みなさんこんにちは。
本日は、ミヤコヒキガエルの生態についてまとめていきたいと思います。
ミヤコヒキガエルは、両性綱無尾目ヒキガエル科に分類されるカエルです。
学名は「Bufo gargarizans miyakonis」、英名は「Miyako toad」と表記されます。
今回は、ミヤコヒキガエルについてのポイント、
以上11個の点についてお伝えします。
それでは、ミヤコヒキガエルの写真(画像)を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ミヤコヒキガエルのかわいい写真(画像)!鳴き声や色の特徴や性格は?なつくの?毒性はあるの?夜行性なの?
こちらがミヤコヒキガエルの写真です。
四肢が短く、ぼてっとした印象がありますよね。
また、体色は茶色や褐色、暗褐色をしていて、暗色の斑点が入ります。
指は発達していて、水掻きがとても上手です。
写真では少し見にくいですが、体の表面がボコボコしています。
しかし繁殖期にはオスは滑らかに変化するようです。
ミヤコヒキガエルはヒキガエルの仲間なので、毒を持っています。
幻覚作用のある毒を持っているので、無闇に触らないようにしましょう。
また、ミヤコヒキガエルは「クックックッ」と鳴きます。
夜行性です。
性格は個体差がありますが、おとなしい性格をしています。
次は、ミヤコヒキガエルの生息地(分布)をお伝えします!
ミヤコヒキガエルの生息地(分布)はどこなの?天然記念物なの?宮古島や南大東島にいるの?
ミヤコヒキガエルは、宮古島諸島に生息しています。
低地の畑や草地でよく見かけられます。
また、ミヤコヒキガエルは天然記念物であるという文献はありませんでしたが、準絶滅危惧種に指定されています。
次に、ミヤコヒキガエルの大きさと寿命をお伝えします!
ミヤコヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ミヤコヒキガエルは最大12センチほどまで成長します。
オスよりもメスの方が大きく成長します。
寿命は10年ほどと言われています。
次は、ミヤコヒキガエルの捕獲(捕まえ方)の仕方をお伝えします!
ミヤコヒキガエルの捕獲(捕まえ方)の仕方は?
ミヤコヒキガエルは、宮古島市自然環境保全条例にて捕獲が禁止されています。
宮古島での捕獲はできないので、もし見かけても注意しましょう。
次に、ミヤコヒキガエルの飼育(飼い方)方法をお伝えします!
ミヤコヒキガエルの飼育(飼い方)方法は?冬眠するの?飼育環境(床材や温度や湿度)はどうする?水槽や飼育ケージの選び方も!
ミヤコヒキガエルはペットとして飼育できます。
ゲージはプラスチックケースでも可能です。
カエルは跳躍するので高さも横幅も必要です。
ゲージ内の温度は25〜30度、湿度60〜70%を保ちましょう。
蒸れに弱いので空気を循環させることが大切です。
必要であれば、扇風機や除湿機などを活用してください。
床材には黒土がオススメです。
2週間に1回程度交換しましょう。
水入れは体全部が入るほどの大きさを用意しましょう。
2日に1回は交換しましょう。
野生下ではミヤコヒキガエルは、冬眠します。
しかし、飼育下では環境次第で冬眠をさせない方が多いです。
次は、ミヤコヒキガエルの餌と量、与え方をお伝えします!
ミヤコヒキガエルの餌やりの量と頻度はどうする?どう餌やりすればいい?餌を食べないけど大丈夫?人工飼料はあげるの?
ミヤコヒキガエルは動物食で、昆虫や陸棲の貝類、ミミズなどを捕食しています。
飼育下では、コオロギなどの昆虫を主に与えましょう。
食べ過ぎだと栄養過多になり、消化器官にダメージを与えるようなので、食べつきがよくても3日に1回ほどにしましょう。
餌の食べつきが悪い場合は、いろいろな餌を与えてみたり、工夫してみてください。
次に、ミヤコヒキガエルの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
ミヤコヒキガエルの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ミヤコヒキガエル の性別の見分け方で、一番分かりやすいのは鳴き声です。
鳴き声はオスからのみ発せられ、メスは鳴きません。
また、背中にあるイボは、オスが小さく数も少ない一方で、メスは大きく数は多いです。
そのように見分けましょう。
次は、ミヤコヒキガエルがかかりうる病気や対策方法をお伝えします!
