みなさんこんにちは。
本日は、ヒロオヒルヤモリの生態についてまとめていきたいと思います。
ヒロオヒルヤモリはヤモリ科ヒルヤモリ属に分類されるヤモリの仲間です。
ヒラオヒルヤモリという別名でも親しまれていて、学名は「Phelsuma laticauda」です。
今回は、ヒロオヒルヤモリについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、ヒロオヒルヤモリの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ヒロオヒルヤモリのかわいい写真(画像)!卵の特徴や性格は?英語名はなに?
こちらがヒロオヒルヤモリの写真です。
ヒロオヒルヤモリは鮮やかで明るい緑色の体色で、背中には金粉をまぶしたようなラメ模様と赤い3本のラインが入る非常に美しいヤモリです。
目の上はアイシャドウのような青色をしていて、丸いつぶらな瞳も可愛らしいですよね。
幅広く平べったい尻尾がヒロオヒルヤモリの名前の由来になっています。
ヒロオヒルヤモリの皮膚はとても弱く、外敵に掴まれると皮膚を剥がして逃げるという習性があります。
飼育下でも強く掴むと皮膚が剥がれてしまうので、飼育する場合は必要以上に触らないようにしてあげてくださいね。
また、オスは攻撃的な性格をしていて、オス同士は縄張りを主張して激しく争うので一緒のケージには入れないようにします。
ヒロオヒルヤモリは卵生で、1回に1~2個の卵を産卵します。
樹上棲なので、卵は主に葉の付け根などの植物に産み付け、約1ヶ月半で孵化します。
ヒロオヒルヤモリは英語では「Gold dust day gecko」と呼ばれます。
ゴールドダストは背中の金色の模様のことを指していますね。
次に、ヒロオヒルヤモリの生息地(分布)についてお伝えします。
ヒロオヒルヤモリの生息地(分布)はどこなの?ハワイにいるの?
ヒロオヒルヤモリはマダガスカル北部とコモロ諸島、セーシェル諸島に生息しています。
上記の他に、ハワイのオアフ島とマウイ島にも人為分布しています。
日当たりの良い森林や竹林、果樹園に生息しています。
バナナやヤシの農園でよく見られるそうです。
それでは次に、ヒロオヒルヤモリが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するかについてお伝えします。
ヒロオヒルヤモリが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?夜行性なの?
ヒロオヒルヤモリは成体になると10~13㎝ほどの大きさになる小型の種です。
また、ヒロオヒルヤモリの平均寿命は8年程度です。
ヒルヤモリの仲間はヤモリにしては珍しく昼行性の種がほとんどです。
もちろん、ヒロオヒルヤモリも日中に活動する昼行性のヤモリですよ。
次は、ヒロオヒルヤモリの飼育(飼い方)方法についてお伝えします!
ヒロオヒルヤモリの飼育(飼い方)方法は?温度設定等の飼育環境や飼育ケージの選び方も!
ヒロオヒルヤモリは、飼育のしやすさや見た目の可愛らしさからペットとして人気の高いヤモリです。
ヒロオヒルヤモリの飼育には、飼育ケージと床材と照明と保温器具と流木と水容器が必要です。
ヒロオヒルヤモリは小型なので、ケージは横幅25㎝奥行き25㎝高さ30㎝程度あれば問題ありません。
床材には保湿性の高いヤシガラマットやハクスチップを使用し、排泄物などの汚れはこまめに取り除いてください。
ヒロオヒルヤモリは日光浴をするので紫外線ライトが必要です。
ヒロオヒルヤモリの適温は28度前後で、湿度は60~80%と多湿な環境を好むので霧吹きで湿度を調整してあげてください。
特に乾燥しやすい冬には1日2回、それ以外の時期には1日1回霧吹きをしてあげると効果的です。
冬にはパネルヒーターを床ではなく、壁面に貼り付けて保温してあげましょう。
ヒロオヒルヤモリは樹上棲で高い所を好むので、いくつかの流木を組んで入れてあげてください。
流木と一緒に観葉植物を設置しても良いですよ。
清潔な水がいつでも飲めるように水容器も忘れずに設置しましょう。
次に、ヒロオヒルヤモリの餌と量はどうするかについてお伝えします!
