みなさんこんにちは。
本日は、インドホシガメの生態についてまとめていきたいと思います。
英名が「Geochelone elegans」。「優雅なるリクガメ」という意味の名前です。
今回はインドホシガメについてのポイント、
以上8つの点についてお伝えします。
では「優雅」と噂の、実際のインドホシガメの姿から見てみましょう!
目次(クリックで飛べます)
インドホシガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
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美しい…!
放射線状に広がる、黒地に薄黄色の星々が特徴的なこの種。
正に「ホシガメ」と言うべき姿です!
貴婦人のドレスのような柄は、確かに「エレガンス」。
英名も日本名も、つくべくしてついた名前ですね。
ホシガメにはいくつか種類がありますが、このインドホシガメはホシガメの中で最もポピュラーと
言っても過言ではなく、一時期はかなり店頭に並んでいたこともあったとか。
さて、画像は手のひらに乗るサイズですが、大きくなるとどれくらいになるのでしょうか?
次は、インドホシガメの最大のサイズと寿命についてお伝えします。
インドホシガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
陸で過ごすカメは、小さい頃はこじんまりしても、長じてビッグになってくるもの。
流石に「ゾウガメ」のようにならないとは言え、インドホシガメも最大38㎝。
両手にあまるサイズになってきます。
とはいっても飼育が容易ではないリクガメ。
大切に飼っていても、通常は30㎝を超えることはそうそうありません。
あくまでミニサイズでいて欲しいという方は、一回り小さいとされるオスを飼うことをおすすめします。
ちなみに寿命はどちらも40~50年程とされています。
ほぼ半世紀の時間を一緒に過ごせるというわけです。
やや神経質ではありますが、穏やかな性格ですので、寄り添うにはぴったりですね。
しかし飼育環境で大きさに如実に違いが出るとは、中々一筋縄ではいかない生き物ですね。
次に、インドホシガメの飼育方法についてお伝えします。
インドホシガメの飼育は難しいの?飼育環境はどうする?
爬虫類の飼育環境づくりで重要な二つのポイント。
それが「温度」と「紫外線」です。
どちらかが欠けても命に直結する大問題を引き起こすだけに、おろそかにできません。
これは「バスキングライト」「UVライト」を用意すればOKですが、費用も馬鹿になりません。
またそれを年中つけられるような環境・経済状況かもよく考えなくてはいけません。
またこのようなエキゾチックペットは、対応してくれる病院が少なく、緊急時に利用が難しい
場合が多々あります。
インドホシガメのみならず、爬虫類の飼育が難しいのはこういった費用や手間がかかるためです。
特にインドホシガメは環境の変化に弱いので、初心者向けではありません。
それでもインドホシガメが飼いたいし、それだけの蓄えと覚悟はあるという方は
次にインドホシガメの飼育方法についてお伝えしますので、是非しっかり予習してください。
インドホシガメの飼育(飼い方)方法は?温度や湿度、ゲージの選び方も!
一般的に「カメ」といって想像するクサガメやミシシッピアカミミガメも大体彼らと同じくらいのサイズ感です。
なのでそこまで広々としたスペースは必要ありません。
ですが機材(特にライト系!)を設置できる高さ、頑丈さは必要です。
あまりに近すぎるとカメが接触して火傷しかねません。
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温度は28~32度、ホットスポットは40度程。
湿度は40~60度を保ちましょう。夏の蒸し暑い季節を再現する感じです。
乾季・雨季がしっかり分かれているインド出身のカメなので、メリハリある環境作りが大切です。
またリクガメと言えど水がいらないわけではなく、特に本種は「水浴び」しますので溺れない程度のトレイを用意してあげましょう。
その他隠れ家になる煉瓦やハウスを用意してあげます。
さて、店頭に並ぶインドホシガメは幼体が基本です。
次は、インドホシガメの子どもの育て方についてお伝えします。
インドホシガメが赤ちゃん(子供)のときはどう育てればいいの?
生き物は子どもの頃こそ、何かと体調を崩しやすいもの。
温度湿度をしっかり保つのは言うまでもありません。
エサもビタミン剤を添加するなどして、成体よりも注意します。
また個体によっては最初から弱っているものもいますので、できるだけ丈夫な個体を
しっかり選んで購入することが肝要です。
とてもかわいいのですが「ピンポンサイズ」と呼ばれるあまりに小さいものを選ぶと
早死にの危険性があります。
甲長10㎝以下の個体は、購入を見送りましょう。
次はインドホシガメのエサについてお伝えします。
インドホシガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
インドホシガメの食性は、植物性に偏った雑食。
葉っぱや柔らかい木の葉、果実、花。現地では畑を荒らす害獣扱いされることも…。
その他動物の死骸や、糞を食すなど、「掃除屋」の一面もあるようです。
飼育下では市販のカメ用フードの他、新鮮なレタスなどの野菜を与えるといいでしょう。
しなびたものでなく、必ずしゃきっとしたものを毎日取り換えます。
さて、インドホシガメは、ペット用に乱獲されたこともあり、野生の個体を輸入することは難しくなっています。
そうなると国内での繁殖が気になりますね。
次は、インドホシガメの繁殖についてお伝えします。
インドホシガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
オスは6~8年、メスはやや長く7~12年程で繁殖できるようになります。
やや乱暴にメスに迫るリクガメもいる中で、インドホシガメは割と穏やかな方ですが
オスがメスを情熱的に追い掛け回すのは変わりないようです。
インドでは雨季(6~11月)に産卵し、一斉に孵化するようなので、飼育下では
湿度管理があるいは決め手になるでしょう。
年に多くて4回程産卵するそうです。
次に、インドホシガメの相場についてお伝えします。
インドホシガメの販売価格や値段はどれくらいなの?値段が高騰しているの?
ペット用に乱獲があったことから、現在野生個体の流通は制限がかかっています。
繁殖された個体の中で選びましょう。
平均して2万円前後になります。大きさや柄の美しさによって左右されるようです。
また個体管理のためにマイクロチップを入れることが義務付けられてきたため
その分の料金もかかるでしょう。
星の模様の美しいインドホシガメ。魅力がたっぷりですね。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
インドホシガメのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①インドホシガメの写真(画像)!特徴や性格は?なつくの?
優雅と名がつくほど、美しい星柄をしています。
性格は割と大人しいほうです。
②インドホシガメが成体になると最大でどれくらいの大きさに成長する?寿命は?
大きくて40㎝近くになりますが、飼育下では30㎝前後です。
寿命は50年と、かなりの長生きです。
③インドホシガメの飼育は難しいの?飼育環境はどうする?
初心者向けではありません。
環境作りにかなりの金額や手間を要します。
④インドホシガメの飼育(飼い方)方法は?温度や湿度、ゲージの選び方も!
いくつかの機材を取り付けられる、頑丈で広々としたケージが必要です。
当然室内飼育になるでしょう。
⑤インドホシガメが赤ちゃん(子供)のときはどう育てればいいの?
温度・湿度に特に気をつけ、弱ることのないようにします。
また最初から病弱な個体は避けます。
⑥インドホシガメの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?
カメ用のフードと、新鮮な野菜や果物を与えます。
地面に置いてもよいですが、食べ終わったらすぐ撤去しましょう。
⑦インドホシガメの繁殖の時期や産卵の時期はいつ?
インドでは6~11月の雨季に繁殖・産卵・孵化します。
飼育下では湿度管理が重要になるでしょう。
⑧インドホシガメの販売価格や値段はどれくらいなの?値段が高騰しているの?
繁殖個体が2万前後で販売されています。
マイクロチップなど必要経費がかかります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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