ミヤコヒキガエルがかかりうる病気は?カルシウム不足からくる病に注意!?脱皮するけど大丈夫?寄生虫の駆虫方法は?対策方法も!
ミヤコヒキガエルは様々な病気にかかりやすいと言われています。
最もポピュラーな病気はくる病です。
カルシウム不足により、骨が形成されない病気です。
脱水は、皮膚がいつも以上にカサカサしている場合は疑うと良いです。
餌を与えすぎると、消化不良や誤飲を引き起こします。
また、下痢やいつもと違う便が出ている時は、感染症を疑いましょう。
上記の場合は専門治療を必要とすることもあるので、早めに動物病院に向かいましょう。
次に、ミヤコヒキガエルの繁殖の時期や産卵の時期をお伝えします!
ミヤコヒキガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
ミヤコヒキガエルの繁殖時期は、9〜3月の間です。
繁殖の時期になると、カエルたちは水辺に集まってきます。
オスはメスの背後から脇を抱え、産卵を促します。
メスはゼリー上の紐に包まれた1万以上の卵を産み、オスはその卵に放精して受精させます。
次は、ミヤコヒキガエルのオタマジャクシの販売価格や値段をお伝えします!
ミヤコヒキガエルのオタマジャクシの販売価格や値段はどれくらいなの?どこで入荷されてる?通販でも売ってるの?
ミヤコヒキガエルはペットとして飼育されており、販売されています。
おたまじゃくしは1匹500円前後、成体は1000〜2000円ほどで取引されています。
ネットショッピングでも購入できるようなので、チャックしてみてください。
それでは最後に、ミヤコヒキガエルとアズマヒキガエルとの違いや見分け方をお伝えします!
ミヤコヒキガエルとアズマヒキガエルとの違いや見分け方は?
アズマヒキガエルは、両性綱無尾目ヒキガエル科の仲間です。
見た目は茶褐色と褐色の縞模様をしています。
北海道を除く東日本に広く分布しており、最大で16センチほどまで成長します。
繁殖期にはオスが「クックックッ」と鳴きます。
ミヤコヒキガエルとの大きな違いは、生息地と見た目のようですね。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ミヤコヒキガエルのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ミヤコヒキガエルのかわいい写真(画像)!鳴き声や色の特徴や性格は?なつくの?毒性はあるの?夜行性なの?
・足が短くぼてっとしている
・クックックッと鳴く
・幻覚作用のある毒を持っている
②ミヤコヒキガエルの生息地(分布)はどこなの?天然記念物なの?宮古島や南大東島にいるの?
・宮古島諸島に生息している
・準絶滅危惧種に指定されている
③ミヤコヒキガエルが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
・最大12センチまで成長する
・10年ほど生きる
④ミヤコヒキガエルの捕獲(捕まえ方)の仕方は?
・捕獲が禁止されている
⑤ミヤコヒキガエルの飼育(飼い方)方法は?冬眠するの?飼育環境(床材や温度や湿度)はどうする?水槽や飼育ケージの選び方も!
・床材や水はきちんと定期的に交換する
⑥ミヤコヒキガエルの餌やりの量と頻度はどうする?どう餌やりすればいい?餌を食べないけど大丈夫?人工飼料はあげるの?
・3日に1回、昆虫を与える
⑦ミヤコヒキガエルの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
・鳴き声はオスからのみ発せられる
・メスはイボが大きく、数が多い
⑧ミヤコヒキガエルがかかりうる病気は?カルシウム不足からくる病に注意!?脱皮するけど大丈夫?寄生虫の駆虫方法は?対策方法も!
・くる病や脱水などを起こしやすい
⑨ミヤコヒキガエルの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
・繁殖、産卵時期は9〜3月の間
⑩ミヤコヒキガエルのオタマジャクシの販売価格や値段はどれくらいなの?どこで入荷されてる?通販でも売ってるの?
・おたまじゃくしは500円前後、成体は1000円ほどで購入できる
⑪ミヤコヒキガエルとアズマヒキガエルとの違いや見分け方は?
・生息地と見た目が違う
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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