

⑥ヒョウモントカゲモドキの餌の頻度と量はどうする?どう餌やりすればいい?人口餌やコオロギを食べる?餌を食べない時はどうすればいいの?

2日おきくらいに人工餌やコオロギを与えます。

ずいぶん長い間食べない場合は通院や強制給餌します。

 

⑦ヒョウモントカゲモドキが寝てばかりだけど大丈夫なの?元気がないけど大丈夫なの?

基本的にはのんびりした生き物です。

ぐったりしているようなら病院へ。

 

⑧ヒョウモントカゲモドキが脱皮しない!脱皮不全の原因と対策はなに?

カルシウムやビタミンD欠乏にならないようにします。湿度も保ってあげてください。

 

⑨ヒョウモントカゲモドキの注意する病気と対策方法は?皮膚病やくる病に注意?

くる病にならないように、カルシウムを摂らせます。

飼育環境は清潔に。

 

⑩ヒョウモントカゲモドキの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

雌雄の見分け方は総排泄腔を見ます。

 

⑪ヒョウモントカゲモドキの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?

クーリングすることで、繁殖期を迎えさせることができます。

 

⑫ヒョウモントカゲモドキの販売価格や値段はどれくらいなの?飼育セットは販売されているの?アルビノやハイイエローの値段は?

モルフによって大きな差があります。

ハイイエローは比較的安価ですが、アルビノは高価です。

 

⑬ヒョウモントカゲモドキの種類や品種はなにがいるの?似ているトカゲはなにがいるの?マックスノートの違いはなに?

黄色系、黒系など様々なモルフがあります。

マックスノーは地色が特に白いタイプです。

似ているトカゲにニシアフリカトカゲモドキがいます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(アイキャッチ画像は Instagram yumesuke_2.0様より)

 

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