【ブチサンショウウオの生態!】飼育方法や幼生の特徴について等6個のポイント!

 

みなさんこんにちは。

本日は、ブチサンショウウオの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ブチサンショウウオはサンショウウオ科サンショウウオ属に分類されます。

西日本産流水性サンショウウオの代表種と言われています。

 

今回は、ブチサンショウウオについてのポイント、

①ブチサンショウウオの写真(画像)!幼生の特徴や性格は?学名や英語名はなに?
②ブチサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?生息環境はどんなとこ?捕獲や採取できるの?レッドデータにのっているの?
③ブチサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
④ブチサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?
⑤ブチサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期や産卵場所はどこ?
⑥ブチサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

以上6個の点についてお伝えします。

それでは、ブチサンショウウオの写真(画像)を見ていきましょう!

 

ブチサンショウウオの写真(画像)!幼生の特徴や性格は?学名や英語名はなに?

 

(画像引用元:Instagram bikitanscafe様)

こちらがブチサンショウウオの写真です。

 

ブチサンショウウオは紫がかった茶褐色の体色で、文字通り銀白色のブチ模様があります。

 

ブチサンショウウオの幼生は流水性で、ヒレはあまり発達せずエラも短くなっています。

指先には爪が生えていて、石に爪をひっかけて流されないようにします。

 

成体になると、普段は渓流周辺の樹林の落ち葉の下や、腐葉土の中で過ごしているので繁殖期以外は人目につきません。

 

ブチサンショウウオの学名は「Hynobius naevius」、英語名では「Buchi Salamander」といいます。

 

西日本産流水性サンショウウオの代表種として名高いブチサンショウウオですが、実は3種のサンショウウオが含まれていたことが近年明らかになったのです。

 

遺伝子や形態を解析した結果、中国地方の個体群をチュウゴクブチサンショウウオ九州北東部の個体群をチクシブチサンショウウオと新種記載することになりました。

 

これにより、本来のブチサンショウウオは九州の1部の地域に生息しているものだけということになったようです。

 

次に、ブチサンショウウオの生息地(分布)についてお伝えします。

 

ブチサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?生息環境はどんなとこ?捕獲や採取できるの?レッドデータにのっているの?

 

ブチサンショウウオは、佐賀県や長崎県などに生息している日本の固有種です。

標高300~1000mの山地や丘陵帯の、常緑広葉樹林やモミ林などの渓流付近に生息しています。

 

また、ブチサンショウウオは環境汚染に弱く、生息地の渓流周辺の樹林伐採などの環境破壊により生息数が減っているんです。

 

そういった状況から、ブチサンショウウオは環境省の定めるレッドデータに掲載されています。

カテゴリは絶滅危惧1B類(EN)となっていて、近い将来に絶滅の危険性が高い種とされているようです。

 

種の保存の為に野生個体の捕獲や採取はしないようにしましょう!

 

次は、ブチサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するかについてお伝えします。

 

ブチサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

 

ブチサンショウウオの成体の平均全長は10~12㎝程度で、最大では14㎝ほどになります。

 

そして、ブチサンショウウオの寿命は10年以上です。

ブチサンショウウオを含む、多くのサンショウウオの仲間が10~20年程度の寿命を持っていますよ。

 

それでは次に、ブチサンショウウオの飼育(飼い方)方法についてお伝えします!

 

ブチサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?

 

ブチサンショウウオは絶滅危惧種であり、種の保存法特定第二種に指定されています。

研究や趣味での飼育は可能ですが、飼育のためには野生個体を採取する必要があるため、飼育はおすすめできません。

 

ブチサンショウウオの主な餌はニホンヨコエビです。

この他にもワラジムシやミミズを食べることもあります。

 

それでは、ブチサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期についてお伝えします!

 

ブチサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期や産卵場所はどこ?

 

ブチサンショウウオの繁殖時期は3月下旬~5月頃で、主に4月頃に産卵を行います。

産卵場所は光の差し込まない薄暗い伏流水中の石の下などです。

 

ブチサンショウウオのメスは、1対の透明なひも状の卵のうを産卵します。

1ヶ月弱で卵は孵化し、7月頃になると幼生達は渓流の溜まり場などに姿を現すようになります。

 

最後に、ブチサンショウウオの販売価格や値段についてお伝えします!

 

ブチサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなの?

 

ブチサンショウウオは種の保存法特定第二種に指定されているため、売買が禁止されています。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ブチサンショウウオのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ブチサンショウウオの写真(画像)!幼生の特徴や性格は?学名や英語名はなに?

ブチサンショウウオは紫がかった茶褐色の体色で、銀白色のブチ模様があります。

幼生は流水性で、成体になると落ち葉の下や腐葉土の中で過ごします。

学名は「Hynobius naevius」、英語名では「Buchi Salamander」です。

 

②ブチサンショウウオの生息地(分布)はどこなの?生息環境はどんなとこ?捕獲や採取できるの?レッドデータにのっているの?

ブチサンショウウオは佐賀県や長崎県などに生息しています。

標高300~1000mの山地や丘陵帯の、常緑広葉樹林やモミ林などの渓流付近に生息しています。

ブチサンショウウオは絶滅危惧1B類(EN)に指定されています。

 

③ブチサンショウウオが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?

ブチサンショウウオの成体の平均全長は10~12㎝程度で、最大で14㎝ほどになります。

ブチサンショウウオの寿命は10年以上です。

 

④ブチサンショウウオの飼育(飼い方)方法は?なにを餌にしているの?

研究や趣味での飼育は可能ですが、飼育のためには野生個体を採取する必要があるため、おすすめできません。

ブチサンショウウオの主な餌はニホンヨコエビです。

 

⑤ブチサンショウウオの繁殖の時期や産卵の時期や産卵場所はどこ?

ブチサンショウウオの繁殖時期は3月下旬~5月頃で、主に4月頃に産卵を行います。

産卵場所は光の差し込まない薄暗い伏流水中の石の下などです。

 

⑥ブチサンショウウオの販売価格や値段はどれくらいなの?

ブチサンショウウオは種の保存法特定第二種に指定されているため、売買が禁止されています。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

(アイキャッチ画像引用元:Instagram ug.leopa様)

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