ヒロオヒルヤモリの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
ヒロオヒルヤモリは昆虫をメインに食べる雑食性のヤモリです。
飼育下ではコオロギやレッドローチなどにカルシウム剤をかけて与えます。
野生下では果物を食べることもあるので、昆虫ゼリーやペースト状にした果物を与えても食べてくれることが多いです。
ヒロオヒルヤモリと同じような食性のクレステッドゲッコー専用の人工餌に食いつくこともあるようです。
餌の頻度と量はヒロオヒルヤモリの成長に応じて変えるようにします。
育ち盛りの幼体の頃は毎日食べるまで与えて大丈夫です。
成体には2~3日に1回、満腹よりも少し物足りないくらいの量を与えます。
飼育環境に慣れていれば昆虫もピンセットで与えますが、飼育し始めたばかりでまだ環境に慣れていないうちはケージ内に放して与えてみましょう。
昆虫ゼリーや果物を与える場合は餌皿を設置してそこへ入れてあげましょう。
それでは、ヒロオヒルヤモリの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします!
ヒロオヒルヤモリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ヒロオヒルヤモリの性別は大腿孔(だいたいこう)で見分けることができます。
大腿孔は腹面側の後肢の付け根辺りにある小さい孔の空いた鱗のことを指します。
これが目立つ個体がオス、ほとんど目立たない個体がメスです。
未成熟の場合はオスであっても大腿孔は発達していないので、見分けることは難しいです。
最後に、ヒロオヒルヤモリの販売価格や値段はどれくらいかについてお伝えします。
ヒロオヒルヤモリの販売価格や値段はどれくらいなの?
ヒロオヒルヤモリは1万円前後で販売されています。
値段も安価でヒルヤモリの中では流通量が比較的多い印象です。
爬虫類専門店での取り扱いが多いので、気になる方はお近くのお店にお問い合わせしてみてくださいね。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ヒロオヒルヤモリのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヒロオヒルヤモリのかわいい写真(画像)!卵の特徴や性格は?英語名はなに?
鮮やかで明るい緑色の体色で、背中には金粉をまぶしたようなラメ模様と赤い3本のラインが入る非常に美しいヤモリです。
幅広く平べったい尻尾が名前の由来になっています。
外敵に掴まれると皮膚を剥がして逃げる習性があります。
英語では「Gold dust day gecko」と呼ばれます。
②ヒロオヒルヤモリの生息地(分布)はどこなの?ハワイにいるの?
ヒロオヒルヤモリはマダガスカル北部とコモロ諸島、セーシェル諸島に生息しています。
ハワイのオアフ島とマウイ島にも人為分布しています。
③ヒロオヒルヤモリが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?夜行性なの?
ヒロオヒルヤモリは成体になると10~13㎝ほどの大きさに成長し、平均寿命は8年程度です。
ヒロオヒルヤモリは昼行性です。
④ヒロオヒルヤモリの飼育(飼い方)方法は?温度設定等の飼育環境や飼育ケージの選び方も!
ヒロオヒルヤモリの飼育には、飼育ケージと床材と照明と保温器具と流木と水容器が必要です。
流木や観葉植物で木登りができるレイアウトにして、高温多湿の環境で飼育します。
⑤ヒロオヒルヤモリの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
主食として昆虫を与え、副食に果物や昆虫ゼリーを与えます。
餌の頻度や量はヒロオヒルヤモリの成長に応じて変えていきましょう。
⑥ヒロオヒルヤモリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ヒロオヒルヤモリは大腿孔が目立つ個体がオス、目立たない個体がメスです。
⑦ヒロオヒルヤモリの販売価格や値段はどれくらいなの?
ヒロオヒルヤモリは1万円前後で販売されています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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