みなさんこんにちは。
本日は、ヒメウミガメの生態についてまとめていきたいと思います。
ヒメウミガメは、爬虫綱カメ目ウミガメ科ヒメウミガメ属に分類されるカメです。
学名は「Lepidochelys olivacea」といい、別名でオリーブヒメウミガメと呼ばれることもあります。
今回は、ヒメウミガメについてのポイント、
以上4個の点についてお伝えします。
それでは、ヒメウミガメの写真を見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
ヒメウミガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ヒメウミガメは、絶滅危惧種に指定されている貴重なウミガメの1種です。
卵や皮が利用されたり、漁の網に誤ってかかったりすることで生息数が減少。
その希少さから1975年にはワシントン条約附属書Ⅱに、1977年には附属書Ⅰに掲載されています。
ヒメウミガメは、「アリバダ」と呼ばれる集団での産卵が有名。
数千匹のカメが一斉に上陸して、2~3日間でほぼ同時に産卵を行います。
この数が他の捕食者を圧倒することによって身を守ると考えられています。
体や甲羅の色は、灰色から緑がかった褐色をしています。
その色味の美しさから別名オリーブヒメウミガメと呼ばれることもあります。
次に、ヒメウミガメの生息地はどこなのかをお伝えします。
ヒメウミガメの生息地はどこなの?
ヒメウミガメは、インド洋、大西洋、太平洋にかけて広く分布します。
外洋を好み、毎年数百キロから数千キロという長距離を移動。
雌については、1年に1度だけ産卵のために自分が産まれた海岸に戻ります。
この現象を「アリバダ」と言います。
主な産卵地にはインドやコスタリカ、メキシコなどがありますね。
残念ながら日本近海で見られることは非常に稀です。
日本に産卵のために上陸することはありません。
次は、ヒメウミガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長するのかをお伝えします。
ヒメウミガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ヒメウミガメは、雄よりも雌の方が大型で最大甲長50~70cmまで成長します。
ウミガメの中では小型の部類ですが、それでもかなりの大きさ。
とてもじゃないけど、飼育ケースで飼える大きさではありませんね。
背甲は大きく盛り上がり、円形に近いという特徴があります。
背甲中央の椎甲板が5枚以上で、背甲両側の肋甲板が片側5~9枚。
個体による変異が多く、左右非対称となる場合も多いです。
ヒメウミガメの寿命は50年程度。
生きている間に、きっと地球を何周もするのでしょう。
それでは最後に、ヒメウミガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつなのかをお伝えします。
ヒメウミガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
ヒメウミガメは、6~12月に産卵を行います。
通常は、風や潮の流れをうまく利用して、自分が産まれた海岸にたどり着いて産卵を行います。
1回の産卵で産まれる卵の数は、約100個。
1年に最高で3回産卵する個体もいます。
「アリバダ」の際は、狭い海岸の範囲に多くのヒメウミガメが集まって産卵します。
そのため、産卵のために砂浜を掘り返すと、別の卵が既に埋めてあったということも。
孵化して子ガメの多くは、鳥やカニ、その他の動物に食べられてしまいます。
たくさんの子ガメがほぼ同時に孵化するのですが、海にたどり着く子ガメはごくわずかなのです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ヒメウミガメのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは4個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヒメウミガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
ヒメウミガメは、絶滅危惧種に指定されている貴重なウミガメの1種です。
卵や皮が利用されたり、漁の網に誤ってかかったりすることで生息数が減少。
その希少さから1975年にはワシントン条約附属書Ⅱに、1977年には附属書Ⅰに掲載されています。
②ヒメウミガメの生息地はどこなの?
ヒメウミガメは、インド洋、大西洋、太平洋にかけて広く分布します。
外洋を好み、毎年数百キロから数千キロという長距離を移動。
雌については、1年に1度だけ産卵のために自分が産まれた海岸に戻ります。
この現象を「アリバダ」と言います。
主な産卵地にはインドやコスタリカ、メキシコなどがありますね。
③ヒメウミガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
ヒメウミガメは、雄よりも雌の方が大型で最大甲長50~70cmまで成長します。
ウミガメの中では小型の部類ですが、それでもかなりの大きさ。
とてもじゃないけど、飼育ケースで飼える大きさではありませんね。
④ヒメウミガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
ヒメウミガメは、6~12月に産卵を行います。
通常は、風や潮の流れをうまく利用して、自分が産まれた海岸にたどり着いて産卵を行います。
1回の産卵で産まれる卵の数は、約100個。1年に最高で3回産卵する個体もいます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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